鼻炎対策でおすすめのコードレス掃除機とは? 買ってはいけないモデルやデメリットはある?

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どんなに安いコードレス掃除機でも、掃除機をかける行為自体が鼻炎対策の1つなので、買って使うこと自体がデメリットになるモデルは1つもありません。

ただし、激安コードレスでは掃除できない『場所』があるので、その場所と対策をいくつか紹介させていただきます。

激安以外のコードレスについても「1~2万円」「3万円以上」「ダイソン」と価格帯に合わせて鼻炎対策の効果のほどをお話いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

激安コードレス(数千円)の鼻炎対策レベル

掃除頻度フローリングカーペット毛布布団
毎日サッと×
週2回ゴシゴシ×
週1回ゴシゴシ×
月1回ゴシゴシ××××
  • 毎日掃除するなら激安でも十分アレル物質を除去できる
  • 週1~2回の掃除でも、同じ場所を何往復もするのであればある程度キレイにできる
  • ただし、2cm以上の厚みのある布団はどうあがいてもキレイにできない

布団は鼻や口との距離が近くてアレル物質を吸い込みやすい上に、毎日何時間も過ごすことになります。

「布団をキレイにする」=「鼻炎対策において最大の効果」を発揮することになるので、別の手段での対策が必須です。

布団をキレイにする方法
選択肢効果※注意事項
丸洗い洗える洗濯機はごくわずか/手洗いは重労働
クリーニング専門店もコインランドリーもお金がかかる
干して強く叩く強く叩けば減らせるが、花粉などの付着が少し増える
布団用クリーナー表面をキレイにするだけで中にあるダニの死骸は吸引×
3万円台のコードレス週1回以上丁寧にかければある程度吸引できる
布団用ダイソンダニが生きていようが死んでいようが吸引

布団をキレイにするために3万円台のコードレスを買っては本末転倒なので、激安コードレスを使う場合にはお金をかけずに手間をかけて「丸洗い」するか、手間をかけずお金をかけて「布団用ダイソン」を使うかのどちらかがほぼ必須です。

結局のところ、激安コードレスは単独で鼻炎対策ができる白物ではありません。

どうしても1つで全てを済ませたい場合には、3万円以上のモデル選びが必須になります。

1~2万円のコードレスの鼻炎対策レベル

掃除頻度フローリングカーペット毛布布団
毎日サッと×
週2回サッと×
週1回ゴシゴシ×
月1回ゴシゴシ××××

※数千円のコードレスよりパワー・稼働時間・集積ゴミ容量などが増えるものの、布団には歯が立ちません(月1掃除は鼻炎対策としては掃除機の性能に関わらず×)

1~2万円コードレスのメリットは、週2回の頻度でも「ゴシゴシ」せず「サッと」で済む『時短』効果

布団については丸洗いしたり専用ダイソンを導入する必要性がどうしてもでてきます。

3万円以上のコードレスの鼻炎対策レベル

掃除頻度フローリングカーペット毛布布団
毎日サッと
週2回サッと
週1回ゴシゴシ
月1回ゴシゴシ××××

3万円以上のコードレスであれば、単独で布団まで含めてキレイにすることができます。

このレベルのコードレスは「ダイソン」とよく比較されますが、違いは「一度に全てを吸い取るパワー」があるかないかです。

毎日掃除するなら極端なパワーは必要なく、反対に『掃除の頻度』を減らしたり『雑にかけてもキレイ』にしたいのであればダイソンならそれが叶います(ただし高い)。

費用対効果としては3万円台のコードレスがもっとも優れていると言えるかもしれません。

ダイソンの鼻炎対策レベル

掃除頻度フローリングカーペット毛布布団
毎日サッと
週2回サッと
週1回サッと
月1回ゴシゴシ××××

ダイソンは「高い」「重い」「うるさい」の三重苦である代わりに、掃除を週1回まで減らしてもサッとかけるだけで全てキレイにできます。

その凄まじい吸引力でダニが生きていようが死んでいようが取り除くことができるので、ダニが増える梅雨~夏も快適に過ごすことができます。もしも1週間以上掃除をサボってダニに刺されて赤く腫れてしまっても、ダイソンを掛ければすぐに刺されなくなります。

