テレビメーカーおすすめランキング!買ってはいけない液晶や有機ELもまとめて紹介!

大手国内メーカーもマイナーメーカーも海外メーカーも、全部まとめてランキング形式でおすすめテレビメーカーを紹介します!

メーカーの違いが分からなかったり、ランキング情報がなくて困っていたりした方はぜひ参考にしてみてください!

テレビメーカーのおすすめランキング!

『買う側が本当に求めている要素』のみでテレビメーカーを比較し、おすすめランキングとして紹介いたします!

要素は次の4つ!
『コスパ』→最重要。画質も音質も見やすさも、お買い得でなければ意味がない。
『個性』→そのメーカーを買う意味。とても大事。
『操作性』→比べなければ分からない要素だが、間違いなくレスポンスが速い方が良い。
『サポート』→故障が少ないテレビでは重要性は低いが、メーカーの信頼性を高める要素。

詳細はメーカー別に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

メーカーコスパ個性操作性サポート
第1位東芝
第2位ハイセンス×
第3位ソニー×
4位TCL×
5位LG
6位シャープ
7位パナソニック×
8位オリオン
9位RCA×
10位アイリスオーヤマ××
11位マクスゼン×××

第1位は東芝! 理由はズバリ、『圧倒的なコスパの良さ』です。
第2位はハイセンス。同じく『抜群のコスパ』がその理由。
第3位はソニー。コスパはハッキリ言って最悪ですが、『個性』『操作性』『サポート』が抜群です。

ただし、テレビはサイズやグレードによって評価が大きく異なるため、メーカーごとにもう少し分かりやすく紹介させていただきます。

第1位 東芝レグザの強み

東芝レグザコスパ操作性
価格画質音質視野角地デジネット動画
液晶:低価格40インチ以下
液晶:低価格43インチ以上
液晶:高価格43インチ以上
有機EL

『価格』→どのグレードも国内メーカーでは間違いなく最安クラス。
『画質』→価格が安いのに少しも劣らない。他メーカーの下位クラスを買う金額で東芝なら1つ上のグレードにできるため、結果的に他社を上回る。

『音質』→低価格モデルでは低音が物足りないが、声はしっかり聞こえる。
『視野角』→どのモデルも正面は見やすい。液晶でグレードが上がると斜めから見ても色落ちしないADSパネルを搭載。

『地デジの操作性』→チャンネル切り替えは遅くも速くもない。快適性は普通。
『ネット動画の操作性』→iPhoneなどと比べると若干遅く感じる。ファイアースティックと同程度。

液晶テレビは技術が成熟しているため、今の時点では安さこそが正義です。10年後には8KマイクロLEDテレビが画質を一変させると思われますが、それはまだ先の話。

有機ELは今の時点でマイクロLEDに匹敵する光源数を有しているので、より高画質が欲しい方は有機ELを買えば間違いなし。ただし、電気代は高く、寿命も液晶よりやや短くなります(全メーカーに共通する要素なので後述)。

東芝レグザの2つの個性

東芝レグザの個性は2つあり、1つは『圧倒的なコスパ』です。
本来コスパというのは他のメーカーの価格に左右されるため個性になり得ませんが、東芝は常に安いためハッキリとした個性として確立されています。

もう1つは『タイムシフト機能』
その機能が使えるモデルは液晶最上位と有機EL上位モデルだけですが、地上波を自動で録画してくれるため、番組をリアルタイムで見る必要がなくなり、ネット動画のように自分の好きなタイミングで再生・一時停止・再開ができます。

CMをどんどん飛ばして見ることもできるため、ストレスフリー。外付けHDDを繋いでおく必要がありますが、1万円程度で買えるため費用対効果良し。

ただしサポートは弱い

東芝レグザは大幅な赤字が原因で2018年にハイセンス(中国)に買収されてしますが、その際に大幅な組織改革があり、自社修理工場を全て売却。手放しています。

現在はソニーに修理を委託しているので、修理が絶対にできない訳ではありませんが、委託している身なので修理に取り掛かる優先順位はかなり低いです。

結果として時間が掛かる上に、修理完了の見通しが立たないために「修理できません」と回答が来ることも。

それが保証期間内であれば「お金を出すので新品買ってください」と、逆に嬉しい提案をされる場合もありますが、保証期間外だとお金は出してくれません。修理したくても新品を買うことになります。

とは言え、テレビの平均寿命は10年ほどあるため、そうそう壊れることはなく、数年で修理に出す確率はかなり低いです。心配な人だけ、購入する際に延長保証に加入すると安心できるかもしれません。

東芝レグザの総評

レグザはコスパNo.1、メーカーとしてのおすすめランキングでもNo.1です。

家電量販店に行って他のメーカーと見比べると画面が暗い印象を受けると思いますが、『錯覚』なので気にしないでください。お店が明るすぎて暗く感じますが、自宅では十分な明るさがあります。他のメーカーの圧倒的な明るさは、日中にカーテンを開けた状態で視聴する場合には見やすいものの、それ以外のシーンでは眩しくて目が疲れます(詳しく知りたい方はこちらの記事で紹介しています)。

