DMM×DAZNホーダイのデメリットとは?月額料金や支払い方法、視聴端末やサーバー遅延のリスクを紹介

DMM TV

「DMM×DAZNホーダイって、どうしてDAZNだけを契約するより安いの?」
「絶対なにか裏があるでしょ?」

DAZNのスタンダードプランは月額3,700円するのに、月額550円のDMM TVとセットで契約すると月額2,980円になるって意味が分からない……と感じている方も多いのではないでしょうか。

デメリットを疑う方も多くいるため、実際に存在している4つのデメリットを紹介します。

  • 配信データの遅延リスク
  • 支払い方法が少ない
  • 視聴できるデバイスの種類が少ない
  • 年間一括払いの方が安い

ただし、DMMは会員数確保のために赤字前提で2,980円まで値下げしている可能性があるため、サービスの質は決して悪くありません。

4つのデメリットも1つ1つ詳しく見ていくと、2025年までは大事になる可能性は限りなく低いため、DMMとDAZNを安く利用できるメリットが勝るでしょう。

配信データの遅延リスク

「DMM×DAZNホーダイ」のデメリットの1つとして、DAZNを直で契約するよりも配信データの遅延リスクが増える点が挙げられます。

DAZN直契約DMM×DAZNホーダイ
運営母体DAZNDMM
使用アプリDAZNDMM TV
配信データ元DAZN日本サーバーDAZN日本サーバー
アクセス権限の管理DAZN日本サーバーDMM日本サーバー

「DMM×DAZNホーダイ」は使用アプリがDMM TVとなり、DAZNサーバーへのアクセス権限の管理もDMMが行います。

つまり、DMMのサーバーを経由してからDAZNのサーバーへアクセスするため、DMMのサーバーが込み合った場合に次のリスクが生じます。

  • 映像が途切れる
  • 画質が低下する
  • タイムラグが生じる(直契約のユーザーより映像が遅れる)

映像の乱れや画質の低下リスクはDAZNサーバーでも起こり得ますが、「DMM×DAZNホーダイ」ではDMMとDAZN2つのサーバーを利用するため、直契約よりもリスクが増えます。

ただし、DMM TVは現在会員数30~80万人程度であり、200万人突破を2年間の短期目標として掲げているため、サーバーが込み合うほどのアクセス過多には「今のところ」ならないでしょう。

2024年末~2025年3月を目途に200万人を突破する可能性があるため、突破後はDMMが用意しているサーバー規模によっては遅延リスクが表面化するかもしれません。

とはいえ、表面化した場合はDAZN直契約に切り替えれば済む話なので、それまでは「DMM×DAZNホーダイ」を利用して損はなく、むしろ得しかないかもしれません。

支払い方法が少ない

「DMM×DAZNホーダイ」はクレジットカードや携帯キャリア決済で月額を清算できますが、Apple IDやGoogle Play内課金に対応していません。

DAZN直契約DMM×DAZNホーダイ
クレジットカード・Visa
・JCB
・MasterCard
・American Express
・Diners Club
・Visa
・JCB
・American Express
・Diners Club
携帯キャリア決済・docomo
・softbank
・Y!Mobile
・au
・UQ mobile
・docomo
・softbank
・au
PayPal×
Apple ID×
Google Play×
Amazon IAP×
スマホ決済LINE Pay
PayPay
×
プリペイドカード×
パートナー経由・DAZN for docomo
・au UQ mobile & DAZN
・ケーブルテレビ
×

利用できる・使用したい支払い方法がなければ、いくら月額が安くても「DMM×DAZNホーダイ」を契約できないため、支払い方法の少なさは大きなデメリットといえるでしょう。

ただし、手間が増えても良いのであれば、「DMM×DAZNホーダイ」でも様々な支払い方法を利用できます。

PayPalDMMポイントを購入して「DMM×DAZNホーダイ」の支払いに充てる
あと払いpaidy同上
amazon pay同上
BitCash同上
WebMoney同上
PayPay同上
LINE Pay同上
楽天Pay同上
メルペイ同上
コンビニ店頭払い同上
銀行振込同上
Edy同上
Suica・モバイルSuica同上

「DMM×DAZNホーダイ」の月額はDMMポイントでの支払いが可能であり、DMMポイントは多くの決済方法で購入できます。

残高が尽きれば自動解約になるため、好きなスポーツのオンシーズンだけ契約したい人にとってはむしろ便利かもしれません。

ただし、キャンペーンでもらえるポイントが減額されるため注意しましょう。

申込時の支払い方法新規加入キャンペーン
クレジットカード550円分のポイントを3ヶ月連続でプレゼント
携帯キャリア決済同上
DMMポイント550円分のポイントを2ヶ月連続でプレゼント

