現在販売されている24型から75型までのチューナーレステレビ、全43機種(16メーカー)を製造元がどこであるかを含めて徹底解説します。
サイズごとにまとめた上で、価格が安い順に並べて分かりやすく紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
なお、NHK受信料や解約方法、古いテレビの処分方法なども紹介しておりますので、合わせてご覧ください。
- チューナーレステレビとは?
- 小型~大型まで、インチ別の価格が安いランキング
- チューナーレステレビ売れ筋ランキング2023
- チューナーレス販売メーカー、創業が早いランキング
- 選び方で迷った場合の解決法
- チューナーレステレビで使用できるアプリ
- チューナーレステレビ用のお買い得スピーカー
- NHK受信料と解約について
- チューナーレステレビでよくある質問
チューナーレステレビとは?

チューナーレステレビとは、名前の通り地デジやBSを見るための「チューナー」が入っていないテレビの総称であり、チューナー入りのテレビと比較すると大きく5つの違いがあります。
・YouTubeなどのネット動画を視聴するためのAndroid OSを標準搭載している
・本体価格が安い(チューナー、地デジのノイズ低減、画質のアップコンバート機能を排除)
・ランニングコストが安い(NHK受信料が不要)
・性能は「並」のモデルばかりで、高性能な大手メーカー製はほぼない
かんたんにまとめると、【地デジはほとんど見ないから、ネット動画がキレイに見える安いテレビが欲しい人向け】の製品であるといえます。
ネット動画はスマートフォンでも視聴できますが、より大きな画面の方が見やすくて迫力があります。
動画視聴をチューナーレステレビに任せることで、スマートフォンをゲームやSNSなどに使用できるため、楽しみを同時進行できるメリットがあります。
時間を効率よく使うためにも、チューナーレステレビの導入には価値があるといえるでしょう。
チューナーレステレビ | 従来のテレビ | |
地デジ | △(TVerで一部視聴) | 〇 |
BS放送 | △(BSJapannextアプリで一部視聴) | 〇 |
ネット動画 | 〇 | △(機種による) |
アプリダウンロード | 〇 | △(機種による) |
アプリバージョンアップ | 〇 | △(機種による) |
価格 | 〇(全体的に安い) | △(比較すると高い) |
NHK受信料負担 | 〇(不要) | ×(毎月1200円以上) |
画質 | 〇 | 〇~◎ |
音質 | △~〇 | 〇~◎ |
ゲームの快適さ | 〇 | 〇~◎ |
配線の少なさ | 〇(電源ケーブルのみ) | △(電源+アンテナケーブル) |
機種選び | ×選びにくい マイナーメーカーばかり | ×選びにくい ラインナップが多すぎる |
なお、従来のテレビであっても『ソニー(ブラビア)』『シャープ(アクオス)』『TCL(中国メーカー)』であればAndroid OSが標準搭載されているため、チューナーレステレビ+αの性能があります。
ただし、+αの性能のほとんどは地デジやBS視聴時に必要になる『ノイズ低減』『画質のアップコンバート』であるため、もともとノイズがなくてキレイなネット動画ではほぼ無意味です。
並べて比較できない自宅でも実感できる+αの性能として『音質』が挙げられますが、チューナーレステレビにすることで浮く費用(NHK受信料)で手ごろなスピーカーを買えば埋められる差であるため、地デジやBSをフルに楽しみたい方以外はチューナーレステレビを購入する方がお得であり、時代に合った買い物であるといえます。
小型~大型まで、インチ別の価格が安いランキング

国内で販売されているチューナーレステレビの全ラインナップを、インチ別に価格が安い順番に並べて紹介します。
- 24インチ【7機種(19,999~25,800円)】
- 32インチ【11機種(22,800~86,182円)】
- 40インチ【1機種(35,332円)】
- 42インチ【2機種(37,600~44,800円)】
- 43インチ【8機種(32,800~49,800円】
- 50インチ【9機種(42,999~78,890円】
- 55インチ【2機種(96,060~109,780円)】
- 65インチ【2機種(95,547~99,790円】
- 75インチ【1機種(151,957円)】
- チューナーレス用お買い得スピーカー
気になるサイズがあれば、⇧の『〇〇インチ』の部分をクリック(タップ)で自動スクロールを利用できますので、ぜひご利用ください。
小型24インチのチューナーレステレビ一覧
価格(税込) | 画質 | 評価 | 評価数 | 製造会社 | |
RCA (KEIYO) | 19,999円 | HD | 3.8 | 247 | 中国 |
ダイアモンドヘッド (Roommate) | 20,800円 | HD | 3.9 | 19 | 中国 |
ドン・キホーテ (TCL) | 21,780円 | フルHD | – | – | 中国 |
ヒロ・コーポレーション (SHION) | 22,000円 | HD | – | – | 中国 |
WIS (ASTEX) | 23,562円 | HD | 4.0 | 2 | 中国 |
オリオン (ORION) | 24,112円 | HD | 4.0 | 153 | 日本 |
駿河屋 (KONKA) | 25,800円 | HD | – | – | 中国 |
- 価格でもっとも有利なチューナーレスはRCAブランドで19,999円(税込)
- 画質で有利なチューナーレスは、ドン・キホーテ製のフルHD(画素数がHDの約2倍)
- 安心面で有利なチューナーレスは、自社で生産している日本メーカーのオリオン株式会社(旧オリオン電機)
RCA、ドン・キホーテ、オリオン製のチューナーレスに目を引く特徴がありますが、まずは24インチ最安値のRCAブランドから詳しく紹介していきます。
RCA(KEIYO)

24インチで最安値19,999円(税込)のRCA(KEIYO)製のチューナーレスは、「日本メーカー保証」が付くためAmazonでも楽天でも非常に人気がありますが、次の事実を理解した上で購入しましょう。
- 販売元はKEIYO(日本)であるため日本メーカーによる保証が付くが、製造は担当していない
- KEIYOはテレビの製造技術を持っていないため、修理は別業者への委託となる
- そもそも製造を担当しているのは、RCAブランドの使用権をもつ中国のTCLである
中国メーカーのTCLが、アメリカブランドであるRCAの冠を被せ、日本のKEIYOを通じて販売しているチューナーレステレビ。それがこのモデルの真実です。
ただし、決して性能が悪いわけではありません。
液晶テレビ市場で中国・TCL Corporation(TCL)が2023年1月、メーカー別販売台数シェアで4位に浮上し、初めてソニーを逆転した。
引用元:BCNランキング
TCLのシェアは9.7%同じく中国勢で3位のハイセンスを追う展開だ。
23年第1四半期に売れたスマートテレビTOP10
引用元:BCNランキング
1位 32S5200A(TCL Corporation)
2位 32V34(TVS REGZA)
- TCLは国内でも人気のメーカーで、低価格帯での販売台数はトップクラス
- 全モデルでAndroidを搭載しているため、チューナーレステレビとの親和性が高い
修理は外部委託であるためスピード感は望めませんが、修理できないわけではなく、そもそもテレビは製造技術が成熟しているため、メーカーにかかわらず壊れにくい傾向にあります。
細かい注意点を挙げるとすれば、このモデルは画面を特別明るくはできないため、照明の真下での使用や窓際でカーテンを閉めずに日中使用すると、やや見づらいかもしれません。
また、これはチューナーレステレビ全体にいえることですが、音質が良くありません。
24インチのチューナーレステレビはどのモデルも音が良くないため、最安値のRCA(KEIYO)を購入して、お持ちのBluetoothイヤホンを使用するか、安いスピーカーを別途用意するといいでしょう。
どこのメーカーが製造を担当しているのか不明なチューナーレステレビより、TCLと分かっている方が安心できるため、実態こそお話しましたが、コスパ抜群のおすすめモデルです。
価格(税込) | 19,999円 | 24インチで最安値。コスパ◎ |
画質 | HD(約100万画素) | 静止画でなく動きのある映像であれば粗さを感じにくい。十分キレイ |
音質 | 3W×2 | スマートフォンと大差ない。イヤホンや別売スピーカー推奨 |
ゲームとの相性 | △ | 受け身で見る動画観賞と違い、集中して情報を集めにいくため少し粗さを感じる |
サイズ感 | 1人暮らし向き | 邪魔にならないサイズ (幅55.1×高36.8×奥16.1cm) |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 3ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 3.5mm | 赤白黄色の3色ケーブルを使うには変換アダプタが必要 |
ドン・キホーテ

日本国内で最初にチューナーレステレビの販売を始めた会社がドン・キホーテであり、チューナーレステレビ=ドン・キホーテのイメージを持っている方も多いかもしれません。
- 販売実績が唯一公表されている(累計15,000台以上)
- 24インチのチューナーレスで唯一のフルHD高画質
- 初代はティーンズネットワークが製造を請け負い、現在のモデルはTCL(中国)が製造を請け負う
- 購入できる店頭のみで、通販では購入できない
- スピーカーの性能は期待できない
価格は24インチ最安値のRCAより1,781円高くなりませんが、フルHD画質になるためゲームやパソコンモニターとして使用してもキレイに感じます。
明るさもRCAより輝度が20%高いメリットもあり、画質面は申し分ありません。
ただし、輝度が明るい=電気を多く使うはずなのにRCA40Wよりも省エネな38Wであるため、スピーカーに送れる電気量の低さが懸念されます。
とはいえ、RCAの6Wスピーカーより低い1~2Wスピーカーだったとしても、そもそも6Wスピーカーの性能が良くないため、別途イヤホンやスピーカーを用意するなら欠点にはなりません。
24インチは付属品など含め4.0kg程度であるため、店頭で買って持って帰ることに抵抗がない方におすすめです。
価格(税込) | 21,780円 | 十分に安い。メーカーの知名度も◎ |
画質 | フルHD(約200万画素) | キレイ。48インチの4Kテレビに匹敵する画素密度 |
音質 | 非公表 | まったく期待できない |
ゲームとの相性 | 〇 | ゲームもキレイに楽しめる |
サイズ感 | 1人暮らし向き | 邪魔にならないサイズ (幅55.07×高37.35×奥17.21cm) |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 3ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 3.5mm | 赤白黄色の3色ケーブルを使うには変換アダプタが必要 |
オリオン(ORION)