東芝レグザは国内シェア24.1%を誇り、2022年の年間販売台数で堂々の1位です(BCNランキングより)。

レグザを買って後悔することはまずありません。おすすめ第1位です。

第2位 ハイセンスの強み

ハイセンスコスパ操作性
価格画質音質視野角地デジネット動画
液晶:低価格40インチ以下◎+
液晶:低価格43インチ以上◎+
液晶:高価格43インチ以上
有機EL

ハイセンス(中国)は2018年に東芝レグザを買収し、レグザの映像エンジンを取り込むなど少しずつ性能を寄せて行った結果、現在はほぼほぼ『ハイセンス』=『レグザ』です。画質も音質も見やすさも操作性もほぼ同じ。

わずかにある差として、

  • レグザの個性である『タイムシフト機能』はない
  • 高画質要素の1つ『部分駆動』が搭載されていてもほぼ機能しない
  • その代わりハイセンス製の方が全体的に安い
  • 低価格モデルでも広視野角のADSパネルを搭載
  • メーカー保証も標準で3年ついてくる

部分駆動については全メーカーに関わる要素なので詳しくは後述しますが、明暗のメリハリをつける機能なので『明るさを最大』にすればメーカーで違いが出ます。逆に言うと、『自宅で見る明るさ』では人間の目で違いがほとんど分かりません。要するに、欠点にはなりません。

ハイセンスの個性とサポート

ハイセンスは『タイムシフトのない東芝』であるため、個性は1つ。『圧倒的なコスパよりもさらに安い極限のコスパ』です。

ただし、ハイセンスは国内に修理拠点を持たず、さらには修理の委託先がソニーのような大手メーカーではありません。

結果的に、修理はほぼ諦めてください。保証期間内なら新品との交換対応が基本であり、3年を過ぎた後は新品を買うことになります。

4~10年以内で特別壊れやすいという情報はないものの、心配であればソニーやシャープなどのサポートが手厚いメーカー製を選びましょう。ただし、本体が高いためおすすめはいたしません。

ハイセンスの総評

『圧倒的なコスパよりもさらに安い極限のコスパ』はそれだけで価値があります。

中国メーカーということで気にする人もいると思いますが、ハイセンスは中国メーカーの中では相当まともです(言い方は良くないかもしれませんが、あからさまな粗悪品を作って売っている中国メーカーは無数にあります)。

東芝レグザの技術を使い、3年保証も付けて、日本語の公式サイトや取扱説明書のダウンロード環境を整備して、2022年の国内販売シェアは13.4%の第4位まで順位を上げてきています。粗悪品を売るメーカーにはできないことばかりです。

パナソニックよりも順位が高い中国メーカーはハイセンスだけです。買う理由は十分にそろっているため、おすすめNo.2のメーカーとさせていただきます。

第3位 ソニー(SONY)の強み

ソニー(ブラビア)コスパ操作性
価格画質音質視野角地デジネット動画
液晶:低価格40インチ以下×
液晶:低価格43インチ以上×
液晶:高価格43インチ以上×
有機EL×

『価格』最悪。全メーカーで断トツNo.1に高い。
『画質』→ソニーの中の低価格モデルは他社と同程度しかありません。高価格になれば他社を超え、突き放すだけの性能がある。

『音質』→低価格モデルは他社と同等。高価格でも液晶は同等。有機ELだけ「聞き取りやすさ」「高音域のクリアさ」「画面から音が出る面白さ」で上回る。低音は同等かやや劣る。
『操作性』→抜群。速い。※他社より速いという意味で、ブラウン管テレビやアナログ液晶テレビにはチャンネル切り替え速度で負ける。

価格をどうにか下げて欲しいものの、メーカーがハッキリと高単価路線を突き進んでいるため、おそらく「ソニーなのに安い!」というに日は二度と訪れない。2022年モデルであるX80WKシリーズは、発売からの1年間で2回ほどメーカーが大々的なセールを行いましたが、他メーカーと性能が大差ない上にセールしてもまだ高い。

ソニーを買うなら、他社を超える高画質と操作性を目的にしないとおすすめできません。

ソニーの個性

ソニーの個性は次の3つです。

  • 4Kテレビの全モデルでレスポンスが速い
  • 液晶の高価格モデル(X90シリーズ/X95シリーズ)は他社を軽く超える高画質
  • 有機ELは画面のいたるところから音が出て、聞いていても面白い

※ただし、画質に関しては条件があります。ソニーは他社よりも多くのLEDを搭載しており、明暗のメリハリをつける分割数も最多です。が、画面を明るくしないと人間の目ではメリハリの良さが分かりません。

初期設定から明るさを上げると人によっては眩しいと感じる恐れがあるため、買い替え候補に入れる前に、自宅で使っているテレビの明るさを最大にして違和感がないか試してください。ソニーのテレビはさらに明るいので、違和感を覚えるようであればおすすめできません。

なお、自宅にテレビがない場合には、スマートフォンを明るさ最大にしているかどうかがポイントです。眩しいならおすすめできませんし、違和感がないなら候補へ加えても大丈夫です。

有機ELの音については、左右のステレオスピーカーという概念ではなく、被写体や物体がある位置に合わせて画面から直接音が出るため、非常に面白い。単純な音質だけであれば他社製のテレビや別売スピーカーを買っても満足できるが、音が面白いのはソニーの有機ELだけです

