Amazonで買えるおすすめゲーミングPC!初心者向きノート&デスクをまとめて紹介!

FPSゲームを始めたいけれど、どのパソコンをどこで買えばいいのか?

FPSもパソコン選びも慣れていない方のために、Amazonで買えるゲーミングPCを紹介いたします。

「Apex Legends」「VALORANT」「Call of Duty MW2」で144fpsを出せるパソコンを中心にお話いたしますので、ぜひ参考にしてください。

FPSをプレイするためのスペック

FPSゲームを快適にプレイするために必要なPCスペックを、優先順にまとめました。

使用するモニターをフルHDで144Hzと仮定した場合は次のようになります。

優先度パーツ役割最低でも必要な性能
No.1グラフィックボード3D処理を専門に担当する頭脳のことGTX1660
No.2CPU2D処理を主に担当する頭脳Core i5 / Ryzen 7
No.3メモリCPUなどが快適に作業できるスペースの広さ8GB
No.4SSDストレージゲームデータの読み込みを速くするSSD128GB
No.5電源安定供給できる電源ほどPCは性能を発揮できる600W

もしも上記スペックでAPEXをプレイする場合、画質を落とせば144fps出ますが、あくまでも最低限のスペックであるため高画質でプレイするのであれば、性能を上げる必要があります。

上げる場合に優先順位が断トツで高いのがグラフィックボードであり、これさえある程度の性能があれば、CPUなどは4コアのCore i5やRyzen 7のままでもフルHD高画質設定で144fpsが出るようになります。

グラフィックボードなど、それぞれのパーツの役割や性能などをもう少し詳しく紹介していきます。

グラフィックボード

3Dグラフィックの処理を担当するグラフィックボード(GPU)はどのパソコンであっても搭載されていますが、マザーボードと一体型のおまけGPUではなく、GeForceなどの独立型GPUがないとFPSゲームでは勝てません。

FPS=1秒間に描写できる写真枚数のことで、枚数が多いほど敵の位置が飛び飛びにならず、正確な位置を補足し続けてエイムを合わせやすくなります。

「Apex Legends」「VALORANT」「Call of Duty MW2」をフルHD画質(1920×1080)プレイしたときに出るFPS目安を表にまとめました。

コア数Apex LegendsVALORANTCall of Duty MW2
RTX409016384高画質でも280fps以上過剰性能高画質でも230fps以上
RTX40809728高画質でも280fps以上同上高165/低200fps
RTX4070Ti7680高画質でも280fps以上同上高144/低180fps
RTX4060Laptop3072高120/低165fps同上高80/低110fps
RT3070Ti6144高180/低260fps同上高130/低175fps
RTX30705888高180/低260fps同上高120/低165fps
RTX3060Ti4864高165/低250fps同上高110/低165fps
RTX30603584高144/低200fps同上高90/低120fps
RTX3050Laptop2560高90/低165fps同上高60/低80fps
RTX2080Ti4352高165/低240fps同上高100/低144fps
RTX2060Super2176高80/低144fps同上高60/低100fps
GTX9701664公式推奨(高画質60fps)同上高50/低90fps
RTX1660Super1408高60/低120fps同上高40/低80fps
RTX1650Super1280高50/低110fps同上高30/低70fps
GTX10601280高50/低110fps同上公式推奨(中画質60fps)
GTX9601024高40/低100fps同上公式必要環境(低画質60Ffps)
GTX1050Ti768高30/低80fps公式最高環境(144fps以上)最低スペック以下
RTX1630512高20/低70fps60~144fps最低スペック以下
GT640384公式必要環境(低画質60fps)60~144fps最低スペック以下

上記FPS値はフルHD(高画質/低画質)で平均で出る目安であるため、以下の点に気を付けましょう。

  • 屋内戦であればほぼ平均値が出る
  • 屋外戦で、視界内に多くの3D処理物(建物など)があると、平均値を下回る
  • 屋内でも屋外でも、ウルト(必殺技)や爆発物が重なると平均値を下回る

例えばApexは、GTX3060で高画質144fps出せますが、乱戦になると100~120fpsに落ち、初回降下時には多くの建物が視界に入るため60~70fpsまで落ちます(降下時に高FPS値は必要ありませんが)。