チューナーレステレビを販売する多くの会社の中で、中国企業に製造を委託せず、自社で生産・修理も行っている数少ないメーカーがオリオン株式会社(旧オリオン電機)です。
- 創業1958年の老舗電機メーカー製のチューナーレス
- サイズ展開が豊富で、Amazonや楽天で多く売れている
- 同40インチモデルは2022年のベストオブザイヤー(人気家電)にも選ばれている
ドン・キホーテのように販売台数は公表されていませんが、親会社である(株)ドウシシャのグループ決算において、オリオン製チューナーレステレビの販売が好調であると述べられています。
セグメントの経営成績は、次のとおりです。
引用元:(株)ドウシシャ2023年3月末の通年決算報告書
家電関連では、インターネット動画配信サービスを快適に楽しんでいただくことに特化した「ORION(オリオン) Android TV™搭載 チューナーレス スマートテレビ」が好調に推移しました。
一方、加湿器や暖房器具など冬物家電の販売が伸び悩みました。
自社開発製品の約548億円の売上の中で、家電関連ではチューナーレステレビのみ好調さが述べられているため、ほかの家電の不調を補えるほどの売れ行きであったと推測されます(自社開発製品の売上全体は前期比102.6%と伸びている)。
24インチのチューナーレスはRCAより4,113円高いものの、国内メーカー製が欲しい方であればオリオン製以外に候補はありません。
長年の使用でリモコンが故障した場合でも、地デジの販売実績のあるオリオンであれば汎用リモコンが売られているため(※音声操作対応リモコンはメーカー取り寄せのみ)、後々の面倒が少ないメリットもあります。
価格(税込) | 24,112円 | RCAよりは高いが、地デジテレビよりは十分安い |
画質 | HD(約100万画素) | 静止画でなく動きのある映像であれば粗さを感じにくい。十分キレイ |
音質 | 3W×2 | スマートフォンと大差ない。イヤホンや別売スピーカー推奨 |
ゲームとの相性 | △ | 受け身で見る動画観賞と違い、集中して情報を集めにいくため少し粗さを感じる |
サイズ感 | 1人暮らし向き | 邪魔にならないサイズ (幅55.3×高36.9×奥14.8cm) |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 2ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 3.5mm | 変換アダプタが付属するため、赤白黄色ケーブルをそのまま使える |
そのほかのメーカー
価格(税込) | ポイント | |
ダイアモンドヘッド (Roommate) | 20,800円 | RCAが売り切れだった場合は購入候補。ただし製造を委託している先がTCL以外の中国メーカー |
ヒロ・コーポレーション (SHION) | 22,000円 | 同上 |
WIS (ASTEX) | 23,562円 | 同上 |
駿河屋 (KONKA) | 25,800円 | 製造委託先がKONKAと判明しているため安心できるが、やや高い |
チューナーレステレビは基本性能がどのメーカーも大差ないため、決め手となる要素は『価格』『メーカー』『細かい差の積み重ね』しかありません。
上記4社は最安値のRCA、知名度がありフルHDのドン・キホーテ、日本メーカーで自社生産のオリオン以上のウリがないため、販売価格がより安い場合だけ購入しましょう。
小型32インチのチューナーレステレビ一覧
価格(税込) | 画質 | 評価 | 評価数 | 製造会社 | |
ダイアモンドヘッド (Roommate) | 22,800円 | HD | 3.4 | 42 | 中国 |
ヒロ・コーポレーション (SHION) | 23,800円 | HD | – | – | 中国 |
RCA (KEIYO) | 24,750円 | フルHD | 3.8 | 247 | 中国 |
ユニテク | 24,800円 | HD | 5.0 | 1 | 中国 |
オリオン (ORION) | 26,600円 | HD | 3.9 | 20 | 日本 |
ドン・キホーテ (TCL) | 27,280円 | フルHD | – | – | 中国 |
オリオン (ORION) | 28,649円 | フルHD | 4.0 | 153 | 日本 |
駿河屋 (KONKA) | 29,500円 | HD | 3.0 | 1 | 中国 |
WIS (ASTEX) | 34,722円 | HD | 4.0 | 2 | 中国 |
LG (スタンドタイプ) | 75,273円 | 4K | 4.1 | 15 | 韓国 |
LG (アームタイプ) | 86,182円 | 4K | 4.1 | 15 | 韓国 |
- 最安値はダイアモンドヘッド(Roommate)製で22,800円
- フルHD高画質で最安値はRCA(KEIYO)で24,750円
- 国内メーカー自社生産はオリオン製で26,600円(HD画質)、28,649円(フルHD画質)
- 韓国LGが31.5インチで4K最高画質を自社製造・販売している
まずは最安値であるダイアモンドヘッド(Roommate)製のチューナーレステレビから詳しく紹介していきます。
ダイアモンドヘッド(Roommate)

2006年創業で、東京に本社がある日本メーカーのダイアモンドヘッド株式会社。EC事業のブランドとしてRoommateを展開し、チューナーレステレビの販売を行っています。
- 32インチ最安値22,800円(税込)でコスパ抜群
- 輝度が200あるため、明るくて見やすい動画を楽しめる
ただし、画面が明るいのに消費電力が41Wしかないため、スピーカーに回せる電気量が少なく、音の迫力はチューナーレスの中で最弱です。
製造委託先もTCL以外の中国メーカーであるため、目に見合えない性能や安心より確かな安さを重視する方向けのモデルといえます。
+1,950円でフルHD高画質&製造元がTCLであるRCA(KEIYO)のチューナーレスを購入できるため、気になる方は両者を比較した上で購入を決めましょう。
価格(税込) | 22,800円 | 32インチ最安値。非常にお買い得 |
画質 | HD(約100万画素) | 静止画でなく動きのある映像であれば粗さを感じにくい。十分キレイ |
音質 | 非公表 | まったく期待できない |
ゲームとの相性 | △ | 受け身で見る動画観賞と違い、集中して情報を集めにいくため少し粗さを感じる |
サイズ感 | 1人暮らし向き | 邪魔にならないサイズ (幅73.2×高48×奥19.1cm) |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 2ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 3.5mm | 赤白黄色の3色ケーブルを使うには変換アダプタが必要 |
RCA(KEIYO)

RCAの真実は24インチでもお話しましたが、もう一度紹介します。
RCA(KEIYO)製のチューナーレスは、「日本メーカー保証」が付くためAmazonでも楽天でも非常に人気がありますが、次の事実を理解した上で購入しましょう。
- 販売元はKEIYO(日本)であるため日本メーカーによる保証が付くが、製造は担当していない
- KEIYOはテレビの製造技術を持っていないため、修理は別業者への委託となる
- そもそも製造を担当しているのは、RCAブランドの使用権をもつ中国のTCLである
中国メーカーのTCLが、アメリカブランドであるRCAの冠を被せ、日本のKEIYOを通じて販売しているチューナーレステレビ。それがこのモデルの実態です。
ただし、決して性能が悪いわけではありません。
液晶テレビ市場で中国・TCL Corporation(TCL)が2023年1月、メーカー別販売台数シェアで4位に浮上し、初めてソニーを逆転した。
引用元:BCNランキング
TCLのシェアは9.7%同じく中国勢で3位のハイセンスを追う展開だ。
23年第1四半期に売れたスマートテレビTOP10
引用元:BCNランキング
1位 32S5200A(TCL Corporation)
2位 32V34(TVS REGZA)
- TCLは国内でも人気のメーカーで、低価格帯での販売台数はトップクラス
- 全モデルでAndroidを搭載しているため、チューナーレステレビとの親和性が高い
修理は外部委託であるためスピード感は望めませんが、修理できないわけではなく、そもそもテレビは製造技術が成熟しているため、メーカーにかかわらず壊れにくい傾向にあります。
特に、このモデルはチューナーレステレビの弱点である音質が大幅に改善されています。
16Wスピーカーを搭載しているのは32インチではRCAだけであり、24インチモデルの6Wスピーカーより余力があるため音がクリアになり、大手メーカーの液晶テレビ20Wスピーカーと比べても大きく劣ることがありません。
32インチ最安値モデルより1,950円高いものの、音質改善、画質もHD(約100万画素)でなくフルHD(約200万画素)、製造元もTCLと分かっているため、32インチの中ではNo.1コスパといえるでしょう。
価格(税込) | 24,750円 | 32インチでコスパNo.1 |
画質 | フルHD(約200万画素) | 非常にキレイ。静止画を映してもキレイなレベル |
音質 | 8W×2 | 32インチの中では最大出力。かなりまっし |
ゲームとの相性 | 〇 | グラフィックも文字もキレイに映る |
サイズ感 | 1人暮らし向き | 邪魔にならないサイズ (幅73.1×高47×奥16.1cm) |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 3ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 3.5mm | 赤白黄色の3色ケーブルを使うには変換アダプタが必要 |
オリオン(ORION)