サポートと総評

ソニーは全国に自社工場を持っているため、修理対応はスムーズです。東芝など他社の修理を請け負う余裕があるくらいです。

また、個性の話に戻ってしまいますが、ソニーの4Kテレビは『Google TV(Android OS)』を搭載しているので、ネット動画閲覧時の操作や表示スピードが速い上に、動画アプリや本体をスマホのようにバージョンアップできるため、快適性を将来に渡って保てます。

価格こそ高いものの、他社にはない個性が欲しい方にはもっともおすすめのメーカーです。本当に価格が高いですが、それでもおすすめ第3位のメーカーとして紹介させていただきます。

第4位 TCL(中国)

TCL(中国)コスパ操作性
価格画質音質視野角地デジネット動画
液晶:低価格40インチ以下
液晶:低価格43インチ以上
液晶:高価格43インチ以上
有機EL

『価格』→同じ中国のハイセンスと比べると少しだけ高い
『画質』→低価格モデルでは、安いのに画質は国内メーカーにも匹敵する
『音質』→良いとは言えない。スマホ内蔵スピーカーよりは良いが……
『視野角』→狭い。正面か、左右30度以内での視聴ポジションに限る
『操作性』→Androidを搭載しているため、東芝やハイセンスより速い

TCLにしかない『個性』はなにか。
……ひねり出せば、『安くてネット動画に強いメーカー』でしょうか。
地デジの画質や操作性については、東芝やハイセンスを上回る訳ではないからこその第4位。

TCLの簡単なまとめ

  • 正面から見るのであれば、十分にキレイで視野角の狭さも気にならない
  • ネット動画の視聴が多い人には東芝やハイセンスよりもおすすめ
  • サポートは諦めてください

TCLは、月によっては国内シェアで9%まで販売数が伸びてくるので、それなりに人気があります。売れ筋は32インチ以下のモデル。そのサイズでネット動画に強くて安いテレビと言えばTCLしか選択肢がないため、台数を稼いでいます。

また、65インチも比較的人気があります。ネット動画に強いソニーがセール中でも15万円近くするため、常に10万円以下で買えるTCL製の需要が高くなっています。

2022の年間シェアは10%未満ですが、2023~2024年にはパナソニックを抜いてTOP5に加わる可能性があります。

第5位 LGの強み

LG(韓国)コスパ操作性
価格画質音質視野角地デジネット動画
液晶:低価格40インチ以下
液晶:低価格43インチ以上
液晶:高価格43インチ以上
有機EL

LGの強みを簡単に言います。

『有機ELが安い!!!』

自社で有機ELパネルを生産しているだけあって、圧倒的に安い。価格を第一に考えたとき、買うテレビはLGで決まりです。

その代わり、液晶はまったく力を入れて作っていないため、選択肢から外してください。そのために上記表では液晶の項目を全て「 – 」としています。

LGの簡単なまとめ

  • サポートは◎(国内に自社修理工場あり)
  • バージョンアップ対応のOSが搭載されているので、操作性も◎
  • 有機ELが爆安。それこそがLGの『個性』

他社の有機ELの型落ちよりもさらに安いLG製の有機EL。他社はLGからパネルを買って有機ELを作っていて、LGは自社生産なので価格を思いのままに操作できます。品質は少しも悪くありません。

もちろん、有機ELにもグレードがあるので100%LGがおすすめという訳ではありません。スポーツに強い有機ELや音質も良い有機ELは別で紹介します。

それでも、パッと一目見るだけでキレイと思えるテレビこそが有機ELです。その有機ELを爆安で手に入れたい方へのおすすめは、間違いなくLG製のモデルとなります。

第6位 シャープの強み

シャープ(アクオス)コスパ操作性
価格画質音質視野角地デジネット動画
液晶:低価格40インチ以下
液晶:低価格43インチ以上
液晶:高価格43インチ以上
有機EL

『価格』→ソニーよりはずっと安いが、東芝に比べるとやや高い。
『画質』→良くも悪くもない。高価格の液晶だけは光沢の強いパネルを使っていて輪郭がくっきりする。反面、映り込みがややある

『音質』→声は聞き取りやすい。低音の迫力は全モデルで物足りない。
『操作性』→抜群。速い。ソニーより速いかもしれない。同じくGoogleTV(Android)搭載。

サポートもしっかりしていて、あまり知られていないがレスポンスの速さが『個性』になりつつある。

だが、価格の割に目に見えない部分で『良いモノ』を作り過ぎてしまっていたせいか、2022年に赤字転落(日本経済新聞より)。

国内シェアも1位から転落しており、メーカーとしておすすめしにくい。2023年もすでに黒字化できない見通しとなっていて、2024年までの2年間でコストを大幅に削ってくると思われます。

2022年モデルの型落ちを買うならお買い得でおすすめ。一方、2023年以降のモデルはコスト削減に伴いおそらく性能が落ちます。赤字の企業が黒字化を目指すというのはそういうことです。

第7位 パナソニックの強み

パナソニック(ビエラ)コスパ操作性
価格画質音質視野角地デジネット動画
液晶:低価格40インチ以下×
液晶:低価格43インチ以上×
液晶:高価格43インチ以上
有機EL

