「有機ELテレビはどの機種がおすすめなの?」
「有機ELテレビの消費電力、寿命、焼き付きのリスクがあるって本当?」
購入を検討する上で気になる疑問を、すべてお答えいたします。
- 液晶モデルとの画質や音質の違い
- 消費電力、寿命、焼き付きリスク、価格の違い
- メーカー、新旧モデルの違い
- 有機EL売れ筋ランキング
それぞれ分かりやすくお話いたしますので、ぜひ参考にしてください。
有機ELテレビ、すべての違い
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画質から順番にお話していくので、すべて気になる方はこのままご覧ください。
有機ELテレビと液晶テレビの違い
画質の違い
有機ELも液晶も中身は同じであり、違いは外身(画質に関してはパネル部分)だけです。
有機ELパネルと液晶パネルの違いを比較してどちらがよりキレイに感じるか、実は、自分で「明るさ」の設定を変えるか変えないかによって結果が異なります。
- 有機ELは影を真に暗く表現するため、画質どうこうの前に全体的に暗くて見づらい
- 液晶は全体的に明るいため、自分で設定を変えなくても見やすい
- 人は明るい映像の方がキレイに感じやすく、安心もする生き物である
性能の上限は有機ELが圧倒的に上回りますが、購入して自宅に届いたときの設定のまま使用するのであれば、液晶の方がキレイに感じる人が多いかもしれません。
有機EL(設定そのまま) | 液晶(最上位・設定そのまま) | |
全体的な明るさ | やや暗い | ちょうど良い |
特に暗いシーン | 見づらい | 見やすい |
特に明るいシーン | 暗くはない | 眩しくはない |
明暗のメリハリ | 分かりにくい | 分かりやすい |
色のメリハリ | 分かりにくい | 分かりやすい |
斜めから見たとき | 暗くて見づらい | 色は薄くなるが暗くないため 見やすい |
太陽の光が差し込む環境 | 映像が暗くて見えない | ある程度見える |
性能の上限 | 実はまだまだ上 | ここが限界 |
ただし、液晶は初期設定から明るさを上げると眩しいと感じるシーンが増える上に、暗いシーンが見やすいレベルを超えて白っぽく低画質化します。
一方の有機ELは明るさを20~30%上げると全体的な明るさを確保でき、すべてのシーンで液晶を超える映像美を表現できます。
有機EL(明るさ20~30%UP) | 液晶(最上位・設定そのまま) | |
光源数 | 8,294,400個 | 30,000~40,000個 |
明暗のメリハリ | 光源数に比例 | 光源数に比例 |
色のメリハリ | 光源数に比例 | 光源数に比例 |
全体的な明るさ | ちょうど良い | ちょうど良い |
特に暗いシーン | 見やすい上に 明暗のメリハリがある | 見やすい |
特に明るいシーン | 見やすい上に 色のメリハリがある | 眩しくはない |
斜めから見たとき | 見やすい上に色が薄くならない | 暗くならないため見やすいが 色は薄くなる |
太陽の光が差し込む環境 | ある程度見える上に 色のメリハリのおかげでキレイ | ある程度見える |
解像度 | 同じ(3840×2160) | 同じ(3840×2160) |
倍速性能 | 同じ(120Hz) | 同じ(120Hz) |
ノイズ低減 | 中身は同じ | 中身は同じ |
アップコンバート | 中身は同じ | 中身は同じ |
有機ELは約829万の画素1つ1つに対応する光源があるため、ピンポイントで明暗をコントロールできます。
一方の液晶は、最新のminiLEDテレビでも光源数は3~4万個であり、1つのLEDを点灯させると200~300画素をまとめて照らしてしまうためメリハリを付けづらく、明るさに引きずられて色が薄くなる傾向にあります(通常の液晶の場合は光源数が最大でも1000個程度で、8千~8万画素をまとめて照らす)。
例外的にメリハリが付けづらい液晶が有利なシーンがありますが、液晶は有機ELと違って物陰を物陰として表現しきれないため、FPSゲームをするのであれば物陰に隠れる敵が薄っすら見えてエイムを合わせられ、勝率アップに繋がります。
とはいえFPSゲームは大画面でプレイする時点で勝率が落ちるため、勝ち負けにこだわるなら液晶テレビでプレイしません。
結論、明るさの設定を変えるのであれば、有機ELが全てのシーンで液晶に勝る映像美を表現できることに間違いありません(設定の変更方法はこちらで掲載しています。とてもかんたん)。
なお、家電量販店で有機ELとminiLED液晶テレビを見比べると、miniLEDの方がキレイに感じることがありますが、錯覚なので注意しましょう。
※家電量販店で見比べる際の警告
家電量販店で有機ELとminiLED液晶テレビを見比べると、miniLEDの方がキレイに感じることがありますが、錯覚です。気を付けてください。
- 家電量販店は業務用の照明を多数使用しており、自宅よりもはるかに明るい
- はるかに明るい環境では、より明るい映像の方が見やすく、キレイに感じやすい
- 展示されているテレビは明るさが最大に設定されており、自宅に届くときは明るさが落とされている
- 自分で設定すれば最大にできるが、自宅の照明の明るさとは不釣り合いで、キレイを通り越して眩しくて見られない
通常の液晶テレビ(上位モデル)でも最大の明るさにすれば眩しくなりますが、miniLEDは上位モデルと比較してピーク時2~3倍の明るさになるため、自宅では直視できません。
miniLEDの明るさは、商品発表時や家電量販店など、明るい場で旧機種や他機種と見比べる際には非常に有効ですが、自宅では画質の面で有機ELに勝る要素はありません(※設定を変えない場合は液晶の方が見やすかったり、消費電力が少なかったりと、液晶が勝る部分もある)。
音質の違い
有機ELと液晶の違いはディスプレイ部分だけなので、本来は音質に差はありません。
ただし、本体価格が高ければメーカーは高音質なスピーカーを組み込む余裕が生まれるため、【有機ELの上位モデル>miniLED液晶>有機ELスタンダード>通常の液晶】の順に音質が優れている傾向があります。
【各メーカーのスピーカー出力】
有機EL上位 | miniLED液晶 | 有機EL スタンダード | 通常の液晶 | |
東芝 | 90~142W | 70W | 72W | 20~50W |
ソニー | 60W | 60W | 25~30W | 20~60W |
シャープ | 65~80W | 80~85W | 50W | 20~70W |
パナソニック | 150~170W | 50W | 20~60W | 20~60W |
LG | 60W | 40W | 20W | 20W |
ハイセンス | モデルなし | 70W | 72W | 20~40W |
なお、参考としてスピーカー出力を掲載しましたが、現実にはほとんど参考にならない数値であるため注意してください。
スピーカー出力はカタログスペックであり、音量を100まで上げてもスピーカーに送れる電気量は上記数値の20~30%に制限されています。
というのも、音の大きさは例えばスマホのスピーカーを音量MAXにしても使用電気量は1W未満です。
テレビで2Wも電気を使えば、視聴距離が2~3m離れていても十分聞こえます。それ以上は騒音です。
十分に聞こえる音量での使用に止めるのであれば、カタログにおける出力が高いスピーカーは音量の数値を下げて使用し、出力が低いスピーカーは音量の数値を上げて使用することになるため、出力は参考になりません。
スピーカーを比べる上で大事なことは、十分に聞こえる音量における音の特性です。
【各メーカーの音質特徴】
有機EL上位 | miniLED液晶 | 有機EL スタンダード | 通常の液晶 | |
東芝 | 低音◎ 声○ 高音○ | 低音○ 声○ 高音○ | 低音○ 声○ 高音△ | 低音○ 声△ 高音△ |
ソニー | 低音○ 声◎ 高音◎ | 低音△ 声○ 高音○ | 低音△ 声◎ 高音◎ | 低音△ 声〇 高音△ |
シャープ | 低音△ 声◎ 高音○ | 低音△ 声◎ 高音○ | 低音△ 声〇 高音△ | 低音△ 声〇 高音△ |
パナソニック | 低音○ 声〇 高音◎ | 低音△ 声△ 高音△ | 低音○ 声〇 高音△ | 低音○ 声△ 高音△ |
LG | 低音△ 声〇 高音○ | 低音△ 声〇 高音○ | 低音△ 声〇 高音△ | 低音△ 声△ 高音△ |
ハイセンス | モデルなし | 低音○ 声〇 高音○ | 低音○ 声〇 高音△ | 低音△ 声△ 高音△ |
- 東芝は低音(迫力)重視のメーカーで、グレード(価格)が上がるにつれて全体的な音質が上がる
- ソニーの有機ELは画面を振動させて音を出すため、内蔵型スピーカーと違い音がこもらず、有機ELスタンダードでもminiLED液晶より非常に聞き取りやすい
- シャープはどちらかといえば高音域を重視したメーカー。有機EL上位とminiLED液晶は同一のスピーカーを使用している
- パナソニックはminiLED液晶を有機ELより下位のモデルとして扱っているため、有機ELスタンダードでもminiLEDより優れたスピーカーを搭載している
音質の違いについてかんたんにまとめると、ソニーとパナソニックであればどの液晶よりも有機ELの方が音が良い。
東芝とシャープは、音質を最優先に考えるのであれば有機ELスタンダードではなくminiLED液晶や有機EL上位モデルを選ぶべきだが、音質はサウンドバーなどを買えば後でどうにでも向上させられるため、音質は二の次で良い。
音質よりも、画質やコスト(消費電力や寿命)で有機ELを購入するか液晶を購入するかを判断しましょう。
なお、パナソニックなどで天井から音が降ってくると謳うモデルがありますが、正面から来る音が圧倒的に強くて上方向の音は聞き取れないので注意してください。
壁で音を反射させる仕組みはYAMAHAが過去に行っていましたが、現在は需要がありません。天井や壁に当てる時点で音の大半は吸収されて小さくなり、正面から来る音のボリュームに必ず負けます。
消費電力の違い
有機ELと液晶テレビは、設定を変えないまま使用するのであれば、電気代は不思議なことに有機ELの方が安くなります。
有機EL 55X8900L | miniLED 55Z870L | 通常液晶 55Z770L | |
消費電力 | 279W | 249W | 263W |
年間消費電力量 | 180kWh | 213kWh | 205kWh |
基礎電気代 | 4,860円/年 | 5,751円/年 | 5,535円/年 |
燃料費調整額 | 923円/年 | 1,092円/年 | 1,051円/年 |
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 621円/年 | 734円/年 | 707円/年 |
年間電気代 | 6,404円 | 7,577円 | 7,293円 |
消費電力がもっとも大きい有機ELの電気代がもっとも安くなる理由は、画質のお話のときにも触れましたが、初期設定ではやや見づらいレベルまで明るさが落とされているためです。
メーカーが公表している年間消費電力量の目安は、明るさを落とした見づらい初期設定における電気量をもとに計算されています。
有機ELに限らずminiLED液晶なども初期設定で計算されているため、計算方法は公平ですが、その前段階である『設定』が平等ではありません。
有機ELの性能を引き出し、見やすいレベルまで明るさを上げると、一気に電気代は高くなります。
初期設定 | 適切な明るさ | 明るさ最大 | |
平均消費電力 | 96W | 144W | 160W |
年間消費電力量 | 180kWh | 213kWh | 310kWh |
基礎電気代 | 4,860円/年 | 7,237円/年 | 8,370円/年 |
燃料費調整額 | 923円/年 | 1,375円/年 | 1,527円/年 |
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 621円/年 | 924円/年 | 1,027円/年 |
年間電気代 | 6,404円 | 9,536円 | 10,924円 |
東芝製の有機EL:55X8900Lの消費電力279Wは、明るさを最大に設定した状態で太陽など真っ白な映像が画面全体に表示された場合の、理論上の最大消費電力であるため、普段の映像では明るさを最大に設定しても50~60%程度の消費電力となります。
- 参考として紹介している55X8900Lは有機ELの中でも特に暗いため、初期設定より大幅に明るさを上げなければ適切な明るさにならない
- ほかの有機ELは初期設定より大幅に上げなくても見やすいレベルに到達するが、もともとの明るさ(消費電力)が高いため、結果的に電気代は同じだけ掛かる
液晶の電気代を基準にして年間2,000円ほどの差ですが、5年で1万円、10年で2万円のランニングコストの差に繋がります。
また、有機ELは使用年数を重ねると徐々に明るさが落ちていくため、例えば7~8年後は明るさの段階を上げて使用する可能性があります。
