花粉症対策におすすめのロボット掃除機!毎日こつこつ掃除してこそ鼻炎解消に効果的!

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「掃除は面倒くさい!」

そんな当たり前の想いが6000万人を超えている現代の日本。
と言うのも、季節花粉やハウスダスト(ダニの死骸やホコリ)によるアレルギー性鼻炎に悩まされている人が6000万人以上いて、その原因はズバリ『掃除の頻度』だからです。

鼻炎を解消するためには、最低でも週2回床や布団を掃除しなければなりません。
「掃除は面倒くさい!」
「週2回なんてムリ!」
なんてムリを簡単に達成する手段がありますので、紹介させていただきます。

週7回の掃除を簡単に達成する方法

お金を掛けても良いなら『ロボット掃除機』が救世主!

ここがポイント!
☆アレル物質が1番多く蓄積する床やカーペットを毎日こつこつキレイにしてくれる!
☆特別な機種でなくても、一般的な掃除機を週2回かけるに匹敵するゴミ収集量!
☆室内のアレル物質量を一定に抑えるので、実際には週2回の掃除機がけよりも『症状』が出にくい!

『症状』について補足すると、アレルギー性鼻炎は体内に取り込んでしまったアレル物質が一定量を超えると症状が表面化します。

つまり、

室内に存在するアレル物質の量
平均すると掃除をした日翌日翌々日
一般的な掃除機(週2回)少ない極めて少ない少ない少し多い
ロボット掃除機少ない少ない少ない少ない

毎週2回も部屋を掃除機でキレイにしても、2日後にはアレル物質が多くなってしまうので、『体内のアレル物質が一定量を超えると症状が表面化する鼻炎』と相性が良くありません。

もちろん週2回の掃除でも大きく症状を緩和できますが、どれだけアレル物質を減らせば解消されるかは個人差があるため、週3回以上の掃除機掛けが必要なことも。

毎日こつこつ掃除してアレル物質を一定以下に抑えてくれる『ロボット掃除機』鼻炎対策には効果的であり、お金を掛けても良いのであれば真っ先におすすめしたい対策手段です。

お金を掛けずに達成するなら床をフローリングだけにする

  • 実は、カーペットやラグこそがアレル物質の最大の貯蔵庫
  • フローリングに戻せば貯蔵庫をなくせるだけでなく、面倒な掃除機をかけなくてもクイックルワイパーでサッとキレイにできる(ウェットシートを使えばダイソンよりも強力!)

くつろげる空間作りやインテリアの1つとしてカーペットやラグを敷くことが非常に多く、一見するとホコリが目立たないので清潔感も出ますが、見えないだけで花粉もホコリもダニの死骸もどんどん奥に貯まっていきます。

貯まったまま出てこないならアレルギー症状を起こしませんが、歩いて踏めば出てきます。さらには空気清浄機が起こす風でも出てきます(空気清浄機の欠点は後述)。

対策は『撤去』するか、ロボット掃除機や一般的な掃除機で『吸引』して原因を根本からなくすことだけ。

なお、掃除の味方『コロコロ』を使っての掃除は表面を凄まじくキレイにするだけで、奥に貯まったアレル物質を取り除く効果は一切ありません。

花粉症で多くの人が勘違いしていること

  • 花粉症はあくまでもアレルギー性鼻炎の1つに過ぎないので、ホコリやダニの対策をしないと症状の緩和は難しい
  • 花粉量が圧倒的に多い春(スギ・ヒノキ)だけでなく、夏(イネ科)や秋(ブタクサ)でも症状が収まらない場合は、花粉でなくダニの死骸が原因である可能性が高い
知りたくないダニの繁殖期
ダニの繁殖ほぼゼロ増大ほぼゼロ
ダニの死骸少ないまだ少ない増大

ダニの繁殖と死骸の数は⇧のようにワンテンポ遅れて増減します。
その増減に花粉の飛散量を加味すると、⇩のようになります。

アレル物質の最盛期
花粉ほぼゼロ増大少し増
ダニの死骸少ないまだ少ない増大
合計少ないかなり多い多いかなり多い

室内の掃除をこまめにしている場合は、春以外に症状が出るケースは非常に珍しい。
そんな『過去』がありました。

  1. 現代は掃除に回す時間が圧倒的に不足している(YouTubeなどの娯楽に溢れている)
  2. 現代は掃除を担当する主婦文化が大きく後退している(共働きが主流)
  3. 空気清浄機は鼻炎対策に逆効果(床掃除が必須)
  4. ハンディモップは『ハタキ』の進化系であり、掃除機の代わりではない(床掃除が必須

1と2は諦めるしかありません。

だからこそ、3と4で「え?」と思った方は意識的に改善する必要があります。

空気清浄機の本当の効果

例えば⇧の空気清浄機は、英国アレルギー協会の「花粉低減製品」の認定を受けています。Amazonでも売れ筋ランキングNo.1(2023/3/20時点)で大人気。『空気中』に浮遊する花粉やハウスダストを減らす効果は確かにあります