『価格』→シャープと同水準か、わずかにパナソニックの方が高い
『画質』→シャープと同水準か、わずかにパナソニックの方が劣る
『音質』→低価格モデルは最弱クラス。液晶最上位や有機ELは逆に低音域まで含めて最強クラス。
『操作性』→あまり良くない。

ここ数年のパナソニックは『個性がないことが個性』になってしまっています。

  • 価格の安さはどこにも勝てない
  • 画質はかつての最上位モデルがラインナップから消えており、既存の上位モデルも直下型LEDが非採用など、コスト削減が目立つ
  • OSも昔ながらの独自のLinuxベースとMozillaの組み合わせにこだわっており、ネット動画時代に最適化されていない

以前はIPSパネルという液晶最上位パネルを全シリーズに搭載して高画質と見やすさが特徴的でしたが、現在は一部のモデルにしかIPSを使用しておらず、そのモデルも直下型LEDでないせいで斜めから見るとやや暗く感じるため現実の視野角が広いとは言えません。

また、サポートは今の時点では優秀ですが、中国のTCLへの生産委託を開始しており、今後は生産だけでなく修理規模も縮小させていくと推測されます読売新聞より)。

なんとか黒字をたもっていますが、国内シェアが年々減り続けており、数年内に自社生産はゼロにして実質撤退することもあるかもしれません。

第8位と第9位 オリオンとRCAの強み

オリオンとRCA。聞き慣れないメーカーかもしれませんが、チューナーレステレビの製造・販売を機に注目され始めたメーカーです。

オリオン電機(現オリオン株式会社)とは?

  • 1958年創業の日本の老舗メーカー
  • 以前は地デジテレビ、現在はチューナーレステレビを主に製造・販売している
  • 家電量販店との取引があり、Amazonや楽天の売れ筋ランキングでは常にランクインしている

あくまでもチューナーレスを購入するのであれば、おすすめのメーカーです。

反対に地デジテレビを購入する場合にメリットは1つもありません。東芝やハイセンス、アイリスオーヤマの方が価格の安さも知名度も上回ります。

RCAとは?

  • RCAとはアメリカ老舗電機メーカーの『ブランド名』だが、現在はTCL(中国)がそのブランドの使用権を握っている
  • つまり、TCLが「アメリカブランドですよー」と宣伝して購入層を広げるために使っている名ばかりのブランドに過ぎない

現状は、Amazonや楽天で爆売れ状態です。実情を知らない人がアメリカ製だと喜んで購入している雰囲気。

とは言え、TCL自体はおすすめのメーカーです。自社テレビにAndroidを組み込んいるので、チューナーレスとの相性も◎。

さらに言ってしまえば、東芝レグザと同じです。ハイセンスが「東芝レグザですよー」と言って中国の自社工場で作ったレグザを日本市場に投入。それで国内シェア1位です。

RCAはあくまでもチューナーレスだけに関わる話ですが、もしもチューナーレスを選択肢に入れるのであれば上記内容を覚えておいてください。ただ、本当にチューナーレスを買うなら日本のオリオン製の方がおすすめです。

第10位と第11位 アイリスオーヤマとマクスゼンの強み

アイリスオーヤマとマクスゼン。ネット動画非対応の、地デジとBSを見るだけのシンプルなテレビであれば、それなりに需要があります。

アイリス/マクスゼンコスパ操作性
価格画質音質視野角地デジネット動画
液晶:低価格40インチ以下◎+×
液晶:低価格43インチ以上◎+×
液晶:高価格43インチ以上
有機EL

【アイリスオーヤマ】
・価格の安さはハイセンスを上回る
・自前の修理工場もある日本メーカー
・地デジ/BSしか見ない、またはネット動画をファイアースティックで見るなら選択肢の1つ

【マクスゼン】
・価格の安さはアイリスオーヤマを上回る
・輸入会社なので、生産工場も修理工場もない
・激安テレビが欲しい場合だけは選択肢になり得る

東芝やハイセンスであれば確かな性能があって安いので非常におすすめですが、アイリスオーヤマとマクスゼンは価格が安いだけのメーカーです。テレビは1度買ったら10年くらい使うものなので、そこまで激安のモデルを買わなくても良いような気がします。

人気の型落ちモデル一覧

東芝レグザ

迷ったらコレ!
2020年に発売が開始されてにもかかわらず、2023年になっても生産が続いている超ロングセラー4K液晶。メーカーが在庫を作り続けているので、2020年に作った在庫が届く訳ではない点も安心(※在庫が循環する大手通販サイトで購入する場合)。


ちょっと良い性能が欲しくて迷ったらコレ!
120Hz表示の倍速パネルは、スポーツやゲームの速い動きも目で追いやすくなり、疲れにくい。
こちらはメーカーで生産が終わっているので在庫限りとなっています。


地デジをリアルタイムで見る必要がなくなるタイムシフト機能付きのおすすめモデル。
型落ちには2021年モデルと2022年モデルがありますが、2021年モデルの方がレスポンスが速いです。スピーカー性能も◎。


タイムシフト機能付きテレビの有機ELバージョン。
やはりレスポンスが速く、スピーカーも低音の迫力は2021年のこちらのモデルの方が上です。
有機ELなので画質は間違いなし。電気代が少し高く、寿命は9年前後が目安。