そのときは電気代が1,000円/年程度さらに高くなることを覚えておきましょう。
寿命と焼き付きリスクの違い
液晶テレビの寿命は広く知られており、どのメーカー、どの機種であっても約10年といわれています(10年は発言者が自信を持っていえる数値であり、実際には10年以上もつことも多い)。
有機ELの寿命は数値では公表されていませんが、パネル製造元のLGが「液晶に近いレベルまでもつようになった」と製品化のときに寿命にかんする話を濁しています。
また、パネルの素材に関わらず、電化製品は電気を使えば使うほど熱を持ち消耗するため、電気をより多く使う有機ELは液晶より寿命が短いことは間違いありません。
有機EL (適切な明るさ) | 有機EL (初期設定) | 液晶テレビ | |
寿命 | 約8年 | 約9年 | 約10年 |
基盤への熱ダメージ | 中 | 小 | 中 |
パネルへの熱ダメージ | 大 | 中 | 小 |
基盤の修理費 | 2~3万円 | 2~3万円 | 2~3万円 |
パネルの修理費 | ほぼ本体価格 | ほぼ本体価格 | ほぼ本体価格 |
焼き付きリスク | 中 | 小 | なし |
明るさ | 5年ほど使用すると 明るさが徐々に落ち始める | 同左 | 10年後でも落ちない |
- 液晶はLED(熱源)が内部にあるため、パネルへのダメージは少ないが基盤へのダメージが懸念される(ただし修理費はパネルより安い)
- 有機ELはパネルそのものが熱源であり、修理費が高額なパネルへのダメージが懸念される(焼き付きリスク含め)
- 有機ELは適切な明るさまで上げた場合は消費電力が増え、将来明るさが落ちた場合には明るさの数値を引き上げて使用する可能性があるため、適切な明るさを維持して使う場合の寿命は8年が目安
元来、テレビはパネルに不具合がでるか基盤に不具合がでるか、およそ半々程度の故障率でしたが、適切な明るさまで上げた有機ELはパネルが熱をもち、その熱が内部の基盤にも及ぶため、液晶のリスクにそのままパネルの故障率が上乗せされる形となります。
簡単に壊れるわけではありませんが、有機ELを購入する場合は買い替えサイクルがやや早くなると覚えておきましょう。
また、有機ELには液晶にない焼き付きリスクがあります。
【焼き付きリスク】
本来は透明なパネルの保護ガラスに、長時間光(熱)を当て続けることで痕跡として焼き付いてしまう現象のことで、時計表示やタイトルロゴを常に表示させるなど、暗いシーン(熱量が少ないシーン)を挟まない場合に起こりやすい。
ただし、同じロゴを最大の明るさで表示しても、数時間で焼き付くわけではありません。年単位で使用して薄っすら跡が残る程度なので、時計やロゴを表示せず、通常使用している分には画面のどこに焼き付きがあるのか分からない人がほとんどです。
特に、焼き付きリスクは昔のプラズマテレビで散々指摘されていたため、有機ELには焼き付き対策が施されています。
セルフクリーニング | パネルリフレッシュ | 寝落ちなど放置対策 | |
東芝 | 電源OFFで自動 | 自動で年1回 | 一部静止で画面を暗く |
ソニー | 電源OFFで自動 | 任意で可能 | 一部静止で暗く |
シャープ | 電源OFFで自動 | 任意で可能 | 全体静止で暗く |
パナソニック | 電源OFFで自動 | なし | 全体静止で暗く |
LG | 電源OFFで自動 | なし | 全体静止で暗く |
ハイセンス | 電源OFFで自動 | 自動で年1回 | 全体静止で暗く |
【セルフクリーニング】
約800万にも及ぶ画素それぞれの使用状況を自動でチェックし、高輝度での使用頻度が多い画素の輝度を調整して焼き付きのリスクを軽減する機能。最初期のパナソニック製有機ELを除いて基本的にはどのモデルにも搭載されている。
【パネルリフレッシュ】
パネル全体の輝度差を調整して、万が一焼き付いた場合に目立たなくする機能。ただし、パネルへの負担が大きいため、毎年自動で実施するタイプと、設定メニューから自分で起動するタイプのどちらが便利かは判断が分かれる。
【寝落ちなど放置対策】
例えばゲームや動画サブスクのトップメニューを出したまま寝落ちしたり出掛けてしまったりした場合に、自動で画面を暗くして熱量を抑えてくれる機能。
Netflixなど、トップメニューによっては小さくデモ映像が流れるケースもあるため、一部静止で画面を暗くしてくれるタイプの方が優れている(何かボタンを1つでも押せば自動で明るさが戻る)。
有機ELはプラズマテレビよりは熱量が少なく(50インチプラズマテレビで500~600W)、対策も施されています。
リスクがゼロではないものの、核心を言ってしまうと、ハッキリ焼き付く前に買い替えのサイクルが訪れるため、焼き付きリスクを気にする必要はないでしょう。
価格の違い
2022年モデルで価格を比較すると、有機ELは購入価格でも耐用年数1年当たりの価格でも液晶より高くなります(Amazonにおける価格)。
購入価格(税込) | 1年当たりの価格 | |
有機EL上位 55X9900L | 約26万円 | 3.3万円/年 |
有機ELスタンダード 55X8900L | 約24万円 | 3.0万円/年 |
有機EL上位・旧モデル 55X9400S | 約17万円 | 2.1万円/年 |
有機ELスタンダード・旧モデル 55X8900K | 約18万円 | 2.3万円/年 |
miniLED液晶 55Z870L | 約17万円 | 1.7万円/年 |
液晶上位 55Z770L | 約20万円 | 2.0万円/年 |
液晶中位 55Z570L | 約12万円 | 1.2万円/年 |
液晶スタンダード 55C350X(設計は2020年) | 約8万円 | 0.8万円/年 |
- 有機EL上位モデルは製造コストが高いため、発売から1年経って型落ちになっても20万円を下回らない
- miniLED液晶は製造コストが安いため、スタートが高くても型落ちになれば20万円を下回る
- 家電量販店でなく通販で購入するのであれば、有機ELの型落ちの型落ち在庫があるため、上位モデルでも20万円を下回る
製造コストについてかんたんにいうと、miniLEDは有機ELより明るくできる以外の特徴がないため、相当安く作れます(従来の液晶よりは光源数が増えているが、それでもコントロールする光源数は3~4万個程度)。
有機ELは光源数約829万をコントロールするためのプロセッサの調整にコストが掛かり、パネルの仕入れ単価も高い(液晶も同じプロセッサが組み込まれているが、細かくコントロールする必要がないため調整が楽)。
なお、有機ELでも液晶でも、モデルが新しくなって変化する要素は、主に明るさの最大値の引き上げであり、家電量販店で他社と競って勝つための『調整』程度の変化です。進化でなく変化であるため、自宅での使用において新機種を購入するメリットはありません。
特に有機ELは、miniLED液晶の次のmicroLED液晶(LDE光源数が829万個)に匹敵する性能であるため、画質はすでに完成されているといっても過言ではありません。
有機ELテレビに足りない要素は省エネ性能と製品寿命であるため、それらが大幅に改善されたモデルでない限り新機種の購入は避けましょう(※すでに省エネ有機ELは発売されているが、本体価格が倍するため、機種が増えて価格が下がらないとコスパが悪い)。
液晶との違い、かんたんなまとめ
- 明るさの設定を自分で上げれば、有機ELはどの液晶テレビよりも圧倒的にキレイ
- 有機ELには複数の欠点がある(価格の高さ、電気代の高さ、寿命の短さ)
ただし、いずれの欠点もお金に関わる要素であるため、コストよりも圧倒的にキレイな映像を楽しみたい方はぜひ有機ELを購入しましょう。もしも液晶テレビを買ってしまうと、そのあといくらお金を出そうとしても画質は上がりません。
有機ELの価格の高さも、型落ちの型落ちであれば液晶と同程度まで抑えられるため、型落ちの型落ちの有機ELテレビの購入が、もっともコストパフォーマンスに優れたテレビといえるでしょう。
なお、すべては明るさを自分で上げた場合の話であるため、各メーカーの明るさの上げ方を⇩に掲載しておきます。
メーカーによる有機ELの性能差
有機ELテレビは、一部モデルを除いて同一のパネルを使用しているため、メーカーによる画質差はほとんどありません。
パネル | パネル特性 | 映像エンジン | |
東芝 | LG製 | 上位:光沢 スタンダード:低反射 | 〇 |
ソニー | 上位:SAMSUNG製 スタンダード:LG製 | 低反射 | 本当は一番高性能だが 表現能力を大幅に引き 上げるモノではない |
シャープ | LG製 | 光沢 | 地デジとの相性△ |
パナソニック | LG製 | 上位:光沢 スタンダード:低反射 | 〇 |
LG | LG製 | 上位:光沢 スタンダード:低反射 | 〇 |
ハイセンス | LG製 | 低反射 | 〇 |
- パネルはソニーのA95Kシリーズを除いてLG製であり、有機ELパネルは基本性能が高いため、自社でいくら調整しても人の目で違いが分かるほどの差は出ない
- ソニーのA95KはパネルがSAMSUNG製となるが、消費電力約50%カットの省エネ性能に優れているだけで、画質は変わらない(量子ドットという新しい色表現で+αの画質はあるが、何万円も出す価値はない)
- パネル特性は自分の姿の映り込みや照明の反射を抑える低反射が人気ではあるが、有機ELは発色に優れているため、光沢パネルだとしても映り込んでいることには気付きにくい
- 映像エンジン(ノイズ低減・画質のアップコンバート)は、液晶パネルであればメーカーでわずかに差が出るが、有機ELは根本性能が高いため、どんなに高性能なエンジンを搭載しても差が分かりにくい(シャープ製で地デジを見る場合だけは液晶のように若干色が薄い)
家電量販店で見比べると、東芝とシャープ製はやや暗く、ソニーとパナソニックが明るい印象を受けますが、パネルの明るさの上限をどこまで引き上げるかの調整の差であるため、自宅で自身がちょうど良い明るさに調整する場合はどのメーカーでも同じ明るさになります。
ソニーのA95KシリーズとパナソニックのMZ2500は全有機ELの中でも圧倒的な明るさを誇りますが、自宅では不要な明るさであるため、お店で見比べて圧倒的にキレイ!と思ってしまわないように気を付けましょう(液晶に匹敵する明るさがあるため、自宅に届いたときにほかの有機ELのように明るさを上げなければならない手間はない)。
音の特性 | OS | アプリ追加 | バージョン アップ | |
東芝 | 低音◎ | Linux(リナックス) | × | × |
ソニー | 高音◎ | Android | 〇 | 〇 |
シャープ | 高音〇 | Android | 〇 | 〇 |
パナソニック | 上位:高音◎ スタンダード:低音〇 | Linux(リナックス) | × | × |
LG | 高音〇 | WEB OS | 〇 | 〇 |
ハイセンス | 低音○ | Linux(リナックス) | × | × |
- 音の迫力は東芝が一歩リード
- 音の繊細さはソニー、パナソニック(上位モデル)が一歩リード
- ネット動画を視聴するならソニー、シャープ、LGがアプリの追加やバージョンアップにも対応していて、動画検索などのスピードも速い(※東芝はKシリーズのみ例外的にAndroid搭載)
有機ELを購入した場合は、自宅のWi-Fiに繋いでネット動画を楽しむ方も多いと思いますが、そのときはAndroid OSやWEB OSなどの動画アプリに幅広く対応したOSが搭載されていると便利です。
今後新しい動画アプリが世の中にリリースされてもダウンロードでき、YouTubeなどの当たり前に使うアプリも、バージョンが古くなって視聴できなくなるリスクを避けられます。
ただし、Linux OSの東芝なども、初期搭載のアプリのバージョンのままでも5~6年は問題なく使用でき、その後はファイアースティックやクロームキャストを後付けすればアプリ問題は解決できます。
なお、ゲームの快適さはどのメーカーも変わりません(例えば東芝は0.83msの高速レスポンスを謳うが、パネルのフレームレートが120Hzであるため、実際の映像においては8.33msまでしか性能を発揮できません。0.83ms(1000分の0.83秒)は1画素だけを測定した場合の数値であり、パネル全体の表示切替速度ではありません)
新旧モデルの差
有機ELはすでに画質面は完成されており、新機種を購入するメリットはないため新旧比較はかんたんにお話します。
2023年モデル XRJ-55A80L | 2022年モデル XRJ-55A80K | |
パネル | LG製 | LG製 |
パネル特性 | 低反射 | 低反射 |
映像エンジン | 認知特性XR | 認知特性XR |
超解像 | XR 4K アップスケーリング | XR 4K アップスケーリング |
トリルミナス | XR トリルミナス プロ | XR トリルミナス プロ |
スピーカー | 50W | 50W |