チューナーレステレビを販売する多くの会社の中で、中国企業に製造を委託せず、自社で生産・修理も行っている数少ないメーカーがオリオン株式会社(旧オリオン電機)です。
- 創業1958年の老舗電機メーカー製のチューナーレス
- サイズ展開が豊富で、Amazonや楽天で多く売れている
- 同40インチモデルは2022年のベストオブザイヤー(人気家電)にも選ばれている
ドン・キホーテのように販売台数は公表されていませんが、親会社である(株)ドウシシャのグループ決算において、オリオン製チューナーレステレビの販売が好調であると述べられています。
セグメントの経営成績は、次のとおりです。
引用元:(株)ドウシシャ2023年3月末の通年決算報告書
家電関連では、インターネット動画配信サービスを快適に楽しんでいただくことに特化した「ORION(オリオン) Android TV™搭載 チューナーレス スマートテレビ」が好調に推移しました。
一方、加湿器や暖房器具など冬物家電の販売が伸び悩みました。
自社開発製品の約548億円の売上の中で、家電関連ではチューナーレステレビのみ好調さが述べられているため、ほかの家電の不調を補えるほどの売れ行きであったと推測されます(自社開発製品の売上全体は前期比102.6%と伸びている)。
- 32インチはHD(約100万画素)と、フルHD高画質(約200万画素)の2ラインナップ
- ちょっと古いゲーム機やプレイヤーを接続する赤白黄色の3色端子付き
- スピーカーはぎりぎり別売を買わなくても聞けるレベル
2ラインナップで人気があるのはフルHD(約200万画素)の方です。
Amazonでの売れ筋ランキングにおいて、HD348位に対してフルHD57位(地デジテレビを含む全テレビのランキング)であるため、約2,000円多く出しても良いのであればフルHDモデルを購入しましょう。
価格(税込) | 26,600円 28,649円 | 28,649円のフルHDモデルがお買い得 |
画質 | HD(約100万画素) フルHD(約200万画素) | 動きのある映像ならHDでもキレイに見えるが、1m以内の距離で見るならフルHDの方が粗さが減る |
音質 | 5W×2 | 合計10Wスピーカー。人によっては別売推奨 |
ゲームとの相性 | 〇 | フルHDモデルなら文字も見やすい |
サイズ感 | 1人暮らし向き | 邪魔にならないサイズ (幅72.4×高48.0×奥17.9cm) |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 3ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 1ポート | 赤白黄色ケーブルをそのまま接続できる |
LG(スタンドタイプ)

韓国のLG製のチューナーレステレビ。自社生産&4K高画質モデルであり、日本国内に修理工場を整備しているため、メーカーとしても製品としても一級品です。
- 32インチ4Kパネルは、64インチの8Kテレビに匹敵するほどの高精細
- スピーカーも疑似マルチスピーカーシステム搭載で高音質
- メーカー保証が標準で3年
- 画面を好みの高さに調整できる(フレーム上部が51.7~64.7cmの間で調整)
LGは「チューナーレステレビ」の文言を使わず「OS搭載のPCモニター」として売り出しているため、通常は検索しても出てきませんが、OSとWi-Fiを内蔵しているため、チューナーレステレビと何ら変わらない役割を果たせます。
ただし、OSがAndroidでなく韓国で主流のWEB OSであるため、使用アプリが一部異なります。
とはいえ、日本向けに調整されているため、YouTube、Netflix、Amazon PrimeVideoなどの動画アプリなど600以上のアプリを使用でき、アプリのバージョンアップにも対応しています。
結果的に難点があるとすれば、本体価格の高さと、付属リモコンが音声検索には対応していないため、音声検索する場合には別売リモコンを用意する必要がある点です。
画質、音質は32インチで最強であるため、最高性能&大手メーカー製が欲しい場合はおすすめです。
なお、モニター扱いなので31.5インチとして販売されていますが、32インチのテレビも本当は31.5インチであるため、画面サイズに差はありません。検索結果を混在させないよう、利便性のための表記の違いです。
また、LG製は2つの価格がありますが、75,272円は通常のスタンドタイプで、86,162円はスタンドでなくモニターアームが付属します。モニターアームはスイベル(±280°)、ピボット(左90°)、チルト±25°と自在にモニター位置を調整できるため、用途に合わせてお選びください。
価格(税込) | 75,272円 86,162円 | とびぬけて高いが、その分高性能 |
画質 | 4K(約800万画素) | チューナー入りテレビを含めても圧倒的高音質 |
音質 | 5W×2 | 5.1chの仮想マルチスピーカーで高音質 |
ゲームとの相性 | 〇 | 抜群にキレイ |
サイズ感 | 1人暮らし向き | 邪魔にならないサイズ (幅71.4×高48.7~59.7×奥26cm) |
OS | WEB OS | Androidでないが、ネット動画であれば不利にはならない(スマホでOSが異なる場合にはゲームアプリに制限) |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 2ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | – | アナログ接続不可。代わりにUSBタイプCでスマホやPCと繋がる |
そのほかのメーカー
価格(税込) | ポイント | |
ヒロ・コーポレーション (SHION) | 23,800円 | 22,800円のモデルが売り切れであれば候補。ただし評価や口コミが一切ない |
ユニテク | 24,800円 | 地デジテレビの販売実績があるため、ユニテクの方が安心 |
ドン・キホーテ (TCL) | 27,280円 | 店頭購入限定。32インチの持ち帰りはやや大変 |
駿河屋 (KONKA) | 29,500円 | 製造委託先のKONKAは中国の中では小さなメーカー |
WIS (ASTEX) | 34,722円 | HD画質でこの値段は高い |
チューナーレステレビは基本性能がどのメーカーも大差ないため、決め手となる要素は『価格』『メーカー』『細かい差の積み重ね』しかありません。
上記5メーカーはいずれも日本メーカーですが、製造は中国に委託しています(※ユニテクだけ自社生産の可能性あり)。
画質はHD(約100万画素)であり、RCAやオリオンのフルHD(約200万画素)に劣るため、価格に魅力を感じる場合のみ購入しましょう。
中型40・42インチのチューナーレステレビ一覧
40インチ | |||||
価格(税込) | 画質 | 評価 | 評価数 | 製造会社 | |
オリオン (ORION) | 35,332円 | フルHD | 4.0 | 153 | 日本 |
TCL | 39,800円 | フルHD | 4.2 | 1880 | 中国 |
42インチ | |||||
価格(税込) | 画質 | 評価 | 評価数 | 製造会社 | |
プロメテウスモニター | 37,600円 | フルHD | 4.0 | 1 | 中国 |
ティーンズネットワーク | 44,800円 | フルHD | 3.6 | 12 | 中国 |
- 40インチはオリオン1機種だったところ、TCLが自社ブランドとして販売開始
- 42インチはプロメテウスモニター製が安い
- ティーンズネットワーク製は、ドン・キホーテの初代チューナーレステレビと同一である
まずはオリオン製40インチのチューナーレスからお話いたします。
オリオン(ORION)

チューナーレステレビを販売する多くの会社の中で、中国企業に製造を委託せず、自社で生産・修理も行っている数少ないメーカーがオリオン株式会社(旧オリオン電機)です。
- 創業1958年の老舗電機メーカー製のチューナーレス
- サイズ展開が豊富で、Amazonや楽天で多く売れている
- 同40インチモデルは2022年のベストオブザイヤー(人気家電)にも選ばれている
ドン・キホーテのように販売台数は公表されていませんが、親会社である(株)ドウシシャのグループ決算において、オリオン製チューナーレステレビの販売が好調であると述べられています。
セグメントの経営成績は、次のとおりです。
引用元:(株)ドウシシャ2023年3月末の通年決算報告書
家電関連では、インターネット動画配信サービスを快適に楽しんでいただくことに特化した「ORION(オリオン) Android TV™搭載 チューナーレス スマートテレビ」が好調に推移しました。
一方、加湿器や暖房器具など冬物家電の販売が伸び悩みました。
自社開発製品の約548億円の売上の中で、家電関連ではチューナーレステレビのみ好調さが述べられているため、ほかの家電の不調を補えるほどの売れ行きであったと推測されます(自社開発製品の売上全体は前期比102.6%と伸びている)。
40インチでフルHD(約200万画素)は、43インチで4K(約800万画素)と比較するとコスパが悪いように感じますが、配信動画のほとんどがフルHDであるため、実際に使用して画質が悪いと感じることはまずありません。
Netflixの4Kプラン、PS5など、4Kチューナーレスの方が性能を活かせるケースはありますが、NetflixもPS5もフルHDで十分キレイに感じるため、無理に43インチ以上を買う理由はないでしょう。
チューナーレステレビは、全モデルの中でこのモデルがもっとも売れています(2022ベストオブザイヤーを獲得し、Amazonの売れ筋ランキングでもチューナーレスとして第1位)。
価格(税込) | 35,332円 | 1インチ1,000円もしない。安い |
画質 | フルHD(約200万画素) | 静止画を映すと少し粗いが、映像なら十分キレイ |
音質 | 8W×2 | 32インチ以下のモデルよりだいぶ良い |
ゲームとの相性 | 〇 | 任天堂スイッチ程度なら十分。PS5でこだわる人だけ4Kモデルを購入しましょう |
サイズ感 | 迫力○ | 距離が離れても見やすい(幅90.0×高56.9×奥17.9cm) |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 3ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 1ポート | 赤白黄色ケーブルをそのまま接続できる |
※公式HPに未掲載の商品です。
6月になってこっそりAmazonの商品ページ(2021年のチューナー内蔵テレビのオプション)に追加されていました。
多くのメーカーから業務委託されているTCL製なので性能は悪くないと思われますが、正確な情報が不足しています。
現時点で購入するならオリオン製をおすすめします。
価格(税込) | 39,800円 | 十分安いが、オリオン製の方が安い |
画質 | フルHD(約200万画素) | 静止画を映すと少し粗いが、映像なら十分キレイ |
音質 | 非公表 | TCL製なので悪くはないはず |
ゲームとの相性 | 〇 | 任天堂スイッチ程度なら十分。PS5でこだわる人だけ4Kモデルを購入しましょう |
サイズ感 | 迫力○ | 距離が離れても見やすい |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 不明 | おそらく搭載されているはず |
HDMI端子 | 不明 | おそらく搭載されているはず |
赤白黄色端子 | 不明 | おそらく搭載されているはず |
プロメテウスモニター

