「みんなはサブスクを何個くらい契約している?」
「動画・音楽・AIなどを合わせて、毎月いくらくらい払っているのが普通?」
「自分はサブスクを契約しすぎている?」
動画配信、音楽、電子書籍、ゲーム、クラウドストレージ、生成AIなど、現在はさまざまなサービスが月額制になっています。
1つひとつは数百円~数千円程度でも、複数契約すると毎月の固定費は意外と大きくなります。
そこでこの記事では、国内で実施された複数の調査をもとに、
- 日本ではサブスクを何個くらい契約しているのか
- 毎月いくらくらい支払っているのか
- どんなサブスクが多く利用されているのか
- 自分の契約数・料金は多いのか
- サブスク代を見直すときのポイント
をわかりやすく紹介します。
先に結論からいうと、「日本人の平均は必ず○個・○円」と1つの数字で表すのは難しいのが実情です。
調査対象や「サブスク」に含めるサービスの範囲によって、結果がかなり変わるからです。
ただし複数の調査を見ると、一般的な利用者では1~3個程度、月額数千円程度という人が多い一方、動画・AI・クラウドなどを積極的に利用する人では4~5個以上、月5,000円以上になるケースも珍しくないことが分かります。
- 日本人はサブスクを平均何個契約している?
- 2024年調査では利用中のサブスクは平均2.3個
- 2026年調査でも「1~2個」が54.7%で最多
- サブスクを積極的に使う人では中央値4個というデータもある
- 日本人はサブスクに月いくら払っている?
- 2024年調査では75%が月3,000円未満
- 2026年調査では月1,000~2,999円が最多
- サブスク利用が多い層では月額中央値4,636円
- なぜ調査によってサブスクの平均がこんなに違う?
- 2026年の目安として「2~4個・月3,000~5,000円前後」で考える方法も
- 動画配信サブスクの利用経験が特に多い
- 動画サブスクは複数契約しやすいので注意
- 月550円のサービスでも年間では6,600円
- サブスクの平均料金と自分を比較する方法
- 「平均より多い=使いすぎ」ではない
- 反対に平均以下でも無駄な場合がある
- 2026年調査では55.7%が「解約し忘れによる払いすぎ」を経験
- 解約できない理由は「また使うかも」が最多
- サブスクの料金を把握していない人も少なくない
- サブスクが平均より多い人が確認したい5つのポイント
- サブスクは何個までならおすすめ?
- よくある質問
- まとめ:日本のサブスク利用は「2~3個・月数千円」が一つの目安
- この記事で紹介した調査データについて
日本人はサブスクを平均何個契約している?

まず気になるのが、契約しているサブスクの数です。
代表的な国内調査を見ると、結果は次のようになっています。
| 調査 | 調査時期 | 契約数の主な結果 |
|---|---|---|
| アプリブ調査 | 2024年 | 平均2.3個 |
| AZWAY調査 | 2026年 | 1~2個が54.7%で最多 |
| benribook調査 | 2026年 | 中央値4個・平均5.1個 |
数字だけを見ると、
平均2.3個
と、
平均5.1個
ではかなり違います。
しかし、これはどちらかが間違っているという意味ではありません。
調査対象が違うことが大きな理由です。
2024年調査では利用中のサブスクは平均2.3個

アプリブが2024年2月に、サブスクリプションサービスを利用した経験がある10~60代の男女605人を対象に実施した調査では、現在利用しているサブスクは平均2.3個でした。
契約数別では、
- 1個:31.9%
- 2個:29.6%
- 3個:14.5%
という結果です。
1個と2個だけで6割を超えており、一般的には1~2サービス程度に絞って利用している人が多いことが分かります。
動画を1つ。
音楽を1つ。
というように、ジャンルごとに必要なサービスだけ契約している人も多いと考えられます。
2026年調査でも「1~2個」が54.7%で最多

2026年6月に20~60代300人を対象として行われたAZWAYの調査では、現在契約しているサブスク数について、
- 0個:11.0%
- 1~2個:54.7%
- 3~4個:28.0%
- 5~6個:5.3%
- 7~9個:0.3%
- 10個以上:0.7%
という結果でした。
最も多いのは1~2個の54.7%です。
一方で3~4個も28.0%あり、動画・音楽だけでなくクラウドや仕事用サービスなどを含めると、複数契約している人も珍しくありません。
また、何らかのサブスクを契約していた人は回答者の89.0%でした。
サブスクを積極的に使う人では中央値4個というデータもある

一方、2026年8月にサブスク料金計算サービス「サブスクイック」を利用した2,347ブラウザのデータでは、選択したサービス数は、
中央値4個
平均5.1個
でした。
内訳を見ると、
- 1個:8.4%
- 2個:12.8%
- 3個:16.2%
- 4個:16.7%
- 5個:14.0%
- 6~9個:24.8%
となっています。
一般的なアンケート調査よりかなり多い結果です。
ただし、このデータはサブスク料金を計算するサービスを実際に利用した人が対象です。
もともと複数のサブスクを利用している人が集まりやすいため、日本全体の平均としてそのまま見るのではなく、サブスク利用が多い層の参考データと考えるのが適切でしょう。
日本人はサブスクに月いくら払っている?