スピーカー構成 | アクチュエーター3 サブウーファー2 | アクチュエーター3 サブウーファー2 |
消費電力 | 351W | 351W |
年間消費電力 | 187kWh | 187kWh |
寸法 | 134.4×83.9×17.8cm | 134.4×83.9×17.8cm |
重量 | 25.0kg | 25.0kg |
ソニーの55インチ有機ELで比較した場合、スペックは何もかも同じです。
- 明るさの最大値を約10%引き上げたと公表しているが、特定の1画素の明るさを引き上げただけであるため、全体としての消費電力は変わらず、体感できる性能も変わらない
- 2023年モデルに限らず、新機種(33万円)は値段が下がらない限り買うのはもったいない(有機ELの性能は非常に高いため買う価値自体はある)
有機ELは性能が完成されており、しかも相場が20万円前後まで落ちているため、性能を大きく変えるほどのコストをメーカーは掛けられません。
有機ELは省エネ化や8K化されない限り、本当の意味での新機種の登場とはなりません。
2023年モデルの新しい機能 | |
東芝 | ミリ波で視聴者の位置を特定して映像や音を調整してくれるが、視聴者が画面に近ければノイズを減らし、遠ければメリハリを付けるなど、ノイズ低減とメリハリを両立できないと告白しているも同然。 音に関しては、斜めの視聴ポジションにいるときであれば左右のスピーカーから出る音のバランスを整えて違和感を抑える効果があるが、対象者が1人でないと効果がない(1人だと正面に座っていることが多いため、効果は期待できない) |
ソニー | なし |
シャープ | なし |
パナソニック | パナソニック製の対応BDレコーダーがあれば 番組表にTVerやHuluの配信情報が表示されるため リアルタイムで視聴するか録画するか配信で見るか検討できる (便利だが、レコーダーが必須) |
LG | なし |
ハイセンス | なし |
- 視聴者の位置特定による調整機能はソニーがすでに搭載済みだが、需要はない
- パナソニックの番組表へのTVer配信情報の掲載は便利だが、レコーダーが必須であり、レコーダーがあるならTVerを使わず録画して視聴するため、テレビ単独での機能なら喜ばれた可能性がある(そうするとレコーダーが売れないが)
購入する側としては、余計な機能を付けずにその分安くして欲しいが、販売するメーカー側はそれでは利益が取れないのがテレビ市場の実情です。
省エネ特化モデルを作ってもインパクトがないため売れず、8K化はまだコンテンツがないため売れず、地デジの4K化もまだ3年ほど先であるため、現状は足踏み状態。
アッと驚く新機種が登場することは、今後もしばらくないでしょう。
有機EL売れ筋ランキング
Amazonにおける販売台数をもとにした有機ELテレビの売れ筋ランキングを紹介します。
- 全機種TOP20
- 42インチTOP4
- 48インチTOP9
- 55インチTOP15
- 65インチTOP14
- 77・83インチ
- 迷ったときの選び方
- 外付けHDDやおすすめテレビスタンドなど
- ⇧有機ELの違いトップまで戻る⇧
いずれもクリック(タップ)で自動スクロール機能を利用して素早く移動できます。
まずは全機種TOP20から紹介するので、ぜひ機種選びの参考にしてください。
全機種TOP20
順位 | メーカー 型番 | 価格 | 音質 | OS | パネルリフレッシュ 寝落ち対策 |
1位 | LG OLED55A2PJA | 129,800円 | 20W | WEBOS | なし 全体静止で暗く |
2位 | 東芝 55X9400S | 172,545円 | 142W | 独自OS | 自動で年1回 一部静止で暗く |
3位 | 東芝 48X8900K | 131,111円 | 72W | Android | 自動で年1回 一部静止で暗く |
4位 | 東芝 55X8900K | 179,649円 | 72W | Android | 自動で年1回 一部静止で暗く |
5位 | ソニー XRJ-55A80J | 189,899円 | 30W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
6位 | 東芝 65X8900L | 352,727円 | 72W | 独自OS | 自動で年1回 一部静止で暗く |
7位 | LG OLED65G1PJA | 268,000円 | 60W | WEBOS | なし 全体静止で暗く |
8位 | パナソニック TH-42LZ1000 | 198,000円 | 30W | 独自OS | なし 全体静止で暗く |
9位 | LG OLED65A2PJA | 199,800円 | 20W | WEBOS | なし 全体静止で暗く |
10位 | LG OLED42C2PJA | 147,680円 | 20W | WEBOS | なし 全体静止で暗く |
11位 | ソニー KJ-55A8H | 241,732円 | 30W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
12位 | LG OLED48A2PJA | 104,800円 | 20W | WEBOS | なし 全体静止で暗く |
13位 | 東芝 55X8900L | 243,636円 | 72W | 独自OS | 自動で年1回 一部静止で暗く |
14位 | ソニー KJ-48A9S | 157,582円 | 25W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
15位 | 東芝 48X9400S | 216,364円 | 72W | 独自OS | 自動で年1回 一部静止で暗く |
16位 | ハイセンス 48X8F | 116,800円 | 72W | 独自OS | 自動で年1回 全体静止で暗く |
17位 | ソニー XRJ-65A80K | 349,923円 | 50W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
18位 | ソニー XRJ-55A80L | 330,000円 | 50W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
19位 | 東芝 48X8900L | 216,364円 | 72W | 独自OS | 自動で年1回 一部静止で暗く |
20位 | パナソニック TH-48LZ1800 | 208,000円 | 60W | 独自OS | なし 全体静止で暗く |
- 全機種の中でもっとも売れているモデルはLG製の55インチで129,800円とコスパ抜群
- 第2位の東芝9400Sは低音の迫力が全機種No.1のモデル
- 第3位の東芝8900Kは、東芝製で唯一Androidを搭載しているモデル。ネット動画アプリのダウンロードに対応している
TOP20に掲載されている機種はメーカー名/型番をクリック(タップ)すると、本記事⇩の詳しい製品紹介ページまで自動スクロールで移動できます。
本記事では44機種を紹介しており、42インチから順番に詳しく製品の特徴を見てみましょう。
42インチTOP4
順位 | メーカー 型番 | 価格 | 音質 | OS | パネルリフレッシュ 寝落ち対策 |
8位 | パナソニック TH-42LZ1000 | 198,000円 | 30W | 独自OS | なし 全体静止で暗く |
10位 | LG OLED42C2PJA | 147,680円 | 20W | WEBOS | なし 全体静止で暗く |
26位 | ソニー XRJ-42A90K | 275,000円 | 25W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
28位 | シャープ 4T-C42EQ2 | 198,182円 | 50W | Android | 任意で可能 全体静止で暗く |
【パナソニック(TH-42LZ1000)】
・42インチは有機ELの中でもっとも画素密度が高いため、精細さがダントツ(地デジもキレイに楽しめる)
地震対策は別売りの耐震ジェルマットでも可能ですが、剝がすのが物凄く大変です。
パナソニックの地震転倒スタンドは、スタンド後ろ側のレバーを押すだけでかんたんにスタンドを動かせるようになるため、模様替えや掃除で移動させるのも非常に楽です。
価格(税込) | 198,000円 | 同インチの最安+50,320円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 30W | 高音△低音△ |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | なし | – |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約6,300円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.3 / 9件 | 有機EL売れ筋ランキング第8位 |
【LG(OLED42C2PJA)】
・リモコンにマウス機能が付いているため、カーソルを1つ1つ動かさなくてもすぐにコンテンツにアクセスできる(ネット動画の検索時に便利)
・42インチは有機ELの中でもっとも画素密度が高いため、精細さがダントツ(地デジもキレイに楽しめる)
自社でパネルを生産しているため、価格を安く提供できることがLGの強み。
エンジン性能は国内メーカーの方が優れている可能性はあるが、有機ELパネルの圧倒的性能の前には誤差に過ぎない。
同一パネルを使用しているため、故障率も差が出ない。国内メーカーにこだわらないなら、迷わずおすすめ。
価格(税込) | 147,680円 | 同インチ最安値 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 光沢 | 映り込みはあるが映像はクリア |
音質 | 20W | 高音△低音△ |
搭載OS | WEB OS | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | なし | – |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約6,300円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.4/305件 | 有機EL売れ筋ランキング第10位 |
【ソニー(XRJ-42A90K)】
・Androidも搭載しているため、ネット動画を快適に視聴できる
・42インチは有機ELの中でもっとも画素密度が高いため、精細さがダントツ(地デジもキレイに楽しめる)
ほかの42インチ有機ELと比べて価格が10万円前後高いため、コスパは良くないが音質と操作性はもっとも優れています。
PS5との連携機能(白飛び・黒潰れ抑制)があるため、ゲームをする方など、有機ELの画質に+αの特徴が欲しい方におすすめです。
価格(税込) | 275,000円 | 同インチ最安値+127,320円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 25W | 高音◎低音△ |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約6,300円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.4 / 48件 | 有機EL売れ筋ランキング第26位 |
【シャープ(4T-C42EQ2)】
かつて国産(亀山モデル)をウリにしていたシャープは、性能面でここが優れているとアピールできるポイントがありません。
ただし、有機ELは高画質が約束されていて、Androidを搭載していて、スピーカーもフロントタイプであるため聞き取りやすく、首振りもできるなど、小さなメリットがいくつもあります。
価格もソニーと比較すると安いため、Androidと首振り機構が欲しい方におすすめです。
価格(税込) | 198,182円 | 同インチ最安値+50,502円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 50W | 高音〇低音△ |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約6,300円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆3.4 / 5件 | 有機EL売れ筋ランキング第28位 |
48インチTOP9
順位 | メーカー 型番 | 価格 | 音質 | OS | パネルリフレッシュ 寝落ち対策 |
3位 | 東芝 48X8900K | 131,111円 | 72W | Android | 自動で年1回 一部静止で暗く |
12位 | LG OLED48A2PJA | 104,800円 | 20W | WEBOS | なし 全体静止で暗く |