Call of Dutyはグラフィックが非常にキレイであるため、RTX4070Tiを搭載するPCでもシーンによっては120前後までfps値が低下します。

反対にVALORANTは2Dに近いFPSゲームであるため、グラボの性能はほとんど必要ありません。もちろんオンボードではFPS値が出しにくいですが、グラボにお金をかけるならCPUにお金をかけた方がFPS値が出ます。

いずれも低画質に設定すれば平均値を下回ることを軽減できますが、高画質の方が遠くの敵を補足しやすいため、勝つことにこだわるなら少しグレードの高いグラボを選びましょう。

CPU

CPUは2D処理を主に担当する頭脳であり、fps値においてはグラフィックボードの次に重要なパーツになります。

とは言え、VALORANTを除けばグラフィックボードの方が圧倒的に重要なため、CPUは極端にこだわる必要はありません。

少しグレードの高いグラボを搭載していれば、CPUはインテルの「Core i5」やAMD社の「Ryzen 7」でも十分に通用します。

「Core i7」や「Ryzen 9」といった8コア以上のCPUが求められるのは次の場合です。

  • VALORANTをプレイする
  • Apexなどでも165以上のFPS値を求める
  • ゲーム以外のソフトを立ち上げる(ディスコードでボイスチャットするなど)

CPUには「Core i9」などさらに上にグレードや、同グレードでもクロック周波数など細かい要素がありますが、「Core i7」や「Ryzen 9」は必要十分な性能がある上にコスパに優れているため、迷った場合はどちらかを選ぶと良いでしょう。

メモリ(RAM)

メモリ(RAM)はCPUなどが快適に作業できるスペースの広さのことで、広ければ広いほどPCの性能を落とさずに済みます。

性能を上げるというより性能を落とさないためのパーツなので、最低限必要な8GBから倍の16GBに増やしても、FPS値はほとんど変わりません。

ただし、CPUの性能に依存するVALORANTではFPS値を上げることができ、それ以外のゲームであってもメモリは比較的安いため16GBにしておいて損はありません。

ストレージ

ストレージはSSDかHDDかで、ゲームのロード時間が大幅に変わります。

SSDが圧倒的に速いため、これから購入するのであればSSD一択と言い切れるほどです。

ただし、オンラインFPSゲームはフィールドを仮構築した後にゲームが開始されるため、HDDだから絶対に負けるということはありません。

HDDが戦闘中に不利になることがあるとすれば、高速でマップを移動する場合です。じりじり移動するのであれば仮構築したフィールドの描写にHDDでもそこまで手間取らず、でも高速移動する場合には描写がわずかに遅れることがあります。

とは言え、遅延が気になる場合は外付けSSDを使えば、内蔵HDDよりはるかに高速化できるため、やはりHDDが絶対ダメということはありません。

  • 理想はWindows OSもゲームデータも内蔵SDDに保存
  • 次にOSは内蔵SSDでゲームは外付けSSDに保存
  • 次にOSは内蔵HDDでゲームは外付けSSDに保存
  • 最後にOSもゲームも内蔵HDDに保存

予算に合わせてどのパターンかを選びましょう。なお、外付けHDDにFPSゲームを保存すると、さすがにタイムラグが起きるので避けましょう。

電源

グラフィックボードもCPUも、電源ユニットが常に安定した量の電気を送ることで実力を発揮できます。

さらには、電源ユニットが送る電気の質(ノイズの量)も性能に影響を与えます。

が、大手メーカー製のゲーミングPCを買うのであれば粗悪なユニットは使われておらず、そもそも購入時にグレードを選択できない場合がほとんどです。

自作したりユニットを入れ替える場合だけ、出力とグレードに気を配りましょう。

おすすめゲーミングPC(デスクトップ編)

Amazonで買えるおすすめのゲーミングPCを紹介します。

デスクトップPCでVALORANT用、Apex用、Call of Duty MW2用をそれぞれ紹介したあと、ノートパソコンも紹介するので、ノートパソコンだけ知りたい方はこちらを押すと下まで一気に移動できます。