次に、毎月支払っている料金を見てみましょう。
こちらも調査によって結果が異なります。
| 調査 | 月額料金の主な結果 |
|---|---|
| アプリブ 2024年 | 75%が月3,000円未満 |
| AZWAY 2026年 | 52.3%が月3,000円未満 |
| benribook 2026年 | 中央値4,636円・平均8,421円 |
一般的なアンケート調査では、月3,000円未満に収まっている人が多いことが分かります。
一方、多数のデジタルサブスクを積極的に利用する層では、月5,000円前後以上になる人も少なくありません。
2024年調査では75%が月3,000円未満

アプリブの2024年調査では、毎月サブスクへ支払っている金額は、
- 1,000~3,000円未満:31.4%
- 500~1,000円未満:27.1%
- 500円未満:16.5%
となりました。
この3区分を合わせると、75%が月3,000円未満です。
つまり4人に3人程度が、月額3,000円未満の範囲でサブスクを利用していたことになります。
2026年調査では月1,000~2,999円が最多

AZWAYが2026年に行った調査では、毎月支払っているサブスク料金は、
- 0円:11.7%
- 1,000円未満:20.0%
- 1,000~2,999円:32.3%
- 3,000~4,999円:16.7%
- 5,000~9,999円:11.7%
- 10,000~12,999円:4.0%
- 13,000円以上:少数
となっています。
最も多いのは月1,000~2,999円の32.3%です。
1,000円未満と合わせると、月3,000円未満が52.3%となります。
一方で、月5,000円以上支払っている人も一定数います。
サブスク利用が多い層では月額中央値4,636円

2026年のbenribookの利用ログでは、月額料金を集計できた1,803ブラウザで、
月額中央値4,636円
平均8,421円
となりました。
月額料金の分布では、
- 1,000円未満:6.7%
- 1,000~2,999円:24.1%
- 3,000~4,999円:23.1%
- 5,000~9,999円:30.4%
- 10,000~14,999円:8.6%
- 15,000円以上:約7%
となっています。
月5,000円未満が53.9%と半数を超える一方、月10,000円以上も15.6%いました。
ただし、この調査はサブスク料金を計算するWebサービス利用者が対象なので、一般的なアンケートより高めに出ている点には注意が必要です。
なぜ調査によってサブスクの平均がこんなに違う?

ここまで見ると、
「平均2.3個なのか5.1個なのか、結局どちらなの?」
と思うかもしれません。
数字に差が出る理由は、主に次の3つです。
1.調査対象が違う
一般消費者を対象としたアンケートと、サブスク料金計算サービスの利用者では、もともとの利用状況が異なります。
サブスク管理ツールを利用する人は、契約数が多い可能性があります。
2.サブスクに含める範囲が違う
サブスクというと、以前は、
- Netflix
- Amazon Prime Video
- Spotify
などの動画・音楽サービスをイメージする人が多かったでしょう。
しかし現在は、
- 生成AI
- クラウドストレージ
- ゲーム
- Officeソフト
- Adobeなどの制作ツール
- ニュース・電子書籍
- フィットネス
なども月額制です。
どこまでを「サブスク」として数えるかによって契約数は大きく変わります。
3.平均値は一部の高額利用者に引っ張られる
平均料金を見るときには注意が必要です。
例えば9人が月3,000円で、1人だけ月50,000円だった場合、平均は大きく上がります。
そのため利用実態を見るときは、
平均値
だけでなく、
中央値
も参考になります。
中央値は、金額順に並べたときに真ん中に来る人の値です。
2026年のbenribook調査でも、平均8,421円に対して中央値は4,636円でした。
典型的な利用者を見るなら、中央値のほうが実感に近い場合があります。
2026年の目安として「2~4個・月3,000~5,000円前後」で考える方法も

複数の調査をまとめて考えると、一般的な目安としては、
契約数:2~4個程度
月額:3,000~5,000円前後まで
を一つの比較ラインとして考える方法があります。
ただし、これは「この範囲なら正解」という意味ではありません。
例えば仕事でAI・クラウド・Officeを毎日使う人なら、月1万円でも十分価値がある場合があります。
反対に、月2,000円でもまったく利用していないなら無駄です。
平均より高いか低いかより、自分が料金分を活用できているかのほうが重要です。
動画配信サブスクの利用経験が特に多い