14位 | ソニー KJ-48A9S | 157,582円 | 25W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
15位 | 東芝 48X9400S | 216,364円 | 72W | 独自OS | 自動で年1回 一部静止で暗く |
16位 | ハイセンス 48X8F | 116,800円 | 72W | 独自OS | 自動で年1回 全体静止で暗く |
19位 | 東芝 48X8900L | 216,364円 | 72W | 独自OS | 自動で年1回 一部静止で暗く |
20位 | パナソニック TH-48LZ1800 | 208,000円 | 60W | 独自OS | なし 全体静止で暗く |
33位 | ソニー XRJ-48A90K | 310,414円 | 25W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
34位 | シャープ 4T-C48EQ2 | 183,155円 | 50W | Android | 任意で可能 全体静止で暗く |
【東芝(48X8900K)】
・Kシリーズは東芝でも例外的にAndroidを搭載
・外付けHDDで録画した番組の早見再生が可能
8900Kシリーズのみ、レグザでもAndroidを搭載しているため、アプリの追加やバージョンアップが可能です。
ただし、世代を重ねたソニーやシャープほど動作スピードは速くないため、YouTubeなどで次々に再生コンテンツを変えていくのであれば、ソニーやシャープ製を購入するかファイアースティックを後付けする方が快適です。
とはいえ本体価格が安いため、コスパは間違いなく東芝8900Kシリーズが優れており、48インチではもっともおすすめのモデルです。
価格(税込) | 131,111円 | 同インチ最安値+26,311円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 72W | 高音△低音〇 |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 自動で年1回 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約7,700円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.5/178件 | 有機EL売れ筋ランキング第3位 |
【LG(OLED48A2PJA)】
・ただし倍速パネルは非搭載
倍速パネルを搭載していないため、スポーツ観戦やゲームをメインで楽しむ方にはおすすめできません。
ただし、それ以外であれば倍速パネルは必要ありません。倍速パネルは動きが速いシーンに生じる映像のブレを軽減しますが、例えば映画は様々な物が様々な方向に動くため、ブレが生じようとも人間の目ではそもそも映像を追いきれていません(スポーツは皆が同じ方向に動くため、目で追いきれる)。
ゲームも映画と同様ですが、ゲームは受け身で見る映画と違い、自ら情報を集めるために『画面を注視する』ため、ブレに気付きやすくなります。
映画、ドラマ、アニメ、バラエティーを中心に楽しむ方であれば、コスパ抜群のこのモデルがおすすめです。
価格(税込) | 104,800円 | 同インチ最安値 |
倍速パネル | × | スポーツやゲームには強くない |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 20W | 高音△低音△ |
搭載OS | WEB OS | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | 裏録 | 外付けHDD使用時に1番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | なし | – |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約7,700円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.4/305件 | 有機EL売れ筋ランキング第12位 |
【ソニー(KJ-48A9S)】
・画面から直接音がでて音がこもらないため、音質の良さが分かりやすい
安いといっても東芝やLGより高額ですが、音の聞き取りやすさやAndroid搭載の利便性などが魅力的。
特に、Androidが搭載されているとテレビ本体のバージョンアップもしてくれるため、型落ちの型落ちでも性能が劣ることがない。
金額に見合う性能は間違いなくあるでしょう。
価格(税込) | 157,582円 | 同インチ最安値+52,782円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 光沢 | 映り込みはあるが映像はクリア |
音質 | 25W | 高音◎低音△ |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | 裏録 | 外付けHDD使用時に1番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約7,700円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.4 / 48件 | 有機EL売れ筋ランキング第14位 |
【東芝(48X9400S)】
・同じ72Wの出力でも、ズシンと来るような低音を出せる
・自動録画機能も搭載(※要外付けHDD)
有機EL上位モデルの9400Sシリーズは、スタンダード8900シリーズと比べてスピーカーの位置や構造が異なるため、全有機ELの中でも1番の迫力が出ます。
また、全自動録画機能が付いているため、地デジをリアルタイムに見ずとも、ネット動画のように自分の好きなタイミングで視聴できる点も魅力。
例えば4TBの外付けHDDを使うと約3日間の番組を遡って視聴できるため、リアルタイムで見るストレスをなくしたり、CMを早送りしてストレスを軽減したりしたい方に特におすすめです。
価格(税込) | 216,364円 | 同インチ最安値+111,564円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 光沢 | 映り込みはあるが映像はクリア |
音質 | 72W | 高音△低音〇 |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 自動で年1回 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約7,700円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.5/145件 | 有機EL売れ筋ランキング第15位 |
【ハイセンス(48X8F)】
・3年保証付き
中国のハイセンスは2018年に東芝レグザを買収しているため、レグザのエンジンなどを自社に取り込んでおり、性能はほぼほぼレグザと同じです。
プラスの面は3年保証が標準で付くこと。マイナスの面は、ハイセンスはこのモデルを機に有機ELモデルを製造していない=LGからパネルを仕入れていないため、修理用パネルがいずれ尽き、修理不可となる可能性があることです。
とはいえ、ハイセンスは日本国内に修理拠点を整備するなど、中国メーカーの中では1番といえるほどきちんとした会社であるため、2028~2030年までであれば修理可能と思われます。
価格(税込) | 116,800円 | 同インチ最安値+12,000円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 72W | 高音△低音〇 |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 自動で年1回 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約7,700円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.2 / 77件 | 有機EL売れ筋ランキング第16位 |
【東芝(48X8900L)】
・首振り機構付き
48インチで首振りできる有機ELはこのモデルとシャープ製の2つのみ。
シャープ製より音の迫力があるため、映画やスポーツ、ゲーム好きであれば東芝48X8900Lがおすすめです。
価格(税込) | 216,364円 | 同インチ最安値+111,654円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 72W | 高音△低音〇 |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 自動で年1回 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約7,700円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.5 / 35件 | 有機EL売れ筋ランキング第19位 |
【パナソニック(TH-48LZ1800)】
・転倒防止スタンド搭載
本体の上下にスピーカーを配置することで、相当の音圧体感が可能なモデルです。
スピーカー出力は60Wですが、東芝8900シリーズの72Wスピーカーよりも迫力が出ます。
価格は安くないものの、地震にも強い特徴があるため、検討する価値は十分にあります。
価格(税込) | 208,000円 | 同インチ最安値+103,200円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 60W | 高音△低音○ |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | なし | – |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約7,700円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.0 / 17件 | 有機EL売れ筋ランキング第20位 |
【ソニー(XRJ-48A90K)】
・Androidも搭載しているため、ネット動画を快適に視聴できる
ほかの48インチ有機ELと比べて価格が10万円以上高いため、コスパは良くないが音質(高音・聞き取りやすさ)と操作性はもっとも優れています。
PS5との連携機能(白飛び・黒潰れ抑制)があるため、ゲームをする方など、有機ELの画質に+αの特徴が欲しい方におすすめです。
価格(税込) | 310,414円 | 同インチ最安値+205,614円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 25W | 高音◎低音△ |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約7,700円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.4 / 48件 | 有機EL売れ筋ランキング第33位 |
【シャープ(4T-C48EQ2)】
・Androidも搭載しているため、ネット動画を快適に視聴できる
かつて国産(亀山モデル)をウリにしていたシャープは、性能面でここが優れているとアピールできるポイントがありません。
ただし、有機ELは高画質が約束されていて、Androidを搭載していて、スピーカーもフロントタイプであるため聞き取りやすく、首振りもできるなど、小さなメリットがいくつもあります。
価格もソニーと比較すると安いため、Androidと首振り機構が欲しい方におすすめです。
価格(税込) | 183,155円 | 同インチ最安値+78,355円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 50W | 高音〇低音△ |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約7,700円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆3.4 / 5件 | 有機EL売れ筋ランキング第34位 |
55インチTOP15
順位 | メーカー 型番 | 価格 | 音質 | OS | パネルリフレッシュ 寝落ち対策 |
1位 | LG OLED55A2PJA | 129,800円 | 20W | WEBOS | なし 全体静止で暗く |
2位 | 東芝 55X9400S | 172,545円 | 142W | 独自OS | 自動で年1回 一部静止で暗く |