ハイセンス

ハイセンスと言えばコレ! が圧倒的に人気!
上位モデルで倍速パネル搭載機種もありますが、そちらを買うならレグザの型落ち倍速モデルの方が値段も安くてお買い得。

ハイセンスのこのモデルは65インチであっても10万円以下で販売されているため、全サイズでとても高い人気を誇ります。

ソニー

50型は2021年の型落ちがお買い得で、55型は2022年の型落ちがお買い得になっています。

いずれも他社の同グレードの液晶よりも確実に高画質。それを活かすためには明るさを上げる必要があるため、普段から明るさを上げてテレビを使用している人や、明るい部屋で見る人におすすめいたします。


それぞれ2020年/2021年の型落ちモデルで発売当初より大幅に値下がりしています。
もちろん倍速パネルも搭載で、ゲームのレスポンスも◎。何より音が面白い。
ネット動画で使うアプリのバージョンアップも可能なので、アプリが古くなって見れなくなる心配もなし。価格の面さえクリアできればもっともおすすめしたいモデルとなっています。

TCL

32型でネット動画に強いテレビと言えばコレ!
32型では珍しいフルHD(約200万画素)で、画質も◎。あまりにも売れすぎて、同メーカー製のハイビジョンモデル(約100万画素)よりも安くなっています。


32型以外でも、ネット動画に強くてコスパが良いテレビならこのシリーズが人気です。
地デジよりもYouTubeやNetflixなどのネット動画を中心に見るのであれば、東芝やハイセンスよりもおすすめです。

LG

激安で高品質な有機ELが欲しければコレ!
スポーツを見る場合だけはこのモデルよりも上位の有機ELや他社のモデルがおすすめにはなりますが、普通に見ている分には差は感じません。有機ELはグレードや年代に関わらず圧倒的にキレイなため、まず間違いなく満足できると思います。

シャープ以下のおすすめモデル

⇧珍しい60型の倍速液晶アクオス。光沢〇低反射△なので、クリアな映像が好みであればおすすめです。レスポンスも速い2021年製。


【パナソニック】→特におすすめはありません。
【オリオン】→チューナーレスに興味があればこちらの記事(買ってはいけないチューナーレステレビとは?)で詳しく紹介しています。
【RCA】→同上

アイリスオーヤマとマクスゼンから1シリーズずつ紹介。
どちらも地デジ/BSのみ視聴可能で、ネット動画を見るにはファイアースティックなどが必要になります。
ホワイトフレームは4KでなくフルHDモデルですが、家具と色を合わせたい場合におすすめ。マクスゼンはとにかく安くテレビを買いたい場合におすすめです。

テレビでよくある『24個』のQ&A

気になる疑問があればクリック(タップ)すると答えを得られます。悩みの解消にお役立てください。

お店ではインチアップを勧められるけれど、デメリットはないの?
メリットもデメリットもあります。

【メリット】
・迫力が出る
・視聴距離が遠くても文字が見やすくなる
・満足感を得やすい

【デメリット】
・映像が大きく引き伸ばされて粗くなる
・価格が高くなる
・電気代が高くなる
・おいそれと模様替えできなくなる

映像の粗さは、視聴距離が遠ければ人間の目で認識できなくなるので、インチ×4~5倍以上の距離を取るのであれば、デメリットを打ち消せます。

ただし、価格や電気代が上がるのと、視聴距離が近すぎると目が疲れてしまうため、過度なインチアップはおすすめしません。お店がインチアップを勧める1番の理由は売上アップです。10年前より相場が下がっているため、同サイズに買い替えられると売上が落ちます。メーカーが小型中型のラインナップを削り、大型のラインナップばかり増やしている理由も同じです。

テレビのスペック用語をわかりやすく教えて?

【倍速パネル】
1秒間に『倍』の数の映像を表示することで、素早いシーンでも飛び飛びになりにくいため目で追いやすくなるパネル。元々テレビの映像というのは、1秒間に60枚の写真を連続で流すことによって映像として認識しています。60→120枚の倍に増やすことで、スポーツなどの速い動きにも対応。

【4K】
本来は4K2K(よんけーにーけー)の略称であり、フルHDの4倍(解像度が横2倍、縦も2倍)の細かさまで表現できるパネルを4Kと言う。厳密には水平方向の画素数が約4000=4Kという意味だが、4倍細かいところまで表現できると考えた方がフルHDとの違いが分かりやすい。

【直下型LED/エッジ型LED】
液晶テレビの奥には画面を明るく表示するためにLEDライトが組み込まれていて、背面全体にまんべんなくLEDを搭載したモデルを直下型、本体下部のみに搭載しているモデルをエッジ型と呼ぶ。
なお、LEDが登場したばかりの頃は直下型が優れているとされていたが、現在は差がほぼない。直下型が当たり前すぎる上に、大事なことは『部分駆動』しているかどうかである。