サブスクの中でも利用者が多いのが動画配信サービスです。
2024年のアプリブ調査では、サブスク利用経験者のうち、利用したことがあるジャンルで最も多かったのが動画配信でした。
また、2026年のAZWAY調査でも、現在契約しているサブスクのジャンルは、
- 動画配信:71.7%
- 音楽配信:30.0%
- クラウドストレージ:28.3%
- ゲーム:12.3%
- 仕事・ビジネスツール:10.0%
という結果です。
動画配信は、サブスクの代表的なジャンルといえます。
動画サブスクは複数契約しやすいので注意

動画配信には、
- DMM TV
- Netflix
- U-NEXT
- Disney+
- Amazon Prime Video
- Hulu
など多くのサービスがあります。
配信されている作品が異なるため、
「この作品はNetflix」
「このアニメはDMM TV」
「このドラマはDisney+」
というように契約数が増えやすいジャンルです。
しかし、3~4サービスを一年中契約すると、動画だけで月数千円になる場合があります。
動画を見る時間が少ない人は、メインサービスを1つ決め、見たい独占作品がある月だけ別サービスを追加する方法も使いやすいでしょう。
月550円のサービスでも年間では6,600円

例えばDMM TVを利用できるDMMプレミアムは、通常月額550円(税込)です。
月額だけを見ると低価格ですが、1年間なら、
550円×12=6,600円
です。
アニメ・映画などを頻繁に見る人なら活用しやすい一方、ほとんど利用しなければ年間6,600円の固定費になります。
DMMプレミアムは初回登録で条件を満たす場合、14日間無料で試せるため、実際にどの程度利用するか確認してから継続を決める方法もあります。
価格が安いサービスでも「使っているか」を確認することが重要です。
サブスクの平均料金と自分を比較する方法

自分が使いすぎているか確認したいなら、まず契約中サービスを書き出しましょう。
| サービス | 月額 | 利用頻度 | 年間料金 |
|---|---|---|---|
| 動画 | 550円 | 週4回 | 6,600円 |
| 音楽 | 1,000円 | 毎日 | 12,000円 |
| AI | 3,000円 | 週5回 | 36,000円 |
| 電子書籍 | 1,000円 | 月1回 | 12,000円 |
この例なら、
月5,550円
年間では、
66,600円
です。
平均より少し高いとしても、動画・音楽・AIを頻繁に利用しているなら、必ずしも無駄とはいえません。
一方、電子書籍を月1回しか使わないのであれば、そこが見直し候補になります。
「平均より多い=使いすぎ」ではない

今回の調査を見ると、一般的な利用者では月3,000円未満が多くなっています。
だからといって、
「月5,000円を超えたら使いすぎ」
と判断する必要はありません。
例えば仕事で毎日利用するAI。
家族全員で利用する動画サービス。
毎日の通勤で利用する音楽サービス。
などは利用頻度が高くなります。
料金だけではなく、
- 週に何回使っているか
- 家族何人で使っているか
- 時間をどれだけ節約できているか
- ほかの支出を置き換えているか
まで考えて判断しましょう。
反対に平均以下でも無駄な場合がある

例えば月額合計が2,000円だったとします。
一般的な調査結果と比べれば高くありません。
しかし、その2,000円を払っているサービスを2か月以上一度も利用していなければ、十分見直す価値があります。
つまりサブスクでは、
「平均より安いから大丈夫」
ではありません。
「払った分だけ利用しているか」
を見ることが大切です。
2026年調査では55.7%が「解約し忘れによる払いすぎ」を経験

AZWAYの2026年調査では、これまでにサブスクを解約し忘れて無駄に料金を払っていた経験がある人は、55.7%でした。
半数を超える人が、何らかの払いすぎを経験したことになります。
さらに現在も、
使っていないのに解約していないサブスクがある
と答えた人は14.3%でした。
サブスクは自動更新が便利な一方、使わなくなっても料金が続く点には注意が必要です。
解約できない理由は「また使うかも」が最多

同じ2026年調査では、解約しようと思ったのにやめられなかった理由として、
- また使うかもしれない:33.0%
- 解約手続きが面倒・分かりにくい:30.0%
- 無料トライアル中で後回しにした:21.7%
- 契約していることを忘れていた:15.7%
という結果でした。
特に注意したいのが、
「また使うかもしれない」
という理由です。
再契約できるサービスであれば、使わない期間はいったん終了し、必要になったときに再開する方法もあります。
サブスクの料金を把握していない人も少なくない

2026年のAZWAY調査では、サブスクの管理方法について、
- クレジットカードの明細で確認:36.3%
- たまに思い出したときに確認:29.0%
- アプリ・家計簿で管理:15.3%
- ほとんど管理していない:10.3%
という結果でした。
「たまに確認」と「ほとんど管理していない」を合わせると、常に契約状況を把握していない人もかなりいます。
サブスクが3~4個以上になってきたら、一覧表を作るだけでも無駄を見つけやすくなります。
サブスクが平均より多い人が確認したい5つのポイント