4位 | 東芝 55X8900K | 179,649円 | 72W | Android | 自動で年1回 一部静止で暗く |
5位 | ソニー XRJ-55A80J | 189,899円 | 30W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
11位 | ソニー KJ-55A8H | 241,732円 | 30W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
13位 | 東芝 55X8900L | 243,636円 | 72W | 独自OS | 自動で年1回 一部静止で暗く |
18位 | ソニー XRJ-55A80L | 330,000円 | 50W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
21位 | パナソニック TH-55LZ1800 | 232,727円 | 60W | 独自OS | なし 全体静止で暗く |
22位 | シャープ 4TC-55DQ2 | 149,495円 | 50W | Android | 任意で可能 全体静止で暗く |
24位 | パナソニック TH-55LZ2000 | 280,000円 | 150W | 独自OS | なし 全体静止で暗く |
29位 | パナソニック TH-55LW1 | 370,000円 | 20W | 独自OS | なし 全体静止で暗く |
30位 | ソニー XRJ-55A80K | 274,500円 | 50W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
32位 | ソニー XRJ-55A95K | 369,596円 | 60W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
36位 | ハイセンス 55X8F | 149,800円 | 72W | 独自OS | 自動で年1回 全体静止で暗く |
38位 | パナソニック TH-55LW1L | 330,000円 | 20W | 独自OS | なし 全体静止で暗く |
【LG(OLED55A2PJA)】
・ただし倍速パネルは非搭載
倍速パネルを搭載していないため、スポーツ観戦やゲームをメインで楽しむ方にはおすすめできません。
ただし、それ以外であれば倍速パネルは必要ありません。倍速パネルは動きが速いシーンに生じる映像のブレを軽減しますが、例えば映画は様々な物が様々な方向に動くため、ブレが生じようとも人間の目ではそもそも映像を追いきれていません(スポーツは皆が同じ方向に動くため、目で追いきれる)。
ゲームも映画と同様ですが、ゲームは受け身で見る映画と違い、自ら情報を集めるために『画面を注視する』ため、ブレに気付きやすくなります。
映画、ドラマ、アニメ、バラエティーを中心に楽しむ方であれば、コスパ抜群のこのモデルがおすすめです。
価格(税込) | 129,800円 | 同インチ最安値 |
倍速パネル | × | スポーツやゲームには強くない |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 20W | 高音△低音△ |
搭載OS | WEB OS | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | 裏録 | 外付けHDD使用時に1番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | なし | – |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約9,500円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.3/231件 | 有機EL売れ筋ランキング第1位 |
【東芝(55X9400S)】
・自動録画機能もある
55インチ以上の9400Sシリーズは、低音が凄まじいほど出ます。別売サウンドバー4万円以上の価値があります。後継モデルの9900Lよりも9400Sの方が迫力あります。音の迫力が欲しい方へのおすすめNo.1モデルです。
また、全自動録画機能が付いているため、地デジをリアルタイムに見ずとも、ネット動画のように自分の好きなタイミングで視聴できる点も魅力。
例えば4TBの外付けHDDを使うと約3日間の番組を遡って視聴できるため、リアルタイムで見るストレスをなくしたり、CMを早送りしてストレスを軽減したりしたい方にもおすすめです。
価格(税込) | 172,545円 | 同インチ最安値+42,745円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 光沢 | 映り込みはあるが映像はクリア |
音質 | 142W | 高音〇低音◎ |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 自動で年1回 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約9,500円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.5/145件 | 有機EL売れ筋ランキング第2位 |
【東芝(55X8900K)】
・Kシリーズは東芝でも例外的にAndroidを搭載
・外付けHDDで録画した番組の早見再生が可能
8900Kシリーズのみ、レグザでもAndroidを搭載しているため、アプリの追加やバージョンアップが可能です。
ただし、世代を重ねたソニーやシャープほど動作スピードは速くないため、YouTubeなどで次々に再生コンテンツを変えていくのであれば、ソニーやシャープ製を購入するかファイアースティックを後付けする方が快適です。
とはいえ本体価格が安いため、コスパは間違いなく東芝8900Kシリーズが優れており、48インチではもっともおすすめのモデルです。
価格(税込) | 179,649円 | 同インチ最安値+49,849円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 72W | 高音△低音〇 |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 自動で年1回 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約9,500円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.5/178件 | 有機EL売れ筋ランキング第4位 |
【ソニー(XRJ-55A80J)】
・2023年モデル55A80Lと同一エンジンであり、音質もほぼ同等
・画面から直接音がでて音がこもらないため、音質の良さが分かりやすい
2021年モデルですが、最新2023年モデルと比較しても同じエンジンを積んでおり、スピーカー出力が30Wか50Wかの違いはありますが、自宅では2W程度しか使用しないため最大出力は関係ありません。
サブウーファーが1つ少ないため、低音の迫力は2023年モデルに劣りますが、もともと高音に優れたスピーカー特性であることと、イコライザー機能で低音を強くできるため、結果的に音質の差もほとんどありません。
2023年モデルの33万円よりも10万以上安く、Android搭載のおかげで本体もアプリもバージョンアップできるため、最新モデルを買う理由はなく、2021年のA80Jの在庫が残っているうちに購入するのがおすすめです。
価格(税込) | 189,899円 | 同インチ最安値+60,099円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 30W | 高音◎低音△ |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約9,500円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.6 / 79件 | 有機EL売れ筋ランキング第5位 |
【ソニー(KJ-55A8H)】
・2021年モデルより価格が高いため、基本的には買う理由はないが、1つだけメリットがある
・リモコンのレスポンスが圧倒的に速い
A8Hの次のモデル(A80J)から映像エンジンが一新され、より高度な画質調整が可能になりましたが、その分動作が遅くなっており(それでもほかのメーカーよりは速い)、画質はいくら調整しても有機パネルの性能の前にはほとんど効果がないため、レスポンスを求める方であれば2020年モデルでもおすすめです。
機械は通電しなければ基本的には劣化せず、本体のバージョンもAndroid搭載であれば購入後に上げられるため、製造が古くてもデメリットにはなりません。
外付けHDD使用時にW録できない点には注意が必要なため、録画は1番組の裏録機能だけで十分な方はぜひ購入を検討しましょう。
価格(税込) | 241,732円 | 同インチ最安値+111,932円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 30W | 高音◎低音△ |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | 裏録 | 外付けHDD使用時に1番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約9,500円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.5 / 66件 | 有機EL売れ筋ランキング第11位 |
【東芝(55X8900L)】
・首振り機構付き
有機ELはどの液晶テレビよりも広い視野角をもつが、視聴ポジションが斜めとなる場合は首を振って正面に向ける方が見やすくなり、首振り機構があるとテレビの後ろ側の掃除もしやすい。
同じ首振り機構があるシャープ製より音の迫力があるため、映画やスポーツ、ゲーム好きであれば東芝55X8900Lがおすすめです。
価格(税込) | 243,636円 | 同インチ最安値+113,836円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 72W | 高音△低音〇 |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 自動で年1回 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約9,500円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.5 / 35件 | 有機EL売れ筋ランキング第13位 |
【ソニー(XRJ-55A80L)】
XRJ-55A80L(2023年モデル)とXRJ-55A80K(2022年モデル)は同一性能であるため、価格が安い方を購入しましょう。
基本的には2022年モデルの方が安く、製造が1年前でもAndroid搭載モデルであるため、本体や動画アプリのバージョンを2023年モデルと同一まで引き上げられてお買い得です。
価格(税込) | 330,000円 | 同インチ最安値+200,200円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 50W | 高音◎低音〇 |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約9,500円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.6 / 79件 | 有機EL売れ筋ランキング第18位 |
【パナソニック(TH-55LZ1800)】
・転倒防止スタンド搭載
本体の上下にスピーカーを配置することで、相当の音圧体感が可能なモデルです。
スピーカー出力は60Wですが、東芝8900シリーズの72Wスピーカーよりも迫力が出ます。
価格は安くないものの、地震にも強い特徴があるため、検討する価値は十分にあります。
価格(税込) | 232,727円 | 同インチ最安値+102,927円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 60W | 高音△低音○ |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | なし | – |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約9,500円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆3.8 / 18件 | 有機EL売れ筋ランキング第21位 |
【シャープ(4TC-55DQ2)】