ただし、「重い」「うるさい」は掃除の時間だけなので耐えられるとしても、「高い」は本当に高い。

それだけの価値があると思いますが、出費を抑えたい場合にはフロア掃除は『安いコードレス』で、布団だけ『布団専用のダイソン』にするという手もあります。置き場所が増えてはしまいますが、バッテリーの消耗を分散できるメリットもあるので、選択肢としては十分検討の余地があると思います。

なお、「掃除頻度を週1よりサボりたい!」「でも鼻炎対策もしたい!」という欲張りさんには『ロボット掃除機』の導入もおすすめです。

週7回の掃除をお任せで達成できる『ロボット掃除機』

ここがポイント!
☆アレル物質が1番多く蓄積する床やカーペットを毎日こつこつキレイにしてくれる!
☆特別な機種でなくても、一般的な掃除機を週2回かけるに匹敵するゴミ収集量!
☆室内のアレル物質量を一定に抑えるので、実際には週2回の掃除機がけよりも『症状』が出にくい!

『症状』について補足すると、アレルギー性鼻炎は体内に取り込んでしまったアレル物質が一定量を超えると症状が表面化します。

室内に存在するアレル物質の量
平均すると掃除をした日翌日翌々日
一般的な掃除機(週2回)少ない極めて少ない少ない少し多い
ロボット掃除機少ない少ない少ない少ない

毎週2回も部屋を掃除機でキレイにしても、2日後にはアレル物質が多くなってしまうので、『体内のアレル物質が一定量を超えると症状が表面化する鼻炎』と実は相性が良くありません。

本気で対策するなら、本当は毎日の掃除が必須であり、でも時間も手間もかかります。だからこそ、毎日こつこつ掃除してアレル物質を一定以下に抑えてくれる『ロボット掃除機』鼻炎対策には効果的であり、お金を掛けても良いのであれば真っ先におすすめしたい対策手段です。

※ただし、フロア掃除しかできないので、毛布や布団は自分でキレイにする必要があります。

単独で済ませる場合と、組み合わせる場合のおすすめ

単独で済ませたい人のコードレス

愛知県に本社を置くマキタ製

ここがポイント!
☆仕事率60W相当のハイパワーでフロアも寝具もキレイに掃除!
☆標準モードで約50分、パワフルモードでも約15分使える大容量バッテリー!
☆マキタ製の最上位モデルで、耐久力も従来比で2倍以上!

重さが1.5kg(パイプやヘッド含めると2.0kg超)ありますが、それだけハイパワーのモーターや大容量のバッテリーを搭載しています。

ただし、紙パック式なので良し悪しの判断が分かれます。
メリットは「内部フィルターにゴミが溜まりにくく、メンテナンスがほぼ不要」「構造がシンプルなので吸引力のわりに価格を抑えられる」。
デメリットは「紙パックを付け替える手間がある」「紙パックを付け替えないままでいると吸引力が落ちる」。

とは言え紙パックを付け替える手間さえ乗り越えればコスパ良く鼻炎対策ができるので、単品で対策したい方にとてもおすすめのコードレスとなっています。

軽量化されていない分、実は低価格で手に入るダイソン

ここがポイント!
☆あのダイソンが3万円台で手に入る!
☆ヘッドが2種類付属するので、フロア用とハンディ用で使い分けられる!
☆サイクロン式なので紙パックの付け替える不要!