ですが、あくまでも効果を発揮するのは『空気中』だけです。

  • 花粉やハウスダストの住処は空気中でなく、床の上やカーペットの中が本拠地(圧倒的)
  • 床やカーペットではアレル物質(ほこり)が日々発生していき、空気清浄機が吸い込むペースでは全く追い付かない
  • 空気清浄機は部屋の空気を循環させてアレル物質を吸い込むが、吸い込む量より舞い上げてしまう量の方が多い(逆効果)

 

要するに、空気清浄機は床やカーペットに花粉がない状態で使うのであれば完璧なまでに空気を綺麗にしてくれますが、そんな状態は製品検査の実験室内だけです。

現実には床などに花粉が溜まっている状態で使い始めることになり、空気清浄機だけで花粉症を解消することはまず不可能です。

空気清浄機についてさらに詳しく知りたい方は、⇧の記事で紹介しているので参考にしてください。

ハンディモップの本当の役割

ハンディモップはホコリをごっそり取れる素晴らしいお掃除アイテム⇧ですが、あくまでも⇩『ハタキ』の進化系です。

  • 昔は『ハタキ』でホコリを床に落として、ホウキで外に掃き出したり掃除機で吸い取ったりしていた
  • ハンディモップはホコリを吸着できる量に限界があり、1週間に1度くらいの掃除では吸着と同時に床に相当量を落としている

つまり、ハンディモップは単独で使う掃除道具ではなく、ハンディモップ』→『床を掃除機掛け』してこそ部屋をキレイにできます。

一人暮らしでハンディモップを買っても掃除機を買わない人が増えていますが、ハンディモップの吸着量だけで日々増えていくアレル物質を除去するのは現実的ではありません。

つまるところ、床やカーペットをキレイにするしかない

生活空間の中で最大のスペースを占めるのはであり、浮遊するアレル物質が最後に行き着く場所もです。そこを叩くことが間違いなく最大効率です。

床をキレイにすれば空気清浄機も効果を発揮するので(特に加湿の恩恵が大きい)、最初の話に戻りますが『ロボット掃除機』の導入を強くおすすめいたします。

1人暮らし用のロボット掃除機

パナソニックの『ルーロ ミニ』

ここがポイント!
☆40%小型化されて小回りが利く1人暮らし向けモデル!
☆音を抑えるモード付きで、壁が薄い部屋でも使いやすい!(ペットも安心)
☆落下防止、衝突防止機能もあり、お任せで家中キレイ!

Amazonで35920円(2023/3/21時点)で販売されているパナソニックの人気モデル。
形がかわいい▽型で、部屋の隅までブラシを伸ばしてキレイにしてくれます。
フロア面積が20畳までであれば、これ1台でフローリングもカーペットもキレイにして鼻炎の緩和に役立ちます。

Ankerの『ユーフィ』

ここがポイント!
☆モバイルバッテリーなどで有名なAnker製の低価格モデル!
☆大容量バッテリー搭載で、広い間取りもキレイに!(最大100分稼働)
☆保証も18か月+無料会員登録で6か月=最大24か月!

Amazonで19990円(2023/3/21時点)で販売されており、初めてのロボット掃除機として人気が高いモデルです。
スマホのアプリで掃除のスケジュール管理ができるので、仕事などの外出中に部屋を綺麗にしておける優れモノ。価格が安くてもAnkerというメーカーと18か月以上の保証の長さのおかげで品質の良さに期待できます。コスパ◎。

広い間取り用のロボット掃除機

『自動充電』機能付き

ここがポイント!
☆ロボット掃除機と言えば『ルンバ』!世界シェアNo.1の実績と圧倒的な信頼性!
☆バッテリーが少なくなると自分で充電スタンドに接続!
☆吸引力10倍!(ルンバ600シリーズと比較して)

ロボット掃除機はただでさえ掃除の手間を減らしてくれますが、自動充電システムがあると手間なしでもう本当に楽!自分の代わりに毎日毎日たくさん働いてくれる!

高性能なのに35400円で手に入るので(Amazonにて。2023/4/12時点)、新生活を始める人にぜひおすすめの機種となってきます。

『自動ゴミ捨て』機能付き

ここがポイント!
☆最大1年間ゴミ捨てが不要な、ゴミ収集ステーション付属モデル!
☆充電も自動!
☆吸引力10倍!(ルンバ600シリーズと比較して)

ゴミ捨ても充電も自動という恐ろしいまでに便利なロボット。
手間の掛からなさではNo.1。価格は89800円(2023/3/21Amazon)しますが、掃除の手間と時間を節約できるメリットの方が大きくておすすめです。まさにお掃除革命。

『自動水拭き』機能付き

ここがポイント!
☆『吸引』に加えて『水拭き』も実施し、吸い残したわずかなアレル物質をまとめてキレイに!
☆部屋の間取りを覚えて効率的に掃除!
☆落としたイヤホンや電源ケーブルを回避するセンサー付き!
☆大きなタイヤで段差もらくらく!