42インチのチューナーレステレビで最安の37,600円(税込)。
自社生産かTCL以外の中国メーカーに製造を委託しているか情報がないが、プロメテウスモニターは地デジテレビの販売実績もあるため、メーカーとしてある程度信用できる。
ただし、このモデルはフルHD(約200万画素)であり、43インチのチューナーレスの方が高画質(約800画素)である上に安い(最安値32,800円)ため、42インチのこのモデルを買う理由が見当たらない。
43インチで最安値を提供するユニテクも自社生産の可能性がある日本メーカーであるため、43インチのチューナーレスを購入しましょう。
ユニテク製はベゼルレス(フレームが細い)のため、43インチを購入する方が横幅が0.1mm小さいため置き場所に困ることもありません。
価格(税込) | 37,600円 | 十分安いが、43インチ4Kモデルの方が安い |
画質 | フルHD(約200万画素) | 43インチモデルの方が高画質 |
音質 | 8W×2 | 悪くはない |
ゲームとの相性 | 〇 | 悪くはない |
サイズ感 | 迫力○ | 幅95.5×高56.7×奥19.4cm |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 2ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 3.5mm | 接続するためのAVケーブルが付属する |
中型43インチの4Kチューナーレステレビ一覧
価格(税込) | 画質 | 評価 | 評価数 | 製造会社 | |
ユニテク | 32,800円 | 4K | – | – | 中国 |
RCA (KEIYO) | 37,998円 | 4K | 3.8 | 247 | 中国 |
ドン・キホーテ (TCL) | 38,280円 | 4K | – | – | 中国 |
WIS (ASTEX) | 39,800円 | 4K | 4.0 | 1 | 中国 |
ニトリ (TCL) | 44,300円 | 4K | – | – | 中国 |
駿河屋 (KONKA) | 44,800円 | 4K | 4.0 | 2 | 中国 |
SmaTY (NHK党) | 48,000円 | 4K | – | – | 中国 |
エディオン (TCL) | 49,800円 | 4K | – | – | 中国 |
- 最安値は32,800円のユニテク製
- Amazonの評価件数が多く、TCLが製造を担当していて安心できるのはRCA(KEIYO)ブランドの37,998円
ユニテク製、RCA(KEIYO)製、その他のメーカーと分けて詳しく紹介していきます。
ユニテク

1976年創業で東京に本社を置くユニテク製のチューナーレス。43インチ4K画質で最安値の32,800円です。
自社生産設備があるものの、外部委託も行っており、チューナーレステレビをどちらの方法で生産しているのか情報がないが、地デジテレビの販売実績があるため会社として信用できる。
- 4K(約800万画素)は大手メーカー製の地デジテレビと比較しても劣らない
- 動作スピードに直結するRAMが2GBあるため、42インチ以下のチューナーレスより操作が快適
- ベゼルレス(フレームが非常に細い)であり、デザイン性も○
43インチという大きなサイズで4K画質で32,800円は激アツのコストパフォーマンスです。
弱点があるとすれば☆評価・口コミが皆無である点ですが、メーカーはビックカメラやヨドバシカメラなど家電量販店と取引関係があるため、信用してもいいかもしれません。
ただし、☆評価や口コミがない=売れていない=売るために一時的に価格を下げた可能性があるため、メーカーが販売したい数が売れれば価格が上がるかもしれません。
価格が上がった場合には、☆評価や口コミが多いRCAなどを選んで購入しましょう。
価格(税込) | 32,800円 | 激安。4Kでこの価格はコスパ抜群以外の何物でもない |
画質 | 4K(約800万画素) | キレイ。ネット動画はノイズがないため非常にキレイ |
音質 | 8W×2 | 悪くはないが、良くもない |
ゲームとの相性 | 〇 | キレイ。FPS以外は十分に快適 |
サイズ感 | 迫力○ | 幅95.49×高60.03×奥23.72cm |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 4ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 3.5mm | 赤白黄色の3色ケーブルを使うには変換アダプタが必要 |
RCA(KEIYO)

RCAの真実は24/32インチでもお話しましたが、もう一度紹介します。
RCA(KEIYO)製のチューナーレスは、「日本メーカー保証」が付くためAmazonでも楽天でも非常に人気がありますが、次の事実を理解した上で購入しましょう。
- 販売元はKEIYO(日本)であるため日本メーカーによる保証が付くが、製造は担当していない
- KEIYOはテレビの製造技術を持っていないため、修理は別業者への委託となる
- そもそも製造を担当しているのは、RCAブランドの使用権をもつ中国のTCLである
中国メーカーのTCLが、アメリカブランドであるRCAの冠を被せ、日本のKEIYOを通じて販売しているチューナーレステレビ。それがこのモデルの実態です。
ただし、決して性能が悪いわけではありません。
液晶テレビ市場で中国・TCL Corporation(TCL)が2023年1月、メーカー別販売台数シェアで4位に浮上し、初めてソニーを逆転した。
引用元:BCNランキング
TCLのシェアは9.7%同じく中国勢で3位のハイセンスを追う展開だ。
23年第1四半期に売れたスマートテレビTOP10
引用元:BCNランキング
1位 32S5200A(TCL Corporation)
2位 32V34(TVS REGZA)
- TCLは国内でも人気のメーカーで、低価格帯での販売台数はトップクラス
- 全モデルでAndroidを搭載しているため、チューナーレステレビとの親和性が高い
修理は外部委託であるためスピード感は望めませんが、修理できないわけではなく、そもそもテレビは製造技術が成熟しているため、メーカーにかかわらず壊れにくい傾向にあります。
RCAの最大のウリはコスパの良さであり、43インチ4Kチューナーレスでも第2位の安さを誇ります。
特にRCAは供給台数が多いため、欲しいと思ったときに在庫がなくて買えなかったり、在庫希少で値上がりしたりするリスクも小さいといえます。
Amazonや楽天でも売れ筋ランキングに入っていることが多いため、人気で安心して購入できるモデルとしておすすめです。
価格(税込) | 37,998円 | 地デジテレビだと倍の価格でもおかしくない。コスパ◎ |
画質 | 4K(約800万画素) | キレイ。ネット動画はノイズがないため非常にキレイ |
音質 | 8W×2 | 悪くはないが、良くもない |
ゲームとの相性 | 〇 | キレイ。FPS以外は十分に快適 |
サイズ感 | 迫力○ | 幅96.1×高60.6×奥19.8cm |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 3ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 3.5mm | 赤白黄色の3色ケーブルを使うには変換アダプタが必要 |
そのほかのメーカー
価格(税込) | ポイント | |
ドン・キホーテ (TCL) | 38,280円 | 店頭購入限定。43インチは持ち帰りが大変 |
WIS (ASTEX) | 39,800円 | ユニテクやRCAが在庫切れなら候補 |
ニトリ (TCL) | 44,300円 | 本体39,900円+送料4,400円込みの価格 |
駿河屋 (KONKA) | 44,800円 | 上記モデルが完売なら候補 |
SmaTY (NHK党) | 48,000円 | クーポンを使えば安い。⇩で紹介 |
エディオン (TCL) | 49,800円 | やや割高 |
SmaTYは1982年創業の日本メーカーであり、Amazonなどでチューナーレステレビを販売しています。
実はAmazonでは10,200円引きのクーポンが配布されているため(終了日未定)、クーポンを使うと37,800円で購入でき、非常に安いです。
ただし、自社では生産しておらず、NHK党が関与してもいるため、政治に関わりたくない方や国内メーカー製が欲しい方にはおすすめできません。
そんなことは気にしない方という方のみ購入しましょう。
大型50インチの4Kチューナーレステレビ一覧
価格(税込) | 画質 | 評価 | 評価数 | 製造会社 | |
RCA (KEIYO) | 42,999円 | 4K | 3.8 | 247 | 中国 |
ドン・キホーテ (TCL) | 43,780円 | 4K | – | – | 中国 |
WIS (ASTEX) | 49,800円 | 4K | 4.25 | 8 | 中国 |
ダイアモンドヘッド (Roommate) | 49,980円 | 4K | 3.1 | 8 | 中国 |
ダイアモンドヘッド (Roommate) | 音質強化モデル 在庫なし | 4K | 4.1 | 67 | 中国 |
オリオン (ORION) | 51,715円 | 4K | 4.0 | 153 | 日本 |
駿河屋 (KONKA) | 53,400円 | 4K | 5.0 | 1 | 中国 |
エディオン (TCL) | 59,800円 | 4K | – | – | 中国 |
ソニー (BRAVIA) | 78,890円 | 4K | – | – | 日本 |
- 最安値はRCA(KEIYO)製で42,999円
- 国内メーカー製が欲しい場合はオリオン製が51,715円
- 実はソニー製も流通している
ソニー製は流通量が限られていますが、国内大手メーカー製が欲しい方は貴重な候補です。
RCA(KEIYO)製のモデルなど、価格が安い順に紹介した最後に紹介いたします。
RCA(KEIYO)