・Androidも搭載しているため、ネット動画を快適に視聴できる
かつて国産(亀山モデル)をウリにしていたシャープは、性能面でここが優れているとアピールできるポイントがありません。
ただし、有機ELは高画質が約束されていて、Androidを搭載していて、スピーカーもフロントタイプであるため聞き取りやすく、首振りもできるなど、小さなメリットがいくつもあります。
価格もソニーと比較すると安いため、Androidと首振り機構が欲しい方におすすめです。
価格(税込) | 149,495円 | 同インチ最安値+19,695円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 50W | 高音〇低音△ |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約9,500円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.1 / 79件 | 有機EL売れ筋ランキング第22位 |
【パナソニック(TH-55LZ2000)】
・放熱性を高めるアルミプレート内蔵で、パネルのダメージを軽減
東芝9400Sの142Wスピーカーと同等の出力を持ちながら、パナソニックのLZ2000は低音ではなく高音域の表現能力に強みを持つため、歌声でも物音でも、1音1音を細かく聞いて楽しみたい方におすすめです。
また、どの有機ELにも放熱性能を高めるアルミが組み込まれていますが、どのモデルよりも厚みのあるプレートが組み込まれているため、放熱性能がもっとも高く、わずかですがパネルダメージが減ります。
音質と耐久性の両方に関心がある方におすすめのモデルです。
価格(税込) | 280,000円 | 同インチ最安値+150,200円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 光沢 | 映り込みはあるが映像はクリア |
音質 | 150W | 高音◎低音○ |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | なし | – |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約9,500円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.6 / 4件 | 有機EL売れ筋ランキング第24位 |
【パナソニック(TH-55LW1)】
・無線式チューナー内蔵で、アンテナケーブルがない部屋でも使用可
壁掛けに特化した有機EL。専用の金具で石こうボードなどの柔らかい壁にもかんたんに設置できます。
また、チューナーとディスプレイが分離しているため、チューナーをアンテナ線がある部屋に設置しておいて、ディスプレイをアンテナ線がない部屋の壁に設置もOK。
チューナーとディスプレイは10mほどの距離があっても安定して無線接続できます。2TBのHDDを内蔵しているため、ディスプレイは電源ケーブルさえ繋げばTV視聴も録画も可能。
価格(税込) | 370,000円 | 同インチ最安値+240,200円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 20W | 高音△低音△ |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 内蔵HDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | なし | – |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約9,500円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.0 / 1件 | 有機EL売れ筋ランキング第29位 |
【ソニー(XRJ-55A80K)】
・2023年モデル55A80Lと同一性能
・画面から直接音がでて音がこもらないため、音質の良さが分かりやすい
2021年モデルと比較すると、画質は同じ。音質が2022年モデルでサブウーファーが1つ追加されているため、低音を少しだけ感じやすくなっています。
2021モデルとは価格差があるため、判断が難しいものの、少なくとも2023年モデルを購入するなら2022年のA80Kを購入しましょう。
価格(税込) | 274,500円 | 同インチ最安値+144,700円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 50W | 高音◎低音〇 |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約9,500円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.6 / 79件 | 有機EL売れ筋ランキング第30位 |
【ソニー(XRJ-55A95K)】
・最大輝度2倍でも最大消費電力が減るため、50%以上の省エネ性能
最大輝度2倍は家庭では不要な明るさであるため、そこは重要でないものの、適切な明るさで使用するときの電気量(熱)が減るため、パネルが傷みにくく、全体的な明るさが底上げされているおかげで自分で明るさを上げる手間もない。
SAMSUNG製のパネルは「蛍光灯→LED」の変化と同じように「白色光源の有機EL→青色光源の有機EL」と変化しているため、電気効率が大幅にUP。
約束はできないが、このモデルであれば寿命8年→9年に延びるかもしれない。
本体価格が高いため、1年伸びて電気代が安くなっても元を取ることは難しいが、音質良し、Android良し、レスポンス良しであるため、製品の完成度は非常に高い。
価格(税込) | 369,596円 | 同インチ最安値+239,796円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 60W | 高音◎低音○ |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約6,200円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆5.0 / 4件 | 有機EL売れ筋ランキング第32位 |
【ハイセンス(55X8F)】
・3年保証付き
中国のハイセンスは2018年に東芝レグザを買収しているため、レグザのエンジンなどを自社に取り込んでおり、性能はほぼほぼレグザと同じです。
プラスの面は3年保証が標準で付くこと。マイナスの面は、ハイセンスはこのモデルを機に有機ELモデルを製造していない=LGからパネルを仕入れていないため、修理用パネルがいずれ尽き、修理不可となる可能性があることです。
とはいえ、ハイセンスは日本国内に修理拠点を整備するなど、中国メーカーの中では1番といえるほどきちんとした会社であるため、2028~2030年までであれば修理可能と思われます。
価格(税込) | 149,800円 | 同インチ最安値+20,000円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 72W | 高音△低音〇 |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 自動で年1回 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約9,500円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.2 / 77件 | 有機EL売れ筋ランキング第36位 |
【パナソニック(TH-55LW1L)】
・無線式チューナー内蔵で、アンテナケーブルがない部屋でも使用可
・TH-55LW1との違いはHDDを内蔵しているかどうか
壁掛けに特化した有機EL。専用の金具で石こうボードなどの柔らかい壁にもかんたんに設置できます。
また、チューナーとディスプレイが分離しているため、チューナーをアンテナ線がある部屋に設置しておいて、ディスプレイをアンテナ線がない部屋の壁に設置もOK。
チューナーとディスプレイは10mほどの距離があっても安定して無線接続できます。こちらのモデルはHDDが外付けであるため、録画しない方や、2TB以上のHDDを接続したい方向けです。
価格(税込) | 330,000円 | 同インチ最安値+200,200円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 20W | 高音△低音△ |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | なし | – |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約9,500円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆5.0 / 1件 | 有機EL売れ筋ランキング第38位 |
65インチTOP14
順位 | メーカー 型番 | 価格 | 音質 | OS | パネルリフレッシュ 寝落ち対策 |
6位 | 東芝 65X8900L | 352,727円 | 72W | 独自OS | 自動で年1回 一部静止で暗く |
7位 | LG OLED65G1PJA | 268,000円 | 60W | WEBOS | なし 全体静止で暗く |
9位 | LG OLED65A2PJA | 199,800円 | 20W | WEBOS | なし 全体静止で暗く |
17位 | ソニー XRJ-65A80K | 349,923円 | 50W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
23位 | 東芝 65X9400S | 248,000円 | 142W | 独自OS | 自動で年1回 一部静止で暗く |
25位 | シャープ 4T-C65DQ2 | 258,000円 | 50W | Android | 任意で可能 全体静止で暗く |
27位 | 東芝 65X9900L | 361,818円 | 90W | 独自OS | 自動で年1回 一部静止で暗く |
31位 | パナソニック TH-65LZ1800 | 371,755円 | 60W | 独自OS | なし 全体静止で暗く |
35位 | シャープ 4T-C65ES1 | 319,564円 | 80W | Android | 任意で可能 全体静止で暗く |
37位 | ソニー XRJ-65A90J | 554,336円 | 60W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
39位 | ソニー XRJ-65A95K | 580,000円 | 60W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
40位 | パナソニック TH-65LZ2000 | 430,000円 | 160W | 独自OS | なし 全体静止で暗く |
41位 | シャープ 4T-C65DS1 | 269,527円 | 65W | Android | 任意で可能 全体静止で暗く |
44位 | ソニー XRJ-65A80L | 460,000円 | 50W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
【東芝(65X8900L)】
・首振り機構付き
有機ELはどの液晶テレビよりも広い視野角をもつが、視聴ポジションが斜めとなる場合は首を振って正面に向ける方が見やすくなり、首振り機構があるとテレビの後ろ側の掃除もしやすい。
同じ首振り機構があるシャープ製より音の迫力があるため、映画やスポーツ、ゲーム好きであれば東芝65X8900Lがおすすめです。
価格(税込) | 352,727円 | 同インチ最安値+152,927円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 72W | 高音△低音〇 |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 自動で年1回 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約12,200円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.5 / 35件 | 有機EL売れ筋ランキング第6位 |
【LG(OLED65G1PJA)】
・壁掛け時にどの有機ELテレビよりも壁に密着できる
本体内部に壁掛けの金具を収納できるため、壁掛け時に本体の厚み分だけの突出で済み、非常にスリムでスマートなリビング環境を作れます。