1.2か月以上使っていないサービスはないか
最近まったく利用していないものは見直し候補です。
2.同じジャンルを複数契約していないか
特に動画・音楽・AIは重複しやすいジャンルです。
3.無料版で足りないか
AIやクラウドなどは、利用頻度によっては無料プランで十分な場合があります。
4.月額ではなく年間料金を計算したか
月1,000円でも年間では12,000円です。
5.本当に生活を便利・楽しくしているか
安いからではなく、自分にとって価値があるかで判断しましょう。
サブスクは何個までならおすすめ?

今回紹介した調査から見ると、一般的には1~3個程度を利用している人が多い一方、積極的な利用者では4~5個以上契約しているケースもあります。
そのため、
「3個までなら安全」
という明確な基準はありません。
管理しやすさを考えるなら、
- 動画:1つ
- 音楽:1つ
- AI・仕事効率化:1つ
という3サービス前後から考える方法があります。
必要になったら追加し、使わなくなったら整理するのが分かりやすいでしょう。
よくある質問

日本人は平均何個サブスクを契約している?
2024年のアプリブ調査では平均2.3個でした。
一方、2026年のサブスク管理ツール利用者を対象とした調査では平均5.1個・中央値4個です。
調査対象によって大きく異なるため、一般利用者なら2~3個前後を一つの参考にすると分かりやすいでしょう。
サブスクに月いくら払っている人が多い?
2024年調査では75%が月3,000円未満、2026年の一般向け調査では52.3%が月3,000円未満でした。
月1,000~3,000円程度が一つの大きな利用層になっています。
サブスクに月5,000円は使いすぎ?
必ずしも使いすぎではありません。
毎日利用しているAI・音楽・動画などが含まれているなら、月5,000円以上でも十分活用できている場合があります。
料金より利用頻度を確認しましょう。
サブスク4個は多い?
4個すべて頻繁に利用しているなら問題ありません。
一方、1~2個をほとんど使っていないなら見直す価値があります。
サブスク代を確認する方法は?
クレジットカード明細、銀行口座、スマートフォンのサブスクリプション管理画面などを確認し、すべての契約を一覧にするのがおすすめです。
DMM TVはいくら?
DMMプレミアムは通常月額550円(税込)です。
App Store・Google Playから登録する場合は月額650円です。
初めて登録する人は条件を満たせば14日間無料で試せます。
まとめ:日本のサブスク利用は「2~3個・月数千円」が一つの目安

国内の複数の調査を見ると、サブスク利用にはかなり個人差があります。
2024年のアプリブ調査では、
平均契約数2.3個
75%が月3,000円未満
でした。
2026年のAZWAY調査では、
1~2個契約が54.7%
月3,000円未満が52.3%
です。
一方、サブスクを積極的に利用する人が集まりやすい2026年のbenribookデータでは、
中央値4個・平均5.1個
月額中央値4,636円・平均8,421円
となっています。
この違いから分かるのは、
「日本人のサブスク平均は○個・○円」と一つの数字だけで判断しないほうがよい
ということです。
一般的には1~3個、月数千円程度の人が多い一方、動画・音楽・AI・クラウドなどを積極的に利用する人では4~5個以上になることもあります。
重要なのは、平均より多いか少ないかではありません。
毎月料金を払っているサービスを実際に利用しているか
です。
例えば月550円の動画サービスでも、毎週利用していれば休日の娯楽として十分活用できます。
反対に月300円でも半年間一度も使っていなければ、見直し候補です。
サブスクが増えてきたら、
- 契約中のサービスを全部書き出す
- 毎月の料金を合計する
- 年間料金へ換算する
- 直近1~2か月の利用回数を確認する
- 使っていないものを整理する
という順番で確認してみましょう。
他人の平均と比べることは、自分のサブスク代を見直すきっかけにはなります。
しかし最終的には、
「平均より安いか」ではなく「支払っている料金以上に使っているか」
で判断することが、無駄の少ないサブスク利用につながります。
この記事で紹介した調査データについて
本記事では主に以下の民間調査を参考にしています。
- アプリブ「サブスクリプションサービスの利用に関する調査」:2024年2月実施、10~60代男女605人
- 株式会社AZWAY「サブスクリプションの利用と解約に関するアンケート」:2026年6月実施、20~60代300人
- benribook「サブスクリプション利用実態調査2026」:2026年8月、サブスク料金計算サービス利用データを集計
調査対象・集計方法・サブスクの定義が異なるため、数値を単純比較するのではなく、それぞれの調査条件を踏まえて参考にしてください。

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