RCAの真実はほかのサイズを紹介するときにもお話しましたが、再度紹介します。
RCA(KEIYO)製のチューナーレスは、「日本メーカー保証」が付くためAmazonでも楽天でも非常に人気がありますが、次の事実を理解した上で購入しましょう。
- 販売元はKEIYO(日本)であるため日本メーカーによる保証が付くが、製造は担当していない
- KEIYOはテレビの製造技術を持っていないため、修理は別業者への委託となる
- そもそも製造を担当しているのは、RCAブランドの使用権をもつ中国のTCLである
中国メーカーのTCLが、アメリカブランドであるRCAの冠を被せ、日本のKEIYOを通じて販売しているチューナーレステレビ。それがこのモデルの実態です。
ただし、決して性能が悪いわけではありません。
液晶テレビ市場で中国・TCL Corporation(TCL)が2023年1月、メーカー別販売台数シェアで4位に浮上し、初めてソニーを逆転した。
引用元:BCNランキング
TCLのシェアは9.7%同じく中国勢で3位のハイセンスを追う展開だ。
23年第1四半期に売れたスマートテレビTOP10
引用元:BCNランキング
1位 32S5200A(TCL Corporation)
2位 32V34(TVS REGZA)
- TCLは国内でも人気のメーカーで、低価格帯での販売台数はトップクラス
- 全モデルでAndroidを搭載しているため、チューナーレステレビとの親和性が高い
修理は外部委託であるためスピード感は望めませんが、修理できないわけではなく、そもそもテレビは製造技術が成熟しているため、メーカーにかかわらず壊れにくい傾向にあります。
RCA(KEIYO)の4Kチューナーレスは50インチであってもおすすめですが、50インチは需要に対する供給が間に合っていないため、Amazonでも楽天でも在庫切れとなっている場合が多くなっています。
次に安い50インチがドン・キホーテ製で持ち帰りには向かないサイズであるため、RCA(KEIYO)製の在庫を見かけたときは早めに購入しましょう。
配送(通販)で購入できるラインナップの中ではWIS製49,800円が次に安くなりますが、WIS製を購入するなら日本のオリオン製がおすすめです。
価格(税込) | 42,999円 | 地デジテレビだと倍の価格でもおかしくない。コスパ◎ |
画質 | 4K(約800万画素) | キレイ。ネット動画はノイズがないため非常にキレイ |
音質 | 8W×2 | 悪くはないが、良くもない |
ゲームとの相性 | 〇 | キレイ。FPS以外は十分に快適 |
サイズ感 | 迫力○ | 幅111.9×高70.5×奥27cm |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 3ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 3.5mm | 赤白黄色の3色ケーブルを使うには変換アダプタが必要 |
オリオン(ORION)

チューナーレステレビを販売する多くの会社の中で、中国企業に製造を委託せず、自社で生産・修理も行っている数少ないメーカーがオリオン株式会社(旧オリオン電機)です。
- 創業1958年の老舗電機メーカー製のチューナーレス
- サイズ展開が豊富で、Amazonや楽天で多く売れている
- 同40インチモデルは2022年のベストオブザイヤー(人気家電)にも選ばれている
ドン・キホーテのように販売台数は公表されていませんが、親会社である(株)ドウシシャのグループ決算において、オリオン製チューナーレステレビの販売が好調であると述べられています。
セグメントの経営成績は、次のとおりです。
引用元:(株)ドウシシャ2023年3月末の通年決算報告書
家電関連では、インターネット動画配信サービスを快適に楽しんでいただくことに特化した「ORION(オリオン) Android TV™搭載 チューナーレス スマートテレビ」が好調に推移しました。
一方、加湿器や暖房器具など冬物家電の販売が伸び悩みました。
自社開発製品の約548億円の売上の中で、家電関連ではチューナーレステレビのみ好調さが述べられているため、ほかの家電の不調を補えるほどの売れ行きであったと推測されます(自社開発製品の売上全体は前期比102.6%と伸びている)。
50インチはRCAと同じようにオリオンも売り切れであることが多く、チューナーレステレビはオリオンとRCAの2社に人気が集中しています。
- オリオンの優位性は自社生産と自社修理対応
- 汎用リモコンも売られている
- スピーカーがちょっとだけ良い
- 赤白黄色ケーブルがそのまま使える
- 全モデルでゲームモード搭載
画質でRCAを上回るわけではないものの、負けることもありません。
テレビは長く使うものなので、8,716円差=1年あたりの差が1000円もないと考えれば、十分に選ぶ価値があるといえます。
価格(税込) | 51,715円 | 地デジテレビだと倍の価格でもおかしくない。コスパ◎ |
画質 | 4K(約800万画素) | キレイ。ネット動画はノイズがないため非常にキレイ |
音質 | 10W×2 | ちょっとだけ音がクリア |
ゲームとの相性 | 〇 | キレイ。オリオン製は全てゲームモード搭載 |
サイズ感 | 迫力○ | 幅111.7×高70.1×奥21.2cm |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 4ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 1ポート | 赤白黄色ケーブルをそのまま接続できる |
ソニー(BRAVIA)

日本を代表するメーカーであるソニー製のチューナーレスが78,890円で流通しています(主に楽天市場)。
ほかのチューナーレスと違い、高輝度、高コントラストに加え、超解像エンジンにフルHD→4Kアップコンバート機能を搭載するなど、一線を画す性能を備えているため、メーカーとしても性能としても超一級品です。
価格も、ソニー製としては相当安い(50インチのチューナー入りソニー製は通常10~15万円する)
ただし、以下の点に注意してください。
- 本来は個人に卸していない法人用のモデル
- 現役モデルだが、設計は2021年(※Android OS搭載なので本体もアプリもバージョンアップ可能)
- 付属リモコンでは音声検索できない(音声検索対応のリモコン『RMF-TB421J』はメーカー法人窓口を経由しての取りよせのみ。参考価格6,000円)
- 個人向けと法人向け製品は修理窓口が異なるため、メーカーの無償修理を受けられない可能性がある
法人モデルが流通している確かな理由は分かりませんが、購入した法人が実際には使用しなかったために「マイナス資産である在庫」を削減したいと考えて販売しているのかもしれません。
理由がなんであれ、売られているなら個人で購入してチューナーレステレビとして使用可能ですが、ソニーとしては再販売を想定していないため、ソニーの想定外の行動を取る販売店を心からは信用できません。
- 購入する場合はクレジットカードを使わない
- 商品が手元に届いてから支払える「代引き」や「後払い」を選ぶ
また、無事に商品が届いても、個人向けモデルと法人向けモデルは修理窓口が異なるため、まず間違いなく無償修理は受けられません。
初期不良も、販売店が複数在庫を抱えていれば交換対応してくれる可能性がありますが、メーカーに直接相談してくださいといわれる可能性も十分に考えられるため、安全な買い物とはいえません。
それでもソニー製のチューナーレスが欲しければ購入できてしまうため、リスクを天秤にかけた上で判断しましょう。
なお、⇩の販売店自体は価格.comで高評価96%(投稿数2,044)、出店年数19年の優良会社です(※100%の安全を保障するものではありません)。
価格(税込) | 78,890円 | ソニー製としてはものすごく安い |
画質 | 4K(約800万画素) | 画素数スペック以上にキレイ |
音質 | 10W×2 | 音は普通 |
ゲームとの相性 | 〇 | キレイ。FPS以外は十分に快適 |
サイズ感 | 迫力○ | 幅112.6×高71.8×奥28.6cm |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 4ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 3.5mm | 赤白黄色の3色ケーブルを使うには変換アダプタが必要 |
そのほかのメーカー
価格(税込) | ポイント | |
ドン・キホーテ (TCL) | 43,780円 | 店頭購入限定。手で持って帰れるサイズでない |
WIS (ASTEX) | 49,800円 | RCAやオリオンが売り切れだった場合は候補 |
ダイアモンドヘッド (Roommate) | 49,980円 | 同上 |
ダイアモンドヘッド (Roommate) | 音質強化モデル 在庫なし | 音質強化モデルだが、数千円の別売スピーカーの方が上 |
駿河屋 (KONKA) | 53,400円 | WISなどと違い、製造元がKONKAと判明している安心感 |
エディオン (TCL) | 59,800円 | 製造元のTCLはおすすめだが、価格が高い |
RCA、オリオン製が売り切れだった場合のみ、WISやダイアモンドヘッド製を検討しましょう。
大型55インチの4Kチューナーレステレビ一覧
価格(税込) | 画質 | 評価 | 評価数 | 製造会社 | |
ソニー (BRAVIA) | 96,060円 | 4K | – | – | 日本 |
ゲオ (WIS) | 109,780円(※完売) | 4K有機EL | – | – | 中国 |
ソニー(BRAVIA)