本体が薄いとスピーカーのスペースが小さくなりますが、ある程度の迫力を出せるため、別売りのスピーカーがなくても映画やスポーツも楽しめます。
価格(税込) | 268,000円 | 同インチ最安値+68,200円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 光沢 | 映り込みはあるが映像はクリア |
音質 | 60W | 高音△低音○ |
搭載OS | WEB OS | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | なし | – |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約12,200円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.4/268件 | 有機EL売れ筋ランキング第7位 |
【LG(OLED65A2PJA)】
・ただし倍速パネルは非搭載
倍速パネルを搭載していないため、スポーツ観戦やゲームをメインで楽しむ方にはおすすめできません。
ただし、それ以外であれば倍速パネルは必要ありません。倍速パネルは動きが速いシーンに生じる映像のブレを軽減しますが、例えば映画は様々な物が様々な方向に動くため、ブレが生じようとも人間の目ではそもそも映像を追いきれていません(スポーツは皆が同じ方向に動くため、目で追いきれる)。
ゲームも映画と同様ですが、ゲームは受け身で見る映画と違い、自ら情報を集めるために『画面を注視する』ため、ブレに気付きやすくなります。
映画、ドラマ、アニメ、バラエティーを中心に楽しむ方であれば、コスパ抜群のこのモデルがおすすめです。
価格(税込) | 198,000円 | 同インチ最安値 |
倍速パネル | × | スポーツやゲームには強くない |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 20W | 高音△低音△ |
搭載OS | WEB OS | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | 裏録 | 外付けHDD使用時に1番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | なし | – |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約12,200円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.4/268件 | 有機EL売れ筋ランキング第9位 |
【ソニー(XRJ-65A80K)】
・2023年モデル65A80Lと同一性能
・画面から直接音がでて音がこもらないため、音質の良さが分かりやすい
2021年モデルと比較すると、画質は同じ。音質が2022年モデルでサブウーファーが1つ追加されているため、低音を少しだけ感じやすくなっています。
2021モデルとは価格差があるため、判断が難しいものの、少なくとも2023年モデルを購入するなら2022年のA80Kを購入しましょう。
価格(税込) | 349,923円 | 同インチ最安値+150,123円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 50W | 高音◎低音〇 |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約12,200円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.6 / 79件 | 有機EL売れ筋ランキング第17位 |
【東芝(65X9400S)】
・自動録画機能もある
55インチ以上の9400Sシリーズは、低音が凄まじいほど出ます。別売サウンドバー4万円以上の価値があります。後継モデルの9900Lよりも9400Sの方が迫力あります。音の迫力が欲しい方へのおすすめNo.1モデルです。
また、全自動録画機能が付いているため、地デジをリアルタイムに見ずとも、ネット動画のように自分の好きなタイミングで視聴できる点も魅力。
例えば4TBの外付けHDDを使うと約3日間の番組を遡って視聴できるため、リアルタイムで見るストレスをなくしたり、CMを早送りしてストレスを軽減したりしたい方にもおすすめです。
価格(税込) | 248,000円 | 同インチ最安値+48,200円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 光沢 | 映り込みはあるが映像はクリア |
音質 | 142W | 高音〇低音◎ |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 自動で年1回 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約12,200円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.5/145件 | 有機EL売れ筋ランキング第23位 |
【シャープ(4T-C65DQ2)】
かつて国産(亀山モデル)をウリにしていたシャープは、性能面でここが優れているとアピールできるポイントがありません。
ただし、有機ELは高画質が約束されていて、Androidを搭載していて、スピーカーもフロントタイプであるため聞き取りやすく、首振りもできるなど、小さなメリットがいくつもあります。
価格もソニーと比較すると安いため、Androidと首振り機構が欲しい方におすすめです。
価格(税込) | 258,000円 | 同インチ最安値+58,200円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 50W | 高音〇低音△ |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約12,200円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.3 / 19件 | 有機EL売れ筋ランキング第25位 |
【東芝(65X9900L)】
・スピーカーの迫力は低下した分、聞き取りやすさはUP
・自動録画機能付き
自動録画機能は欲しいけれど、音の好みが低音でなく高音域をきちんと聞き取りたい場合におすすめのモデルです。
全自動録画機能が付いていれば地デジをリアルタイムに見ずとも、ネット動画のように自分の好きなタイミングで視聴できる点が魅力。
例えば4TBの外付けHDDを使うと約3日間の番組を遡って視聴できるため、リアルタイムで見るストレスをなくしたり、CMを早送りしてストレスを軽減したりしたい方にもおすすめです。
価格(税込) | 361,818円 | 同インチ最安値+162,018円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 光沢 | 映り込みはあるが映像はクリア |
音質 | 90W | 高音〇低音〇 |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 自動で年1回 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約12,200円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.7 / 28件 | 有機EL売れ筋ランキング第27位 |
【パナソニック(TH-65LZ1800)】
・転倒防止スタンド搭載
本体の上下にスピーカーを配置することで、相当の音圧体感が可能なモデルです。
スピーカー出力は60Wですが、東芝8900シリーズの72Wスピーカーよりも迫力が出ます。
価格は安くないものの、地震にも強い特徴があるため、検討する価値は十分にあります。
価格(税込) | 371,755円 | 同インチ最安値+171,955円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 60W | 高音△低音○ |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | なし | – |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約12,200円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆5.0 / 7件 | 有機EL売れ筋ランキング第31位 |
【シャープ(4T-C65ES1)】
・高音域が得意なスピーカーの音質をさらに強化
スピーカー構造が一新され、本体上部にもスピーカーを設置しています。従来下方向のみだった音の流れを上に追加し、音場の高さを視聴者の耳と揃うように調整されており、非常に聞き取りやすくなっています。
Android搭載、首振り機構など、ほかにも複数のメリットがあるためおすすめです。
価格(税込) | 319,564円 | 同インチ最安値+119,764円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 光沢 | 映り込みはあるが映像はクリア |
音質 | 80W | 高音〇低音△ |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約12,200円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.3 / 19件 | 有機EL売れ筋ランキング第位35 |
【ソニー(XRJ-65A90J)】
・ただし、輝度UP、スピーカー出力UP以外の強みはない
画面から直接音を出す、Android搭載、レスポンスが速いなど、ソニーとしての強みはあるものの、このモデルを55万円で買うなら、後継機モデルであり省エネ性能が大幅に向上したA95Kを購入しましょう(58万円)。
25,664円の差がありますが、電気代で十分元を取れます。寿命もA95Kの方が長いでしょう。
価格(税込) | 554,336円 | 同インチ最安値+354,536円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 光沢 | 映り込みはあるが映像はクリア |
音質 | 60W | 高音◎低音○ |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約12,200円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.1 / 12件 | 有機EL売れ筋ランキング第37位 |
【ソニー(XRJ-65A95K)】
・最大輝度2倍でも最大消費電力が減るため、50%以上の省エネ性能
最大輝度2倍は家庭では不要な明るさであるため、そこは重要でないものの、適切な明るさで使用するときの電気量(熱)が減るため、パネルが傷みにくく、全体的な明るさが底上げされているおかげで自分で明るさを上げる手間もない。
SAMSUNG製のパネルは「蛍光灯→LED」の変化と同じように「白色光源の有機EL→青色光源の有機EL」と変化しているため、電気効率が大幅にUP。
約束はできないが、このモデルであれば寿命8年→9年に延びるかもしれない。
本体価格が高いため、1年伸びて電気代が安くなっても元を取ることは難しいが、音質良し、Android良し、レスポンス良しであるため、製品の完成度は非常に高い。
価格(税込) | 580,000円 | 同インチ最安値+380,200円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 60W | 高音◎低音○ |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約6,700円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.1 / 12件 | 有機EL売れ筋ランキング第39位 |
【パナソニック(TH-65LZ2000)】
・放熱性を高めるアルミプレート内蔵で、パネルのダメージを軽減
東芝9400Sの142Wスピーカーと同等の出力を持ちながら、パナソニックのLZ2000は低音ではなく高音域の表現能力に強みを持つため、歌声でも物音でも、1音1音を細かく聞いて楽しみたい方におすすめです。
また、どの有機ELにも放熱性能を高めるアルミが組み込まれていますが、どのモデルよりも厚みのあるプレートが組み込まれているため、放熱性能がもっとも高く、わずかですがパネルダメージが減ります。
音質と耐久性の両方に関心がある方におすすめのモデルです。
価格(税込) | 430,000円 | 同インチ最安値+230,200円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 光沢 | 映り込みはあるが映像はクリア |