VALORANT用

グラフィックボードGTX1660Super公式最強環境GTX1050Tiの約2倍のコア数
CPURyzen 5 5600X3.7Ghz(ターボ時4.6Ghz)
メモリ16GB最大64GBまで拡張可
ストレージSSD512GB拡張スロットなし
電源500W80PlusBronzeクラス
有線LAN1000Mbps対応FPSは有線推奨
無線LAN/Bluetooth内蔵/内蔵無線は遅延あり
DisplayPort1.41ポート解像度7680×4320まで
HDMI2.01ポート解像度3840×2160まで
DVI-D DL1ポート解像度3840×2160まで
OSWindows 11 Homeオフィスなし
Amazon参考価格118000円(税込)2023/4/23時点

VALORANTの公式ハイエンドスペックを超えるグラボとCPUを搭載。

メモリも16GB積んでいるため、長く使っていけるモデルです。

ただし、VALORANT以外のFPSゲームでは低画質に設定しても144fpsに届かない可能性が高いため、あくまでも「VALORANTを楽しみたい!」と目的が決まっている方だけにおすすめです。

Amazonでの価格が118000(税込)なので、ゲーミングPCとしては最安クラス。製造メーカーであるMSIは1986年創業の台湾企業で、PCやPCの根幹を成すマザーボードやビデオカードを製造・販売する大手です。

Apex Legends用

グラフィックボードGTX2060SuperフルHD(低画質)なら144fps
CPURyzen 7 5800X3.8Ghz(ターボ時4.7Ghz)
メモリ16GB増設はサポート対象外
ストレージSSD1TB拡張スロットなし
電源500W80PlusBronzeクラス
有線LAN1000Mbps対応FPSは有線推奨
無線LAN/Bluetooth内蔵/内蔵無線は遅延あり
DisplayPort1.42ポート
HDMI2.02ポートオンボードにもう1ポート
DVI-Dオンボードに1ポート
OSWindows 11 Homeオフィスなし
Amazon参考価格143800円(税込)2023/4/23時点

ApexをフルHDでも画質設定を落とせば平均で144fpsを出せるため、初心者におすすめの入門ゲーミングマシンです。

(Amazon口コミ)
APEXはfps144でプレイ出来ますでしょうか?またできないとしてもどこまで安定して出せるのでしょうか?

(回答者)
普通に出せます。タルコフを高画質に設定しても普通に動くので性能で気にする事は無いと思います

引用元:Amazon公式HP

⇧Amazonの口コミを引用していますが、普通に出せるのは画質を落とした場合です。タフコフ高画質というのは別ゲーム(Apexより必要スペックが低い)なので注意してください。

フルHDをHDに落とせば144以上の値も出せますが、遠くの敵が見づらくなるため、ある程度キレイな画質で144fpsまでなら出せるマシンと考えてください。

143800円であるため、Apexで144fpsを出せるマシンとしては最安クラスです。

製造しているASUSは1989年創業の台湾大手の電子機器メーカーで、ゲーミングPCやゲーミングモニターを製造・販売している人気メーカーです。


グラフィックボードGTX3070高画質180/低画質260fps
CPUCore™ i7-11700K3.6Ghz(ターボ時4.9Ghz)
メモリ32GB最大64GBまで増設可
ストレージSSD1TB+HDD2TBSSD拡張スロットあり
電源750W80PlusGoldクラス
有線LAN2500Mbps対応FPSは有線推奨
無線LAN/Bluetooth内蔵/内蔵無線は遅延あり
DisplayPort1.43ポート解像度7680×4320まで
HDMI2.11ポートオンボードにもう1ポート
DVI-D
OSWindows 11 Proオフィスはなし
Amazon参考価格198000円(税込)2023/4/23時点