ただし、重い。本体だけで2.61kgあります。パイプなど含めると3kg超え。フロアの広さによっては腕がかなり疲れます。同じ日に布団もキレイにするとなると、1部屋+布団だけでも確実に疲れます(女性の場合)。

その代わり、吸引力は最強。ダイソン以上のコードレスはありません。これを使っても鼻炎が解消されないのであれば、用いる機械以外に原因があると断言できるレベルです。

「高い」「重い」「うるさい」のうち「高い」は解消されているモデルなので、とてもとてもおすすめです。

激安コードレス+布団用ダイソン

数千円の激安でもマキタ製なら安心できます。稼働時間が約20分で通常運転モードのみですが、吸引力が必要な布団はダイソンで対応するのであれば問題ありません。

⇩一般的なダイソンと吸引力自体は同じですが、布団専用のアタッチメントが付属するモデル。代わりにフロア掃除用のロングスティックは付属していないので、あくまでも布団などをキレイにするハンディタイプとして使うことになります。

1~2万円台のコードレス+布団用ダイソン

1万円台前半で買えるアイリスオーヤマ製。サイクロンタイプ。本体+パイプやヘッドを加えても1.5kgなのでとても軽い。⇧のマキタ製より約300gの軽量化にコストをかけているので、吸引力は変わらず。


⇩1万円でもしっかり吸引力が上がる日立製。これまで紹介したモデルと比べて重心が床に近くなるため、前にスイスイ進む。代わりに小回りを利かせる時は腕の力が少し必要。大きなフロアほど重心の低さを活かしやすい。

⇧小回りが利いて軽量でパワフルと、いいとこどりのシャープ製。さすがに2万円台はレベルが違います。自立スタンドが付属するので、サッと使い時に便利。

とは言え布団の中のアレル物質を吸引できるほどのパワーはないので、あくまでもフロア用です。布団専用ダイソン⇩との組み合わせがおすすめです。

ロボット掃除機+布団用ダイソン

1人暮らし用のパナソニックの『ルーロ ミニ』

ここがポイント!
☆40%小型化されて小回りが利く1人暮らし向けモデル!
☆音を抑えるモード付きで、壁が薄い部屋でも使いやすい!(ペットも安心)
☆落下防止、衝突防止機能もあり、お任せで家中キレイ!

Amazonで36000円(2023/3/30時点)で販売されているパナソニックの人気モデル。
形がかわいい▽型で、部屋の隅までブラシを伸ばしてキレイにしてくれます。
フロア面積が20畳までであれば、これ1台でフローリングもカーペットもキレイにして鼻炎の緩和に役立ちます。

広い間取り用の自動充電『ルンバ』

ここがポイント!
☆ロボット掃除機と言えば『ルンバ』!世界シェアNo.1の実績と圧倒的な信頼性!
☆バッテリーが少なくなると自分で充電スタンドに接続!
☆吸引力10倍!(ルンバ600シリーズと比較して)

ロボット掃除機はただでさえ掃除の手間を減らしてくれますが、自動充電システムがあると手間なしでもう本当に楽!自分の代わりに毎日毎日たくさん働いてくれる!
2023/4/3までは10000円OFFの29800円でセール中(Amazon)なので、新生活を始める人にぜひおすすめの機種となってきます。

⇩の布団専用ダイソンも忘れずに。

『自動ゴミ捨て』機能や『自動水拭き』機能付きモデル

ロボット掃除機には自動でゴミを捨ててくれたり、自動でフローリングを水拭きしてアレル物質を完璧なまでに除去してくれるモデルがあります。

詳しく知りたい方は⇩記事で紹介しているので、参考にしてみてください。

まとめと『注意』

鼻炎対策には「布団」や「フロア」をこまめにキレイにすることが重要です。

掃除の頻度を減らしたい場合には、より吸引力のあるコードレスやロボット掃除機の導入がおすすめです。

なお、鼻炎の人はよく『空気清浄機』を導入しますが、逆効果なので注意してください(加湿機能は推奨)。⇩記事で紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。

気軽なご相談はこちらから!

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