音質 | 160W | 高音◎低音○ |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | なし | – |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約12,200円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.6 / 4件 | 有機EL売れ筋ランキング第40位 |
【シャープ(4T-C65DS1)】
・ただし、輝度UP、スピーカー出力UP以外の要素はない
有機ELの上位モデルは音質が強化されたり機能が追加されたりすることが多いですが、2021年のシャープモデルはそれがありません。
輝度UPは家庭では不要であり、スピーカーも構造が同じまま出力だけ上げているため、やはり自宅では効果がありません。
このモデルを購入するなら、シャープスタンダードの4T-C65DQ2を購入する方が安く、低反射加工もされているためお得でしょう。
価格(税込) | 269,527円 | 同インチ最安値+69,727円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 光沢 | 映り込みはあるが映像はクリア |
音質 | 65W | 高音〇低音△ |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約12,200円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.3/129件 | 有機EL売れ筋ランキング第41位 |
【ソニー(XRJ-65A80L)】
XRJ-65A80L(2023年モデル)とXRJ-65A80K(2022年モデル)は同一性能であるため、価格が安い方を購入しましょう。
基本的には2022年モデルの方が安く、製造が1年前でもAndroid搭載モデルであるため、本体や動画アプリのバージョンを2023年モデルと同一まで引き上げられてお買い得です。
価格(税込) | 460,000円 | 同インチ最安値+260,200円 |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 50W | 高音◎低音〇 |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約12,200円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.6 / 3件 | 有機EL売れ筋ランキング第44位 |
77~83インチ
順位 | メーカー 型番 | 価格 | 音質 | OS | パネルリフレッシュ 寝落ち対策 |
42位 | ソニー XRJ-83A90J | 945,819円 | 60W | Android | 任意で可能 一部静止で暗く |
43位 | パナソニック TH-77LZ2000 | 800,000円 | 170W | 独自OS | なし 全体静止で暗く |
【ソニー(XRJ-83A90J)】
・ただし、一軒家でなければ搬入が困難
段ボールを含めると幅2m以上あるため、基本的に階段や廊下の角を曲がれません。
有機ELは本体が薄くて強度が心もとないため、配送業者も箱から出しての搬入は絶対に拒否します。
スムーズに搬入できるのは一軒家の1Fくらいであり、それ以外は搬入不可かクレーンを使って窓から入れることになります。
価格(税込) | 945,819円 | – |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 低反射 | 映り込みを抑えて見やすい |
音質 | 60W | 高音◎低音○ |
搭載OS | Android | アプリ追加やバージョンアップ可能 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | 任意で可能 | 輝度調整で焼付を目立たせない |
寝落ち対策 | 一部静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約21,500円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆1.9 / 2件 | 有機EL売れ筋ランキング第42位 |
【パナソニック(TH-77LZ2000)】
・放熱性を高めるアルミプレート内蔵で、パネルのダメージを軽減
東芝9400Sの142Wスピーカーと同等の出力を持ちながら、パナソニックのLZ2000は低音ではなく高音域の表現能力に強みを持つため、歌声でも物音でも、1音1音を細かく聞いて楽しみたい方におすすめです。
また、どの有機ELにも放熱性能を高めるアルミが組み込まれていますが、どのモデルよりも厚みのあるプレートが組み込まれているため、放熱性能がもっとも高く、わずかですがパネルダメージが減ります。
音質と耐久性の両方に関心がある方におすすめのモデルです。
なお、77インチはクレーン搬入になる可能性があるため、搬入経路を事前に確認しましょう(83インチと違って廊下の角を曲がれる可能性は高いものの)。
価格(税込) | 800,000円 | – |
倍速パネル | 〇 | スポーツやゲームにも強い |
パネル特性 | 光沢 | 映り込みはあるが映像はクリア |
音質 | 170W | 高音◎低音○ |
搭載OS | 独自OS | アプリ追加やバージョンアップは不可 |
外付HDD録画 | W録 | 外付けHDD使用時に2番組録画可 |
セルフクリーニング | 電源OFFで自動 | 使用頻度の高い画素の輝度を調整 |
パネルリフレッシュ | なし | – |
寝落ち対策 | 全体静止で暗く | 映像停止時に熱量(光)を抑制 |
年間電気代 | 約20,000円 | 適切な明るさで1日5.1時間視聴時 |
☆評価 | ☆4.6 / 4件 | 有機EL売れ筋ランキング第43位 |
サイズや機種で迷ったときの選び方
有機ELテレビの購入を検討する上で、サイズや機種選びに迷った場合におすすめの判断方法を紹介します。
サイズで迷った場合は視聴距離で、機種で迷った場合はコスパの良さで選びましょう。
【サイズで迷った場合】
42 or 48インチ | 視聴距離が1m程度なら42インチ。 1m50cm程度あるなら48インチでも目が疲れない。 大きいと迫力を感じやすいが、映像が引き延ばされるため、近くで見ると粗さを感じる。 視聴距離で選ぶと〇 |
48 or 55インチ | 視聴距離が1m50cm程度なら48インチ 2m程度あるなら55インチがおすすめ 家電量販店などで55インチが1mといわれているが、あれは大きくて価格が高いテレビを売りたいからいっているだけ 55インチを1mで見ると間違いなく疲れる |
55 or 65インチ | 視聴距離が2m50cm以上あるなら65インチも候補 サイズが大きくて映像が引き延ばされるとき、地デジだと55インチまでがキレイに見える限界。ネット動画なら55インチを超えてもキレイ |
65 or 77~83インチ | 77インチ以上は視聴距離が3mは必須 あとは搬入経路が確保できるかどうかも重要 |
【サイズは決まっているが、モデルで迷った場合】
42インチ | LG製の『OLED42C2PJA』がコスパが良くておすすめ |
48インチ | 東芝製の『48X8900K』 LG製の『OLED48A2PJA』 ソニー製の『KJ-48A9S』 この3機種がコスパが良くておすすめ |
55インチ | LG製の『OLED55A2PJA』 東芝製の『55X9400S』 ソニー製の『XRJ-55A80J』 シャープ製の『4T-C55DQ2』 この4機種がコスパが良くておすすめ |
65インチ | LG製の『OLED65A2PJA』 東芝製の『65X9400S』 シャープ製の『4T-C65DQ2』 この3機種がコスパが良くておすすめ |
アンテナケーブル・外付けHDD・テレビスタンドなど
テレビを使う上で必要になってくる「アンテナケーブル」や「外付けHDD」などをかんたんに紹介します。
いずれも価格重視のラインナップとなっています。
⇧基本のアンテナケーブル。3mで552円(2023年5月19日時点。Amazon)。
⇩BSを見る場合はアンテナケーブルに加えて必要な分波器。691円(2023年5月19日時点。Amazon)。
⇧録画用HDD。テレビのUSB端子に繋げば動くため、コンセント不要。2TB(地デジ約240時間録画)で8,000円台(2023年5月22日時点。Amazon)。
⇩コンセントを使って作動するHDD。面倒だが4TB(地デジ約480時間)でも10,000円台と安い(2023年5月22日時点。Amazon)。
⇧無垢材を使用したおしゃれなテレビボード。Amazonで62,657円(税込。2023年5月23日時点)
⇩おしゃれなテレビスタンド。フラットな土台で、足をぶつける心配もない。Amazonで47,900円(税込。2023年5月23日時点)
⇧LG製の有機ELなどで、音質を手軽に良くしたい場合におすすめのスピーカー。Bluetoothにも対応しているため、スマートフォンと繋いで音楽鑑賞にも使える。
価格(税込) | 10,980円 |
出力 | 100W |
スピーカーユニット | 2chステレオ |
低音域強化 | ウーファー2基搭載 |
Bluetooth | 〇 |
HDMI | ケーブル別売 |
光デジタル | ケーブル付属 |
3.5mmステレオジャック | 非対応 |
寸法 | 幅90.0×高6.4×奥8.8cm |
有機ELテレビで使っていきたい動画アプリ
有機ELテレビはWi-Fiとネット動画アプリが内蔵されており、ネット動画は地デジと違い『自分の好きな動画』を『自分の好きなタイミング』で楽しめるため、生活の質の向上のために積極的に活用していきましょう。
YouTubeやTVerはもちろん、Netflixなどの定額サービスの利用も非常におすすめであるため、すでに利用しているサービスがあればそのサービスを有機ELテレビで視聴しましょう。
まだ利用しているサービスがないのであれば、会員数ランキングなどを参考にすると、効率よくサービスを絞り込んでいけるかもしれません。
有機ELテレビでよくある質問
寿命は何年? | 1日5時間の視聴で約8~9年と予想されます |
電気代はいくら? | 例えば55インチで適切な明るさに上げて使用した場合、1日5時間の視聴で年間1万円が目安です |
有機ELは暗い? | 初期設定のままでは液晶よりはっきり暗いため、明るさを上げて使用しないと有機ELの価値がありません |
有機ELの良いところは? | 明るさを20~30%上げると、液晶では表現できない明暗のメリハリ、色彩のメリハリを楽しめます |
有機ELの悪いところは? | 寿命の短さ、消費電力の高さ、焼き付きリスク。3つのリスクがあるため、買い替えサイクルは8年ほどが目安となります |
ブルーライトは少ない? | ブルーライトは液晶の半分程度ですが、もともとブルーライトは70cm以上の距離で急激に低下するため、テレビ視聴においては気にする必要がありません |
有機ELは価格が下がる? | 年々下がっていましたが、2022年の半導体不足を機に相場が一気に上がっています。2023年は多少落ち着きましたが、代わりにメーカーは新規開発に力を入れていないため、購入するなら2021~2022年の型落ちモデルがおすすめです |
買ってはいけない有機ELテレビはある? | 有機ELテレビは製造元が限られているため、怪しいメーカーの参入がほぼなく、買ってはいけないモデルはありませんが、自分で明るさを上げないと性能を活かせないため、何1つ操作したくない方は買ってはいけません |
明るさってどうやって上げるの? | 明るさは設定メニューで変更できます。 メーカーにより操作方法が異なるので、詳しくはこちらを参考にしてください |
有機ELって今後進化する? | YouTubeなどで8Kコンテンツが導入されれば、8K有機ELが主流になるかもしれません(現状は受注生産品であり約300万円します)。 |
液晶って今後進化する? | 有機ELと同じように1画素ごとに光源を割り当てたmicroLEDテレビが登場します。ただし現状は1000万円を大きく超えるため、主流になるのは何年も何年も先の話です。 |
テレビって今後進化する? | 裸眼立体視の市場が伸びる予想がありますが、デバイスよりコンテンツの方が重要であるため、Googleが2023年4月20日からサービスをスタートさせた「800以上のチャンネル統合表示(すべて無料)」のように、サービスの垣根を超えてユーザーにとって良質なコンテンツを表示できるようになれば、テレビの価値が高まり、大きく進化したといえるかもしれません |
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