日本を代表するメーカーであるソニー製のチューナーレスが96,060円で流通しています(主に楽天市場)。
ほかのチューナーレスと違い、高輝度、高コントラストに加え、超解像エンジンにフルHD→4Kアップコンバート機能を搭載するなど、一線を画す性能を備えているため、メーカーとしても性能としても超一級品です。
価格も、ソニー製としては相当安い(55インチのチューナー入りソニー製は通常15~20万円する)
ただし、以下の点に注意してください。
- 本来は個人に卸していない法人用のモデル
- 現役モデルだが、設計は2022年(※Android OS搭載なので本体もアプリもバージョンアップ可能)
- 付属リモコンでは音声検索ができない(音声検索対応のリモコン『RMF-TB421J』はメーカー法人窓口を経由しての取りよせのみ。参考価格6,000円)
- 個人向けと法人向け製品は修理窓口が異なるため、メーカーの無償修理を受けられない可能性がある
法人モデルが流通している確かな理由は分かりませんが、購入した法人が実際には使用しなかったために「マイナス資産である在庫」を削減したいと考えて販売しているのかもしれません。
理由がなんであれ、売られているなら個人で購入してチューナーレステレビとして使用可能ですが、ソニーとしては再販売を想定していないため、ソニーの想定外の行動を取る販売店を心からは信用できません。
- 購入する場合はクレジットカードを使わない
- 商品が手元に届いてから支払える「代引き」や「後払い」を選ぶ
また、無事に商品が届いても、個人向けモデルと法人向けモデルは修理窓口が異なるため、まず間違いなく無償修理は受けられません。
初期不良も、販売店が複数在庫を抱えていれば交換対応してくれる可能性がありますが、メーカーに直接相談してくださいといわれる可能性も十分に考えられるため、安全な買い物とはいえません。
それでもソニー製のチューナーレスが欲しければ購入できてしまうため、リスクを天秤にかけた上で判断しましょう。
なお、⇩の販売店自体は価格.comで高評価96%(投稿数2,044)、出店年数19年の優良会社です(※100%の安全を保障するものではありません)。
価格(税込) | 96,060円 | ソニー製としてはものすごく安い |
画質 | 4K(約800万画素) | 画素数スペック以上にキレイ |
音質 | 10W×2 | 音は普通 |
ゲームとの相性 | 〇 | キレイ。FPS以外は十分に快適 |
サイズ感 | 迫力◎ | 幅124.3×高78.7×奥33.8cm |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 4ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 3.5mm | 赤白黄色の3色ケーブルを使うには変換アダプタが必要 |
ゲオ(WIS)

※現在「品切れ・販売終了」のため購入できない状態ですが、再販や新機種の可能性がゼロでないため、有機ELチューナーレスも販売されていた参考資料として紹介します。
- LG製の有機ELパネルを搭載した超高画質モデル
- 120Hz表示でスポーツに強い
- 応答速度も0.1msでゲームにも強い
- 45Wスピーカーで音も良し
価格は109,780円とチューナーレスの中では高額だが、有機ELの性能を考えるとむしろ激安です。
ただし、300台限定販売だったため、現在はおそらく完売しています。
また、販売はゲオ(日本メーカー)ですが、製造を請け負っているのはWIS(日本メーカー)であり、しかしWISは輸入業者であるため、実際の製造を担当しているのはTCL以外の中国メーカーです。
外部委託はごく一般的な製品調達方法であり、台数限定製品を自社で製造するのは割高であるため、中国メーカーによる製造は理にかなっていますが、国内メーカー製が欲しい方にはおすすめできません。
それでも性能は非常に優れているため、再販された場合や新機種が登場した場合には積極的に紹介していきます。
価格(税込) | 109,780円 | 120Hz有機ELは15~20万が相場。10万円台は安い |
画質 | 4K(約800万画素) | 有機ELは高画質。焼き付き、電気代、寿命のリスクはあるが |
音質 | 45W | チューナーレスの中で最高音質 |
ゲームとの相性 | 〇 | スペック抜群。ただし有機ELはFPSには不向き |
サイズ感 | 迫力◎ | 幅55.3×高36.9×奥14.8cm |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 4ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 3.5mm | 変換アダプタがあれば使用可能 |
大型65インチの4Kチューナーレステレビ一覧
価格(税込) | 画質 | 評価 | 評価数 | 製造会社 | |
アペックス | 95,547円 | 4K | – | – | 中国 |
オリオン (ORION) | 99,790円 | 4K | 4.0 | 153 | 日本 |
アペックス

※チューナーレステレビとしてメーカーが販売しているため紹介しますが、購入してはいけない注意喚起としての紹介になります。
Android OSが搭載されていないため、このモデルを購入してもネット動画を視聴できません。
取扱説明書で「テレビを見る」操作方法の記載ページもあるため、カテゴリーとしては「テレビ」であり、そのテレビからチューナーをなくした「チューナーレステレビ」であることに間違いはありませんが、チューナーがなければテレビは映らず、Androidもないため、モニター機能以外の役割を果たすことは不可能です。
パネルが色がキレイに出るADS方式なのでファイアースティックなどを挿せばキレイに映りますが、販売の姿勢に大きな疑問があるため、購入してはいけません。
オリオン(ORION)

チューナーレステレビを販売する多くの会社の中で、中国企業に製造を委託せず、自社で生産・修理も行っている数少ないメーカーがオリオン株式会社(旧オリオン電機)です。
- 創業1958年の老舗電機メーカー製のチューナーレス
- サイズ展開が豊富で、Amazonや楽天で多く売れている
- 同40インチモデルは2022年のベストオブザイヤー(人気家電)にも選ばれている
ドン・キホーテのように販売台数は公表されていませんが、親会社である(株)ドウシシャのグループ決算において、オリオン製チューナーレステレビの販売が好調であると述べられています。
セグメントの経営成績は、次のとおりです。
引用元:(株)ドウシシャ2023年3月末の通年決算報告書
家電関連では、インターネット動画配信サービスを快適に楽しんでいただくことに特化した「ORION(オリオン) Android TV™搭載 チューナーレス スマートテレビ」が好調に推移しました。
一方、加湿器や暖房器具など冬物家電の販売が伸び悩みました。
自社開発製品の約548億円の売上の中で、家電関連ではチューナーレステレビのみ好調さが述べられているため、ほかの家電の不調を補えるほどの売れ行きであったと推測されます(自社開発製品の売上全体は前期比102.6%と伸びている)。
65インチのチューナーレステレビを購入するなら、オリオン製のこのモデル一択ですが、実は65インチはチューナー入りのモデルも10万円以下で手に入るモデルがあるため、チューナーレスだから安いは通用しなくなります。
それでも最安クラスであることに違いはなく、Androidを搭載しているおかげでアプリのダウンロードやバージョンアップが可能であるため、新たな動画サービスにも対応し、数年先にアプリのバージョンが古くなって視聴できなくなるリスクもありません。
ネット動画をメインに楽しむのであれば、迷わずオリオン製65インチを選びましょう。
価格(税込) | 99,790円 | チューナーレスとしては実質最安値 |
画質 | 4K(約800万画素) | キレイ。ネット動画はノイズがないため非常にキレイ |
音質 | 10W×2 | ちょっとだけ音がクリア |
ゲームとの相性 | 〇 | キレイ。オリオン製は全てゲームモード搭載 |
サイズ感 | 迫力最大級 | 幅145.3×高89.9×奥24.4cm |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 4ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 1ポート | 赤白黄色ケーブルをそのまま接続できる |
大型75インチの4Kチューナーレステレビ一覧
価格(税込) | 画質 | 評価 | 評価数 | 製造会社 | |
オリオン (ORION) | 151,957円 | 4K | 4.0 | 153 | 日本 |
オリオン(ORION)

チューナーレステレビを販売する多くの会社の中で、中国企業に製造を委託せず、自社で生産・修理も行っている数少ないメーカーがオリオン株式会社(旧オリオン電機)です。
- 創業1958年の老舗電機メーカー製のチューナーレス
- サイズ展開が豊富で、Amazonや楽天で多く売れている
- 同40インチモデルは2022年のベストオブザイヤー(人気家電)にも選ばれている
ドン・キホーテのように販売台数は公表されていませんが、親会社である(株)ドウシシャのグループ決算において、オリオン製チューナーレステレビの販売が好調であると述べられています。
セグメントの経営成績は、次のとおりです。
引用元:(株)ドウシシャ2023年3月末の通年決算報告書
家電関連では、インターネット動画配信サービスを快適に楽しんでいただくことに特化した「ORION(オリオン) Android TV™搭載 チューナーレス スマートテレビ」が好調に推移しました。
一方、加湿器や暖房器具など冬物家電の販売が伸び悩みました。
自社開発製品の約548億円の売上の中で、家電関連ではチューナーレステレビのみ好調さが述べられているため、ほかの家電の不調を補えるほどの売れ行きであったと推測されます(自社開発製品の売上全体は前期比102.6%と伸びている)。
75インチを製造・販売しているメーカーはほかにないため、オリオン製の一択です。
75インチもあれば各種動画が大迫力で楽しめます。
このサイズはよくプロジェクターとどちらを買うか比較されますが、チューナーレスの方が起動が早い上に明るさを確保できるため、部屋の電気を消す必要もありません。
製造数が多くないため65インチや55インチまでと比較して一気に値段が高くなりますが、10年ほど使うことを考えれば、十分にお買い得な値段であるといえるでしょう。
価格(税込) | 151,957円 | 地デジテレビと比較しても十分に安い。コスパ◎ |
画質 | 4K(約800万画素) | キレイ。ネット動画はノイズがないため非常にキレイ |
音質 | 10W×2 | ちょっとだけ音がクリア |
ゲームとの相性 | 〇 | キレイ。オリオン製は全てゲームモード搭載 |
サイズ感 | 迫力限界突破 | 幅167.3×高102.9×奥35.6cm |
OS | Android | アプリのダウンロードもアップデートも〇 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 配線不要で見た目がスッキリする |
HDMI端子 | 4ポート | ゲーム機やパソコンなどの接続に便利 |
赤白黄色端子 | 1ポート | 赤白黄色ケーブルをそのまま接続できる |
チューナーレステレビ売れ筋ランキング2023