ApexをフルHD高画質でも180Hz出せる性能がありながら20万円を切る高コスパモデル。

グラボやCPUの性能はもちろん、電源もハイパワー&低ノイズのGoldクラスなので、コスパの良さも考えるとイチ押しのモデルです。

電子機器に強い台湾メーカーのMSIは通常保証が2年ある点でも安心できます。

Call of Duty MW2用

グラフィックボードGTX3070Ti高画質130/低画質175fps
CPUCore™ i7-12700K最大5.0Ghz
メモリ16GB最大64GBまで増設可
ストレージSSD1TBSSD拡張スロットなし
電源800W80PlusGoldクラス
有線LAN1000Mbps対応FPSは有線推奨
無線LAN/Bluetooth内蔵/内蔵無線は遅延あり
DisplayPort1.43ポート解像度7680×4320まで
HDMI2.11ポート
DVI-D
OSWindows 11 Pro情報なし
Amazon参考価格317000円(税込)2023/4/23時点

Call of Duty MW2を高画質で常に144fpsを出すことはできませんが、近い数値を出すことはでき、少し画質を落とすと144fpsを超えていきます。CPUの冷却方式が水冷式であるため、長時間のプレイでもパフォーマンスを維持できます。

価格も30万円を超えていきますが、高画質FPSゲームを快適に楽しむためには必要な金額です。

製造メーカーのHP(ヒューレットパッカード)は1939年創業のアメリカ電子機器の最大手であり、特に家庭用パソコンで多くの支持を得ています。

Call of Duty MW2で最高画質で144FPS以上を出したい場合は、HPの公式サイトで専用マシンを注文するか、次に紹介するモデルもおすすめです。


グラフィックボードGTX4090高画質でも230fps以上
CPUCore™ i7-13700K最大5.4Ghz
メモリ64GB最大128GBまで増設可
ストレージSSD1TB+HDD4TBSSD拡張スロットなし
電源1000W80PlusPlatinumクラス
有線LAN2500Mbps対応FPSは有線推奨
無線LAN/Bluetooth内蔵/内蔵無線は遅延あり
DisplayPort1.43ポート解像度7680×4320まで
HDMI2.11ポート
DVI-D
OSWindows 11 Homeオフィスなし
Amazon参考価格694687円(税込)2023/4/23時点

Call of Duty MW2をプレイする上でこれ以上ない性能を誇るGTX4090を搭載したモデルです。

CPUも5.4Ghz、メモリ64GBを標準搭載していて、フルHDどころか4Kどころか8K映像の映像までストレスなく扱える最高PC。

価格も約70万円するのでおいそれと買えませんが、何年先でも快適にゲームを楽しめます。

製造元のマウスコンピューターは日本の東京都に本社を置く会社で、設立2006年と比較的新しい会社です。

主に通信販売を主たる販売ルートとしているため、家電量販店などで見かけたことがないかもしれませんが、その分ハイエンド機でも比較的価格が抑えられています。

将来8K映像のFPSがでできた場合にも対応できるため、本気でFPSをするなら選択肢に加えてもいいかもしれません。

おすすめゲーミングPC(ノートパソコン編)

VALORANT/Apex Legends用

グラフィックボードRTX 3050 Ti LaptopApexフルHD低画質なら165fps※1
CPUCore™ i7-13700K2.9Ghz(最大4.2Ghz)
メモリ16GB増設はサポート外
ストレージSSD512GBSSD拡張スロットなし
電源180W
有線LAN1000Mbps対応FPSは有線推奨
無線LAN/Bluetooth内蔵/内蔵無線は遅延あり
画面性能15.6インチ/フルHD(1920×1080)144Hz
画面性能2TFT液晶ノングレア
HDMI出力解像度3840×2160まで
OSWindows 11 Homeオフィスなし
Amazon参考価格145000円(税込)2023/4/23時点
※1 ディスプレイ性能が144Hzであるため、165FPSは実際には出ません。

VALORANTもApex(フルHD低画質)も144Hzで遊ぶことができるゲーミングノートパソコンです。

ノートパソコンは本体が小さい分、熱を逃がすファンがどうしても小さくなるため、高画質設定で長時間プレイするとパフォーマンスが少し低下してしまうものの、モニター不要で、持ち運びができて置き場所に困りません。