【部分駆動/エリア駆動】
どちらも同じ意。例えば1つのシーンの中で、太陽や照明の光が当たって明るい場所はLEDを点灯させて明るく表現し、陰になっている場所はLEDを減灯ないし消灯させて暗く表現する。
が、これも実際にはほとんど効果がない。部分駆動を搭載しているモデルは多くあるが、元々テレビはLED光源とパネルの間に光量を調整するシャッターを画素分(4Kなら829万)搭載しており、部分駆動は補完技術に過ぎない。829万のシャッターに対して部分駆動数は数十から数百であり、最新のミニLEDテレビでさえ数千しかない。夜景など、画面全体が暗い表現だけはシャッターを閉じるよりLEDオフの効果が出るが、その程度の価値。

【パネル特性/光沢と低反射】
光沢→明るさが強調され、輪郭がはっきりする。
低反射→明るさをやや抑えてしまう代わりに、映り込みも少ない。暗いシーンも見やすい。

と、違いはあるものの、現在出回っている液晶パネルはほとんど低反射タイプ。理由は生産コストが安いから。シャープのDN、ENシリーズと東芝のM550シリーズだけがハーフグレア(初期のADSパネルなので、ハイセンスでも使われていたはずだが国内流通モデルでは見かけない)。光沢と低反射の特性を半々ずつ搭載したタイプ。純粋は光沢はおそらく世界中のどこにもない。

なお、有機ELはパネル単価が高いため、まだ純粋な光沢パネルがあり、多くのメーカーで採用されている。

【有機EL】
視聴できる番組は全く同じだが、映像のキレイさに直結するパネルの性能がまるで違う。
画面を明るくとき、液晶は最新のミニLEDテレビでも搭載LEDが3~4万個なので、1つのLEDを点灯させると200画素ほどまとめて照らしてしまうが、有機ELは『自発光』という特性があり、1画素単位で照らすことができる。暗くする場合も同様で、ミニLEDテレビでは1つのLEDを消すと200画素まとめて暗くしてしまうが、有機ELは1画素だけ暗くできる。結果として、明暗のメリハリが凄まじい。色についても明るさにつられて薄くなったり暗さにつられて濃くなることもない。

ただし、電気効率が非常に悪い。
自発光=パネルが熱をもつので寿命も削る。
比較的新しい技術なので、価格も高い。

それでも液晶よりは確実にキレイ。最新のミニLEDと比べてもキレイ。いずれマイクロLEDが出てきた時に、どこまで省エネ性能が進んでいるかがテレビの未来を左右する。

【マイクロLED】
1画素に1つのLEDを割り当てた液晶テレビ。
2023年時点では業務用のみ存在。価格は1000万を軽く超える。インチも100インチオーバー。小型化と低コスト化が課題。

【ミニLED】
従来の液晶とマイクロLEDの中間のモデル。
が、有機ELの項目でも説明したが、829万画素を3~4万個のLEDで分担しても有機ELに勝てない。
お店で見ると有機ELより明るくて綺麗に見えるが、自宅でその明るさを見ると眩しいなんてものじゃない。お店で明るさを揃えて見ると、有機ELが綺麗に見える。安ければ買っても良いが、有機ELと同じ値段を払う価値はない。絶対に買ってはいけない中途半端なテレビ。

【Android OS】
搭載モデルであれば自宅のWi-Fiに繋げることで、ネット動画を楽しめる。非搭載でも楽しめるモデルはあるが、Androidモデルの方が動作が速い上にアプリをバージョンアップしてくれる。スマホでのアプリのバージョンアップと同じで、バージョンが古いままではいずれ視聴できなくなるのでバージョンアップは必須。

もちろん、非搭載モデルでもファイアースティックやクロームキャストを使うなど対策は可能。

液晶テレビの寿命と有機ELの寿命は?
1日5時間視聴したとき、液晶は10年、有機ELは9年と考えましょう。

1日10時間使うと寿命が半分ということにはなりませんが、反対に1日1時間しか見なくても寿命は大きくは延びません。テレビは壊れにくい家電製品ですが、4K表示やネットワーク機能も使える最新の精密機械であるため、必ずどこかのパーツが傷みます。

なお、液晶は10年目でも明るさがほぼ落ちませんが、有機ELは50~70%に低下します。毎日見ていれば気付かない可能性が高いですが、有機ELは画質は本当にキレイでも耐久性には不満が出るかもしれません。

液晶テレビと有機ELの電気代の差は?

例えば東芝レグザの55X8900K(有機EL)と55Z670K(液晶)を、メーカー公表の数値で比較すると次のようになります。

消費電力年間消費電力量年間電気代1か月当たり
55型液晶333W245kWh6615円551円
55型有機EL219W162kWh4374円364円
※1日5.1時間視聴した場合。1kw27円換算

…………あれ? そこまで差がない?