もちろん自動充電や自動ゴミ捨て機能も付いているので、手間なしに加えて最高にクリーンな室内環境を整えることができます。
特に水拭きは微細な花粉やハウスダストをしっかり取り除いてくれるので、花粉症対策の観点からするともっとも効果を発揮するモデルとなります。

布団や毛布をキレイにする方法

鼻炎の解消には床だけでなく布団や毛布もキレイにする必要がありますが、自動でキレイにしてくれる機械は残念ながらまだ製品化されていません。
その代わり、手動であれば極限までアレル物質を取り除ける製品はあります。

⇧ダイソンの布団専用アタッチメントが付属するモデル。
ダイソンの圧倒的な吸引力で、花粉はもちろん、ダニが生きていようが死んでいようが根こそぎ吸い込みます。重くて音もうるさいですが、吸引力に全振りのダイソンだからこそもっとも鼻炎の解消に役立ちます。

なお、ロボット掃除機にもダイソン製がありますが、ロボット掃除機は毎日こつこつ部屋をキレイにしてくれるので1度に全てを吸い取るパワーは必要ありません。価格と音の大きさの問題から、ロボット掃除機はアイロボット製の方がおすすめです。

家の外で花粉症対策するには?

家の外でしっかりと効果が期待できるのは、残念ながらマスクくらいです(⇧は個人的に使用しているもの。60枚で1280円)。

  • 花粉症対策用眼鏡→目のかゆみには効果があるが、体内に取り込む量を減らす効果はない
  • イオンの力でブロック→体内に取り込む量を1%でも減らせる製品があれば教えて欲しい
  • 職場用の小型空気清浄機→出てくる空気はキレイだが、酸素マスクのように密閉されていない空間で吸う空気は周囲の空気と一瞬で混ざりあう。息苦しいほどに直接風が当たるならキレイな空気を吸えている証拠ではある。

現代の技術や社会環境では自宅以外での対策は非常に難しいです。

だからこそ、自宅でできる対策を全力で取り組む必要があります。

ロボット掃除機を導入すると、掃除機の経路を確保するためにモノを片付ける習慣が付いて、部屋をよりキレイに保てる思わぬ効果もあるので、ぜひ導入を検討してみてください。価格以上の価値がきっとあると思います。

鼻炎対策のQ&A

布団を干すのは本当に効果がある?
鼻炎対策においてはほとんど効果がありません。
ダニ→生地の奥に逃げ込むので、太陽の光で殺傷できません。
ダニの死骸→叩けばある程度落とせますが、干しただけでは残ったままです。
花粉→増えます。
PM2.5など→増えます。

丸洗いしてから干すのであれば効果がありますが、それも丸洗いしてダニを殺傷し、死骸を洗い流せているからです。干すこと自体に効果はほとんどありません。

敷布団とベッドのどちらかがダニが少ない?
ベッドの方が少ない傾向にあります。
床との接触面が脚に限られるベッドはダニの侵入経路も限られます。
床の掃除もベッドの方が容易であり(敷布団も畳めば可能)、通気性も良いことから布団(マットレス)の保湿水分量が減り、ダニの繁殖度合いも比較すると小さくなります。

ホコリって毎日毎日どこから入ってくるの?
実は外から入ってきている量はそれほど多くありません。
1.玄関のドアやベランダの窓にはわずかなすき間があるので、流入する量は確かにある
2.床も壁も天井も家具も人も、目には見えないレベルで毎日少しずつ風化していきます(人は新たな細胞が作られるが、髪の毛が落ちる程度には細胞を落としていく)。
3.最大の原因は、目に見えるレベルになってから掃除すること=目に見えるホコリを取り除いても、すでに大量のホコリが顔を出す準備をしているせいで毎日毎日ホコリが入ってきているように感じる。

要するに、住み始めたその日から掃除しないと後手後手。置いた家具の分だけホコリの量は増えていくので、初日からしっかり掃除するか、ロボット掃除機などを駆使して毎日掃除しましょう。

病院に行って薬をもらっても治せない?
薬を飲めば症状を緩和できます。すぐ緩和できます。
ですが、アレル物質を体内に取り込んでも症状がでない許容量を増やす『治療』行為ではないので、根本的な解決にはなりません。
そもそもアレルギー反応は人がもつ防衛本能の1種なので、許容量を増やす行為は『治療』でなく改造にも等しい『適応』です。適応するにはものすごく時間がかかります。

だからこそ許容量を増やすではなく、『掃除』してアレル物質を取り込む量を減らすことが大事だと私は思います。

気軽なご相談はこちらから!

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