スピーカーやバッテリーも内蔵されているため、FPSもするけれど普段使いもしたい方へのおすすめモデルとなります。

ASUSというメーカーも、台湾の電子機器メーカーでありパソコン本体やモニター製造会社として非常におすすめです。


グラフィックボードRTX 4060 LaptopApex高画質120/低画質165fps※1
CPUCore i7-12650H最大4.7Ghz
メモリ16GB最大64GB
ストレージSSD512GBSSD拡張スロットなし
電源情報なし
有線LAN1000Mbps対応FPSは有線推奨
無線LAN/Bluetooth内蔵/内蔵無線は遅延あり
画面性能15.6インチ/フルHD(1920×1080)144Hz
画面性能2液晶種類情報なしノングレア
HDMI出力×USBタイプC出力対応
OSWindows 11 Homeオフィス情報なし
Amazon参考価格199800円(税込)2023/4/23時点
※1 ディスプレイ性能が144Hzであるため、165FPSは実際には出ません。

VALORANTは144Hz、ApexでもフルHD高画質で144Hzに近いレートで遊ぶことができるゲーミングノートパソコンです。

液晶の種類が公表されていませんが、おそらくTFT液晶と思われます。液晶の種類はTFT、VA、ADS、IPSとランクが上がっていきますが、色が濃く影が暗くなって敵を発見しづらくなってしまうのでFPSではTFTがもっとも適しています。

引用元:msi公式HP

台湾大手の電子機器メーカーMSIの公式サイトでもApexのゲームプレイをアピールをしているため、快適かつ楽しく遊ぶことができるでしょう。

ゲーミングPCでよくある質問

ノートとデスクトップ、FPSに強いのはどっち?
次の理由から、デスクトップが強いと言えます。

  • 同スペックで比較したとしても、エイムが常に画面の中心にあるため、目線の高さと画面の中心の高さを揃えられる外部モニターを使用する方が圧倒的に有利
  • 同じ予算額を使う場合、デスクトップの方がより高性能なスペックを揃えられる
  • そもそも同スペックだとしても、電源供給量の違いから、デスクトップは常にハイパフォーマンスを維持できるが、ノートは瞬間的にしかハイパフォーマンスを出せない

ノートPCは省スペース、持ち運び可能などのメリットがありますが、FPSで勝つための環境を整えるのは難しいです。

ノートPCを使う場合には、普段使いはそのまま使い、FPSの時だけ外部モニターを使うといいかもしれません。

画面も15.6インチより大きな23~25インチほどある方が遠方の敵を視認しやすいため、先手を取ることができ、勝率がUPします。

fps値とモニターのHz数って何が違うの?
同じ意味です。

製品側としてはHzが正しい単位ですが、240fpsと示した方がゲームユーザーには分かりやすい印象があるため、非公式サイトやユーザー間ではfpsをHzの代わりに使用されることがあります。

ゲーミングパソコン(デスクトップ)は何年使える?
寿命に関しては考え方によって年数に違いがあります。

  • 一切メンテナンスしない場合、PC本体が故障するまでは約8~10年
  • 同じゲームをプレイする場合、処理速度の低下を感じるまでは約6~8年
  • 最強スペックを買ったつもりが、ミドルクラスに性能が落ちるまでは約6~8年
  • メンテナンス(パーツ交換)すれば何十年でも使える

ノートPCやスマホなどは、3年ほど経つと処理が遅くなったと感じますが、ゲーミングPCは使用電力が多いため、各パーツがちょっとくたびれようとも供給エネルギー量で劣化をカバーでき、処理速度の低下を感じるまでの年数が長いです。

ミドルクラスのゲーミングPCは10年後でもオンボードPCより処理に余裕があるほどで、グラボや電源ユニットを入れ替えていけば10年を超えてもゲーミングPCとして使っていけます。

10万円以下のゲーミングPCはある?
どのゲームをするかによりますが、Apexやフォートナイトなどある程度画質がキレイなFPSゲームをするのであれば、完成品で10万円以下はまずありません。

妥協案として、中古PCを買ってグラボだけ入れ替えれば、10万円以下でも高スペックを手に入れることができます。

ただし、排熱のファンが複数ついていないとグラボの熱に耐えられなくなってしまうため、中古PCはゲーミング仕様だったモデルを買うようにしましょう。

5万円以下のゲーミングPCはある?
Amazonで5万円以下のゲーミングPCが販売されていますが、VALORANTすら厳しいためFPS目的では買ってはいけません。