信じてはいけません。メーカーは同じ設定で『平等』に比較しているので、上記のような結果になりますが、『公平』に比較していません。

分かりやすく言うと、同じ設定では黒表現が得意な『有機EL』の方が画面が暗くなり、今まで液晶を使っていた人からすると非常に見づらく感じてしまうのです。
つまり、実生活では有機ELは明るさを上げて使うことになり、年間消費電力はメーカー公表の数値より高くなります。

消費電力年間電気代一か月当たり
55X8900K333W最大16736円1421円
※1日5.1時間視聴、電力単価27kWh、0.5Wの待機電力は除外した場合

※上記はあくまでも最大の明るさで視聴した場合の目安です。初期設定からどこまで明るさを上げるかによって6615~16736円の間で年間電気料金が変わってきます。参考程度にとどめてください。

なお、個人的な見解で良ければ、液晶と同程度の明るさにするためには80~90%の明るさに設定する必要があります。テレビは明るいシーンでは電気を多く使い、暗いシーンでは電気が少なくなる特性もあるため、実際の消費電力は50~60%の間で推移すると予想します。つまり、年間8000~10000円。

電気代には基礎単価の他に、燃料調整費や再エネ賦課金などでさらに上乗せされるので、液晶との差はさらに開くものと考えてください。

有機ELって焼き付きのリスクがある?
あります。

【有機ELが抱える焼き付きリスク】
映像が跡になって画面上に残ってしまう現象のことで、長時間かつ長期間テレビを視聴することで起こる可能性があります(時計表示、タイトルロゴなど、画面上の同じ場所で同じ表示を続けると起こりやすい)。

ただ、有機ELには焼き付きリスクがあるものの、同じく焼き付きリスクのあったプラズマテレビよりも消費電力(熱量)が少ない上に、複数の対策機能が搭載されています。

セルフクリーニングパネルリフレッシュ寝落ちなど放置対策
LG電源OFFで自動なし全体静止で画面を暗く
パナソニック電源OFFで自動なし全体静止で暗く
シャープ電源OFFで自動任意で可能全体静止で暗く
ソニー電源OFFで自動任意で可能一部静止で暗く
東芝電源OFFで自動自動で年1回一部静止で暗く

【セルフクリーニングとは】
約800万にも及ぶ画素それぞれの使用状況を自動でチェックし、高輝度での使用頻度が多い画素の輝度を調整して焼き付きのリスクを軽減する機能。最初期のパナソニックを除いて基本的にはどのモデルにも搭載されている。

【パネルリフレッシュとは】
パネル全体の輝度差を調整して、万が一焼き付いた場合に目立たなくする機能。ただし、パネルへの負担が大きいので、できれば使用しない方が良いかもしれない。

【寝落ちなどの放置対策とは】
例えばDVDやゲームのトップメニューを出したまま寝落ちしたり出掛けてしまったりした場合に、自動で画面を暗くして熱量を抑える機能。トップメニューによっては小さくデモ映像が流れる作品も多いので、一部静止タイプの方がありがたい。
ただ、手動での機能でも良ければ、無操作電源OFFを設定した方が確かな対策になる。

個人的な経験としては、最大の明るさで毎日10時間以上テレビを連続点灯させて、1年間経過した時にわずかに焼き付いていた台数が2~3(50台中)です。その2~3台にしても、指摘されても気付くのが難しいレベル。
1日5時間の使用で明るさも最大でなければ、4~5年経ってもハッキリ焼き付く可能性はかなり低いと思われます。

大型テレビの人気ランキングはある?
テレビは大型ほど価格が高くなり、価格が20万円を超えてくると一気に『ソニー』が売れ出します。次いでパナソニックも人気。

もちろん東芝も人気なので、
20万円台→東芝、ソニー、パナソニック、シャープの順に人気。ハイセンスなどは圏外。
30万円以上→ソニー、東芝、パナソニック、シャープの順に人気。ハイセンスなどは圏外。
となります。

理由は単純。価格という縛りがなければ、画質や個性が強いメーカーほど有利になります。

買ってはいけないテレビメーカーは?
国内市場に出回っているメーカーで、買ってはいけないメーカーはありません(チューナーレステレビ除く)。

テレビはハイセンスとTCLが強い影響か、粗悪品を作る本当にヤバい中国メーカーが参入してきません。

ただし、買ってはいけないテレビは存在しているので、メーカー問わず⇩のテレビには注意してください。


インターネット対応のテレビでおすすめは?
Android搭載のソニー、TCL、シャープがおすすめです。東芝やハイセンスも悪くありませんが、ネット動画についてはAndroid搭載モデルの方がレスポンスが速く、アプリのバージョンアップにも対応しています。

また、もしもネット動画をメインに見るのであればチューナーレスも選択肢の1つです。地デジはTVerである程度視聴できます。

テレビで故障が多いメーカーってある?
極端に故障率が高いメーカーのデータはありませんが、不安であればサポートがしっかりしているソニーかシャープ製の購入をおすすめします。

国内に修理工場があるのは今やソニー、シャープ、パナソニックだけで、パナソニックはテレビ事業の縮小に向かっているのでおすすめから除外。

シャープも2022年の赤字が気になりますが、自社生産のパネルの使い道をスマホやPCディスプレイだけで消費するのは事実上不可能なため、テレビで使わざるを得ず、撤退はないものと考えます。

一人暮らしでおすすめのテレビは?
32インチ以下であればネット動画に強くて安いTCL製のモデルを、40インチ以上であれば同じくTCLか、東芝かハイセンスがおすすめです。

それ以外のメーカーは価格が一気に高くなるため、一人暮らし用とは言えないかもしれません。

なお、ゲームが大好きであれば、ソニーは候補に加えても良いでしょう。PS5を作っているメーカーなので、ゲームも快適にプレイできます。

ゲームに強いテレビやメーカーは?
FPSなどのオンライン対戦ゲームやホラーゲームを除けば、東芝、ハイセンス、ソニーがレスポンスが速くておすすめです。

ただし、上記メーカー製であっても、FPSなどのオンライン対戦ゲームやホラーゲームをメインでする場合に有機ELだけは買ってはいけません。暗さの表現が凄すぎて、暗闇にいる敵が見えません。ホラゲーでは足元すら見えません。ゲーム設定で色を相当薄くすれば見えますが、有機ELのキレイさが失われます。