チューナーレステレビの売れ筋ランキングを紹介します。
- 元となるデータはAmazonの全テレビの売れ筋ランキング
- 現在品切れのオリオン製65インチが1,010位(実質最下位)
- 1,010位より上にランクインしているチューナーレスは販売数が伸びていると考える
結果として、1,010位以内にランクインしているチューナーレスの中でも100位以内にランクインしている次のモデルは、大量の地デジテレビにも負けず、常に安定した売れ行きであると考えられます。
売れ筋 | メーカー | モデル | Amazonランキング |
No.1 | オリオン | 40インチ(フルHD) | 27位 |
No.2 | RCA | 24インチ(HD) | 35位 |
No.3 | RCA | 32インチ(フルHD) | 40位 |
No.4 | RCA | 43インチ(4K) | 42位 |
No.5 | ダイアモンドヘッド | 32インチ(HD) | 45位 |
No.6 | オリオン | 32インチ(フルHD) | 57位 |
No.7 | オリオン | 50インチ(4K) | 86位 |
No.8 | オリオン | 24インチ(HD) | 93位 |
No.9 | RCA | 50インチ(4K) | 95位 |
No.10 | ダイアモンドヘッド | 24インチ(HD) | 210位 |
No.11 | プロメテウスモニター | 42インチ(フルHD) | 303位 |
No.12 | オリオン | 32インチ(HD) | 348位 |
No.13 | LG | 31.5インチ(4K) | 587位 |
No.14 | オリオン | 75インチ(4K) | 809位 |
No.15 | オリオン | 65インチ(4K) | 1010位 |
なお、ドン・キホーテ製など一部モデルはAmazonで流通していないため、全チューナーレステレビの順位を示すものではありません。
それでもAmazonで人気があるモデルは楽天などほかの通販サイトでも人気が高いことがあるため、参考として十分に活用できます。
人気のモデルを購入したい場合には、ぜひ参考にしてください。
チューナーレス販売メーカー、創業が早いランキング
創業 | 本社 | チューナーレス 製造元 | 地デジTV 販売実績 | |
ソニー (BRAVIA) | 1946年 | 東京 | 自社生産 | 〇 |
オリオン (ORION) | 1958年 | 福井 | 自社生産 | 〇 |
LG | 1958年 | 韓国 | 自社生産 | 〇 |
ニトリ | 1967年 | 北海道 | TCL(中国) | × |
ユニテク | 1976年 | 東京 | 自社か中国委託か不明 | 〇 |
ドン・キホーテ | 1980年 | 東京 | TCL(中国) | 〇 |
SmaTY (NHK党) | 1982年 | 大阪・東京 | 中国委託 | × |
RCA (KEIYO) | 1986年 | 東京 | TCL(中国) | × |
ゲオ | 1986年 | 愛知 | WISに委託 | 〇 |
駿河屋 | 1997年 | 静岡 | KONKA(中国) | × |
エディオン | 2002年 | 大阪 | TCL(中国) | × |
ヒロ・コーポレーション (SHION) | 2003年 | 福岡 | WISに委託 | 〇 |
ダイアモンドヘッド (Roommate) | 2006年 | 東京 | 中国委託 | × |
プロメテウスモニター | 2007年 | 千葉 | 自社か中国委託か不明 | 〇 |
ティーンズネットワーク | 2010年 | 兵庫 | 中国委託 | 〇 |
WIS (ASTEX) | 2012年 | 東京 | 中国委託 | 〇 |
創業が早ければ絶対的に信用できるわけでもないため、「ランキング」として順番に並べながらも、順位は付けません。
それでも創業が早いソニー、オリオン、LGは電機メーカーとして地デジテレビの販売実績があり、チューナーレステレビを自社で生産しているため、3メーカーに限っていえば信用できます。
それ以外のメーカーについては、地デジテレビの販売実績があるメーカーは信用度が高まり、販売実績がない場合でも製造委託先がTCLやKONKAなど明白な場合は信用してもいいかもしれません。
反対に委託先が不明であったり、地デジテレビを販売したことがないのにチューナーレステレビを売り出しているメーカーは、儲かるから飛びついたと考えられるため(※企業としては当然の行為)、信用度は多少落ちるでしょう。
選び方で迷った場合の解決法