【GT1030を搭載することで圧倒的な低価格を実現しつつVALORANT、Fortnite、Apex等の主要タイトルを快適にプレイ可能。】

引用元:Amazon公式HP

商品説明に快適にプレイ可能と書いてありますが、画質を最低まで落として60fps出ればいいところです。

ただプレイするだけなら可能ですが、勝てはしないため、激安の新品でも購入は避けましょう。

Apex Legendsをプレイするために必要なスペックは?
公式必要環境公式推奨環境
OSWindows 7 64ビットWindows 7 64ビット
CPUCore i3-6300 3.8GHz / FX-4350 4.2GHzCore i5 3570Tおよび同等品
メモリ(RAM)6GB8GB
GPU(グラボ)GeForce GT 640 / Radeon HD 7730GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290
GPUのRAM1GB8GB
ストレージ22GB以上の空き容量22GB以上の空き容量

Apexの公式HPで上記スペックが必要・推奨環境として公表されています。

ただし、これはそれぞれ低画質・高画質で安定して60fpsを出すためのスペックです。

ゲームとしては十分快適に動作しますが、ほとんどのユーザーが144fps環境でプレイしているため、60fpsでは勝率が大きく下がります。

Apex(エイペックス)は体力が多いFPSゲームなので、立ち回りが上手ければ60fpsでも戦ってはいけますが、立ち回りが分からない初心者ではただ不利なだけなので、公式推奨環境以上のスペックで144fpsを出せる環境でゲームをスタートしましょう。

なお、GPUのRAMについては良いGPUを選べば自然とRAMも大きくなるため、あまり気にする必要はありません。

VALORANTをプレイするために必要なスペックは?
公式30fps環境公式60fps環境公式144fps環境
OSWindows 10 64ビットWindows 10 64ビットWindows 10 64ビット
CPUCore 2 Duo E8400 / Athlon 200GECore i3-4150 / Ryzen 3 1200Core i5 9400F 2.90Ghz / Ryzen 5 2600X
メモリ(RAM)4GB4GB4GB
GPU(グラボ)HD 4000 / R5 200GT 730 / Radeon R7 240GTX 1050Ti / Radeon R7 370
GPUのRAM1GB1GB1GB
ストレージ22GB以上の空き容量22GB以上の空き容量22GB以上の空き容量

公式30fps環境はオンボード(独立型のグラボなし)なので、基本的にどのパソコンであっても満たしています。

144fps環境だとしてもGTX1050Tiで動作するため、3D処理能力はそこまで必要ありません。

ヴァロラントは3Dより2D寄りのゲームであるため、グラフィックボードよりCPUの方が大事であるため、比較的始めやすいハードルの低いFPSゲームと言えます。

その代わり、ほとんどのユーザーが144fps以上の環境でプレイしているため、30、60fps環境ではほとんど勝てません。

初めてプレイする場合も、しっかり環境を整えてから参加しましょう。

Call of Duty MW2をプレイするために必要なスペックは?
公式必要環境公式推奨環境
OSWindows 10 64ビットWindows 10 64ビット
CPUIntel core i5-2500KIntel core i5-6600K
メモリ(RAM)8GB16GB
GPU(グラボ)NVIDIA GTX960
AMD RX470
NVIDIA GTX1060
AMD RX580
ストレージ125GB以上の空き容量125GB以上の空き容量

Call of Duty MW2はグラフィックが非常にキレイなため、他のFPSゲームよりも性能の高さが求められます。

公式推奨環境であっても、高画質では60fps未満になるため、映像や射撃動作を楽しむだけなら可能ですが、戦いで勝つためには全く足りません。

フルHD高画質設定で144fps出せるPCは30万クラスになるため、FPS初心者には参加するためのハードルが高いかもしれません。

すでにほかのFPSゲームをしている人であれば、グラボ以外は条件を満たしているPCを持っていると考えられるため、グラボだけ交換すれば144fps出せる可能性が高いと言えます。

ゲーミングモニターの選び方

FPSで勝つためのゲーミングモニターの選び方やおすすめモデルを⇩記事で紹介しているので、144fps以上の環境で戦いたい方はぜひチェックしてください。

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