FPSゲームなど有機ELに不向きのゲームをするのであれば、こちらの記事で液晶パネルの特徴を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

古い液晶テレビの処分方法は?
通販でもお店でも、購入時にリサイクルを申し込みましょう。
TVは法律でリサイクルが義務付けられているので、粗大ごみには出せません。もしも購入後に処分したくなった場合は、最寄りの家電量販店に持ち込むか電話でリサイクルを申し込みましょう。ほとんどの量販店では新規購入せずとも有料で回収してくれます。
古い有機ELテレビの処分方法は?
粗大ごみです。
有機ELは液晶と違い、リサイクル法の対象外です(2023年4月時点)。通販でもお店でも、購入時に回収を依頼できるならそうしましょう。
なお、液晶と違って、新規購入なしに家電量販店に回収を依頼しても対応できないケースがほとんどです。その時は素直に粗大ごみに出しましょう。
テレビの配線ケーブルはそのまま使える?
使えます。どのメーカーのテレビでも共通で使えます。
ただし、20年以上使うとケーブルが劣化して映像にノイズが出たり映らなくなったりする場合があるので、そのときは新品に買い替えましょう。
赤白黄のケーブルはもう使えない?
使う方法はあります。
最近のテレビはコンポジット(赤白黄)端子がもうありませんが、ビデオ入力端子(イヤホンと同じ3.5mmサイズの端子)があり、赤白黄をそのサイズに変換するケーブルが市販されています。
新しくテレビを購入する際には付属されていることもあるので、事前に確認しましょう
録画に使っていたレコーダはそのまま使える?
HDMI接続であればそのまま使うことが出来ます。
もしも赤白黄のケーブルを使っていた場合には、変換ケーブルが必要になります。(最近のテレビは赤白黄の端子がなく接続出来ない)
購入されるテレビによっては、変換ケーブルが付属する場合があります。
録画に使っていた外付けHDDはそのまま使える?
基本的には使えますが、データは必ず初期化されます。
どうしてもデータを残したい場合は、使っていたテレビと同じメーカー製のブルーレイレコーダーを使うことでLANダビングする方法がありますが、対応機種が限られており、ダビングにも相当な時間が掛かります。
新規でレコーダーを購入されるよりも、Amazonプライムビデオなどを利用して動画を楽しむ方が簡単で利便性が高いかもしれません。
Wifi対応のテレビは、どんなネット動画が見れるの? ぜんぶ無料?
YouTube、TVer、ABEMAは無料の動画サービスで、様々な面白動画や地上波の見逃し配信、オリジナル番組を視聴できます。
一方、NetflixやAmazonプライムビデオ、U-NEXTやDAZNは有料の動画サブスクです。映画やドラマ、アニメが見れますが別途契約が必要になります。
なお、動画サブスクについて知りたい方はこちらの記事で紹介しています(後日リンク追加予定)。
TVerについて、もう少しだけ詳しく教えて?
地上波で放送された番組を24時間いつでも見返せる無料の配信サービス(配信期限は1週間)。
全ての番組を配信している訳ではないものの、ドラマやバラエティの配信率は高く、下手な有料サブスクよりも使い勝手が良い。
レコーダーや外付けHDDなど録画機の代わりとして利用する人が多い印象です。
4Kテレビを買ったら、それだけで4K番組が見れる?
4K放送はBSでのみ放送されており、普段からBSを見ている方はそのまま視聴できます。
ただし、WOWOWなどの有料の4K放送を視聴するためには新規でアンテナを設置する必要があります。
なお、地上波の4K放送は2020年代中盤以降で開始予定であり、その際には地上波専用4Kチューナーが新たに必要となる可能性が高いです。
テレビの脚が真ん中にないのはどうして?
地震対策のためです。
真ん中1本より、2本で脚を広げた方が安定します。ただ、その分テレビ台の幅が必要になるので、購入する際には注意しましょう。
脚が両サイドにあるテレビは地震対策が必要ない?
本体は薄くて非常に軽いので、震度5以上では簡単に倒れます。
耐震ベルトが付属されていればそれで固定するか、別売りの耐震ジェルマットなどできちんと対策しましょう。
設置は簡単?
薄型で軽量化されているので、大人2名以上であれば十分に設置できると思います。
ただし、設置するテレビが有機ELの場合には注意が必要です。有機ELはパネルは非常に薄く、TV台に乗せるときに画面の両サイドを持って上げてしまうと割れる可能性がとんでもなく高いです。
本体の横ではなく下に手を入れて、支えるようにして持ち上げる必要があるので、できれば3名以上での作業をおすすめします。

まとめ

テレビメーカーのおすすめを11社まとめて紹介させていただきました!

どのメーカーのテレビを買おうか悩んでいた方にとって、少しでもお役立てたなら幸いです!

※トップ画像はAmazon公式サイトより。
価格などの情報は2023年4月11日時点です。

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