上記4つのパターンで迷った場合の解決法を紹介します。
それぞれクリック(タップ)で自動スクロールされるため、自身の迷いに応じた解決法を参考にしてください。
【サイズで迷った場合】
24 or 32インチ | フルHDであればサイズが大きくてもキレイで見やすい 24HDより32フルHDがおすすめ |
32 or 40~43インチ | 視聴距離が1m以内なら32インチ。 1m20cm以上あるなら40~43インチがキレイで見やすい なお、43インチ以上のモデルは全体的に動作スピードが速くなる(RAMサイズが大きい) |
40~43 or 50インチ | 視聴距離が1m50cm以内なら40~43インチ それ以上あるなら50インチがキレイで見やすい |
50 or 55インチ | 55インチはソニーの業務用しかない それが欲しいかどうかが判断の分かれ目 |
50~55 or 65インチ | 視聴距離が2mなければ50インチが見やすい 65インチは2m以上を確保できる場合におすすめ |
65 or 75インチ | 3m以上の視聴距離があるなら75インチ 2mで75インチを見ると、目が良い人はたまに粗さを感じる |
基本的にはサイズを大きくすると、迫力は増すが映像は粗くなります。
ただし、ほとんどのネット動画はフルHD画質(約200万画素)であるため、HD(約100万画素)とフルHDモデルを比較すればサイズが大きくてもフルHDの方がキレイで見やすい。
フルHDと4K(約800万画素)を比較した場合、スペックは4K有利だが、実際は200万画素の映像を見るため、4Kモデルだから大きいサイズを買っても映像が粗くならないわけでない。
それでもネット動画は高画質化を続けているため、将来のために投資して4Kモデルを買う価値は十分にある。
【サイズは決まっているが、モデルで迷った場合】
24インチ | 店頭購入ならドン・キホーテのフルHDモデルがおすすめ 通販ならRCAかオリオン製がおすすめ |
32インチ | フルHDモデルであるRCAかオリオン製がおすすめ |
40・42インチ | 40のオリオン製が2022ベストオブザイヤー獲得 |
43インチ | ユニテク製が激安でおすすめ |
50インチ | RCA製が安くておすすめだが、在庫がなければ次点でオリオン製 |
55インチ | 代引き・後払いで買うならソニー製が手に入る |
65インチ | オリオン一択。メーカーは信用でき、ネット動画は元がキレイ 本体スペックはほとんど必要ない |
75インチ | 同上 |
チューナーレステレビはメーカーごとの性能差がほとんどないため、基本的には価格が安いモデルを選びましょう。
価格の安さに、画質(HDかフルHDか4Kか)と、メーカーの信用(自社生産か委託か、評価や口コミがあるか)を加味して購入するモデルを決定すると、買って後悔するリスクをもっとも減らせるでしょう。
【チューナー入りテレビと迷った場合】
チューナーレステレビを買うか、従来のテレビを買うか迷った場合は、現在テレビを使っているかどうかが分かれ目です。
- 現在テレビを持っていないのであれば、チューナーレスを買いましょう。個人の見解ですが、地デジよりYouTubeやNetflixを見る方がずっと面白いです。NHK料金を支払うならYouTubeプレミアムに加入してCMゼロにしたり、Netflixを契約して質の高い娯楽を楽しみましょう
- 現在テレビを持っている場合は、地デジなしで生活できるか2週間ほど試しましょう。ネット動画非対応のテレビならスマートフォンでTVerなどを見る生活に留め、ネット動画対応のテレビなら地デジ以外の視聴に限定する。地デジを見ない生活に切り替えると、1週間は落ち着かない感覚が続き、2週間ほど経つと、人によっては慣れてきます。大丈夫だと判断できた場合はチューナーレスを購入しましょう
【ゲーミングモニターと迷った場合】
ネット動画を見るけれど、ゲームメインでディスプレイの購入を考えている場合は、FPSゲームをするかどうかが分かれ目です。
チューナーレス | ゲーミングモニター | |
応答速度 | 8~10ms | 0.5~1ms |
リフレッシュレート | 60Hz | 144Hz以上 |
ネット動画機能 | 内蔵 | ゲーム機 ファイアースティック クロームキャスト |
HDMI端子 | 2ポート以上 | 1~2ポート |
USB端子 | 1ポート以上 | 0~1ポート |
応答速度はゲーム機から送られてくる映像データを画面に表示する速度のことで、速ければ速いほど『リアルタイム』に快適なゲームプレイが可能となります。
ゲーミングモニターの方が約10倍の速度を誇りますが、基準となるmsという単位は1000分の1秒であるため、チューナーレスであっても100分の1秒以内に表示を切り替えるスピードがあります。FPSなどのシビアなゲーム以外で、さらに10倍の速度の体感は困難です。
また、リフレッシュレートは1秒の間に映像表示を切り替える回数のことですが、チューナーレスであれば「1000分の16.6秒」ごとに表示を切り替え、144Hzのゲーミングモニターであれば「1000分の6.9秒」ごとに表示を切り替えます。
差はおよそ100分の1秒なので、100分の1秒ごとに映像が増えていることを実感できる目の良さがあればゲーミングモニターを選びましょう。FPSゲームでは100分の1秒が勝敗を分けます。が、それ以外のゲームでは差は体感できないかもしれません。
なお、ゲーミングモニターでネット動画を見る場合にはPS5などゲーム機を通して視聴するか、ファイアースティックなどを接続することになります。
ファイアースティックやクロームキャストの場合、HDMI端子を1つ埋めてしまい、電源供給にUSB端子も必要であるため、ゲーム機の接続を含めてHDMI端子2つ以上でUSB端子もついているモデルを探すのは大変かもしれません。
FPSゲームをするのでない限りは、ファイアースティックなどが不要なチューナーレスの方がおすすめです。
チューナーレステレビで使用できるアプリ
月額 | 特徴 | |
TVer | 0円 | 放送された地デジ番組を1週間限定で視聴可能 ラインナップはゴールデンタイムの番組が多い |
BSJapannext | 0円 | ゆるり旅やゴルフなど、一部のBS放送を視聴可能 5月1日にアプリがリリースされたばかり |
ABEMA | 0円 | 朝のニュースや夜のバラエティなど オリジナル番組を多数配信 |
YouTube | 0円 | 誰もが知る最強コンテンツ YouTubeさえあれば生きていける人も多い |
Amazon PrimeVideo | 500円/月 | プライム会員特典とセットでお得 国内ユーザー数、推計886万人 |
Netflix | 790~1980円/月 | オリジナルドラマの質が圧倒的 国内ユーザー数、推計659万人 |
DMM TV | 550円/月 | 2022年12月スタートの新サブスク PrimeVideoの約8倍の見放題動画がある |
TVerを始めとする4つの無料アプリと、3つの有料アプリを組み合わせれば、娯楽が足りない事態にはまずなりません。
チューナーレステレビであればアプリのバージョンアップもしてくれるため、5~6年経ってアプリのバージョンが古くて視聴できなくなるリスクもなし。
いずれもチューナーレステレビだけでなく、スマートフォンでも視聴できるため、購入前に公式HPを覗いて試してもいいかもしれません。
なお、有料アプリについては、公式HPよりも分かりやすく紹介している記事があるため、ぜひ⇩を参考にしてください。
チューナーレステレビ用のお買い得スピーカー
チューナーレステレビはお世辞にも音質が良いとはいえませんが、高いスピーカーを買うのではせっかくのコスパの良さが損なわれます。
とはいえ、2~3千円では音質改善にはつながらないため、8,000~10,000円程度で確実に音質を改善できるコスパ良しのスピーカーを紹介します。
価格(税込) | 8,480円 |
出力 | 50W |
スピーカーユニット | 2chステレオ |
低音域強化 | バッシブラジエータ搭載 |
Bluetooth | 〇 |
HDMI | 非対応 |
光デジタル | ケーブル付属 |
3.5mmステレオジャック | ケーブル付属 |
寸法 | 幅41.0×高7.0×奥10.0cm |
幅が41cmと非常にコンパクトなため、チューナーレステレビの前に置いたり、スタンドの間に置いたり、使い勝手が非常に良いモデルです。
テレビ内蔵のスピーカーは本体内部にあって音の向きも下ですが、外部スピーカーは音がまっすぐ耳まで届くため、音がこもらず聞き取りやすくなります。出力の高さと低音補強から、迫力も感じ取りやすくなります。
接続は有線orBluetoothで選べますが、基本は有線がおすすめ。有線は音の遅延が起こらず、Bluetoothはスマホと繋いで音楽鑑賞として使うと便利です。
価格(税込) | 10,980円 |
出力 | 100W |
スピーカーユニット | 2chステレオ |
低音域強化 | ウーファー2基搭載 |
Bluetooth | 〇 |
HDMI | ケーブル別売 |
光デジタル | ケーブル付属 |
3.5mmステレオジャック | 非対応 |
寸法 | 幅90.0×高6.4×奥8.8cm |
幅が90cmあるため、40インチ以上のチューナーレスを使用する場合におすすめのモデルです。
スピーカーは幅がある方が、左右の音の波がぶつかる距離が本体から遠く伸びていくため、視聴距離が遠くても聞き取りやすくなります。
反対に視聴距離が1m以内だと音質が最適化されていないため、性能を活かしきれません。100Wのパワーを活かすためにも、最低でも1mの距離を確保できる環境で使用しましょう。
NHK受信料と解約について
支払方法 | 月額 | 1年総額 | 10年総額 | |
地上契約 | 口座引落・クレジット | 1,225円 | 14,700円 | 147,000円 |
振込 | 1,275円 | 15,300円 | 153,000円 | |
衛星契約 | 口座引落・クレジット | 2,170円 | 26,040円 | 260,400円 |
振込 | 2,220円 | 26,640円 | 266,400円 |
チューナー入りのテレビを使用する場合、上記のNHK受信料を支払う義務があります。
現在テレビを使用していない人がチューナーレステレビを購入する場合には契約義務がないため、一切の連絡が不要ですが、現在テレビを使用していてチューナーレステレビに買い替える場合には、次の手順で連絡する必要があります。
- テレビを撤去したことを示すため、『紙』の証明書を用意する(リサイクル券の控えなど)
- NHKふれあいセンターに電話して、解約に必要な書類を郵送してもらう
- 書類に必要事項を記入し、『紙』の証明書のコピーと共に郵送して解約完了
『紙』の証明書なしに解約することは非常に困難であるため、例え持っていたテレビが壊れた場合でも放置せずリサイクル券を購入して『紙』の証明書を手に入れましょう。
リサイクル券は「家電量販店」または「郵便局(※自身でテレビを処分場に持ち込む場合)」で購入できます。
家電量販店でリサイクル券を購入する

大手家電量販店は、新規に家電を買うことなくテレビの処分だけを申し込むことができます。
お店の中で指定の申し込み場所はありませんが、受付がスムーズなのは「テレビコーナー」。「冷蔵庫」や「エアコン」や「洗濯機」も家電リサイクル法の対象なので、同コーナーに行っても受付は比較的スムーズです(※店員によってはテレビコーナーへ行ってくださいと言われることもあります)。
店員が見当たらなかったり混雑したりしている場合は、「総合案内カウンター」や「レジ」で店員を呼んでもらう手もあります。
実際に店頭で申し込むと、リサイクル券の発券に加えて回収業者を手配してくれます(お店への持ち込みも可能だが料金は同じ)。希望の日時を伝え、リサイクル券の料金を支払いましょう。テレビのサイズやメーカーが正しければ、当日くる業者への支払いは一切発生しません。
リサイクル料金 | 収集運搬料金 | 合計(税込) | |
15インチ以下 | 1870円 | 1650~2750円 | 3520~4620円 |
16インチ以上 | 2970円 | 1650~2750円 | 4620~5720円 |
- リサイクル料金は国内大手メーカーの場合。海外メーカーの場合は数百円高くなることも
- リサイクル料金は液晶、プラズマ、ブラウン管共通。ブラウン管は一部メーカーで料金の上下あり。有機ELはリサイクル法対象外
- 収集運搬料金は量販店により多少異なる(自社便なら安く、委託なら高い傾向にある)
リサイクル料金については、家電製品協会の公式サイトで確認できます。
収集運搬料金については、量販店に電話すれば確認することができます(ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ケーズデンキ、コジマ電機、エディオン、ジョーシンなど)。
郵便局でリサイクル券を購入する

テレビを自分で指定場所に持ち込んで廃棄する場合には、郵便局(貯金窓口)でリサイクル券を購入することができます。
- 自分で持ち込むと収集運搬料金は不要
- 指定場所は住んでいる市にないこともある
指定引取場所はこちらから全国どこでも検索できます(家電製品協会の公式サイト)。
同じく具体的な手順を家電製品協会が示してくれているので、詳しくはこちらをご確認ください。
メルカリなどでチューナー入りテレビを販売する場合
テレビをリサイクル処分せず、メルカリなどで販売して自宅から撤去する場合には、取引成立を示す『メール』のコピーを紙の証明書として活用できます。
詳しくは『NHKを簡単に解約する方法』記事で紹介しておりますので、⇩を参考にしてください。
チューナーレステレビでよくある質問
チューナーレステレビでよくある質問に対して答えとなる記事を紹介します。
気になる内容があればクリック(タップ)で答えを知れるため、悩みの解消にお役立てください。
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