「DMM×DAZNホーダイ」申し込み時にDMMポイント支払いを選択した場合は、もらえるポイントが550円分減ります。

それでも1,100円分もらえるため損している訳ではありませんが、せっかくなら1,650円分もらいたいのが本音です。

ただし、無料でもらえるポイントは月額の清算に当てられず、DMM TVの有料レンタル作品の視聴などに使うしかありません。

さらに、一度クレジットカード・携帯キャリア決済を選択すると、DMMポイントの清算に切り替えができないため、ポイントで清算したい人は550円分少なくなってもポイント払いを選択しましょう。

「DMM×DAZNホーダイ」は支払い方法の自由が利かないため、DAZN直契約よりも不便な要素が確かにあります。

視聴できるデバイスの種類が少ない

DMM TVは2022年12月にスタートした新サブスクであるため、DMM TVを経由してDAZNを視聴する「DMM×DAZNホーダイ」も古いデバイスの視聴に対応していません。

DAZN直契約DMM×DAZNホーダイ
スマートフォン・タブレットAndroid
iOS
Fire OS
Android
iOS
パソコンWindows
Mac
Windows
Mac
ファイヤースティック
クロームキャスト
テレビ(Android搭載)
テレビ(Android非搭載)×
PS4・PS5
Xbox One・One S / X×

スマートフォンやパソコンで視聴するときは問題ありませんが、Amazon製のタブレットに非対応であったり、Android非搭載のテレビにも対応していません。

テレビはファイヤースティックなどを使用すれば対処できますが、フルHD用で4,980円(税込)し、セール中でも2,980~3,480円(税込)することが多いです。

直契約であれば不要な費用が発生する可能性があるため、「DMM×DAZNホーダイ」は利便性がやや落ちるといえるでしょう。

年間一括払いの方が安い

「DMM×DAZNホーダイ」は月額2,980円(税込)と非常に安いものの、DAZNを1年一括払いの方が安いことも事実です。

月額(税込)年額(税込)
DMM×DAZNホーダイ2,980円35,760円相当
DAZN月額プラン3,700円44,400円相当
DAZN年額プラン(分割払い)3,000円36,000円
DAZN年額プラン(一括払い)2,500円相当30,000円

スポーツを1年中楽しむのであれば、DAZN年額プラン(一括払い)を契約すれば年額がもっとも安くなります。

ただし、スポーツにはオフシーズンがあるため、どんなにスポーツが好きな人でも1年契約は抵抗が大きいかもしれません。

DMM×DAZNホーダイ契約期間総額
欧州サッカー8月~翌年5月(10ヶ月)29,800円

例えば欧州サッカーが好きな人は、オンシーズンの10ヶ月契約して、オフシーズンは解約すれば総額29,800円に抑えられます。

オフシーズン中にDMM TVの映画やアニメを楽しみたい場合は、月額550円で単独契約すればいいため、DAZN1年プランを直契約するより融通が利きます。

年間一括払いよりも月額で支払う方が、仕事やプライベートの忙しさに合わせて契約・解約と小回りが利くため、多忙な人は「DMM×DAZNホーダイ」を契約する方がいいでしょう。

値上げリスク

DAZNはこれまで1,925円→3,000円→3,700円と値上げを繰り返しており、今後も上がる可能性があります。

DAZNが値上げされれば「DMM×DAZNホーダイ」も値上げされるリスクがあり、その点は平等なリスクですが、DAZNとは関係なしに「DMM TV」自体が値上げされるリスクがあります。

DMM TVは月額550円で17万本以上の作品が見放題で楽しめるサービスですが、ほかのサービスと比較して安すぎます。

月額(税込)見放題作品
DMM TV550円17万本以上
Amazon
プライムビデオ
500円約2万本
dアニメストア550円約6.4万本
FOD976円8万本以上
Lemino990円約18万本
Hulu1,026円10万本以上

DMM TVはサービス開始2年間あまりで会員数200万人突破を目指しており、まずは赤字前提で会員を確保して、その後値上げして黒字化を果たす経営戦略を取っている可能性があります。

提携しているDAZNが取っている戦略と同じです。

ただし、あくまでも推測に過ぎず、値上げされるとしても200万人を突破した2024年末~2025年3月以降の話です。

さらにいってしまえばDMMの都合で値上げされた場合はDAZN直契約に移るという選択肢もあるため、「DMM×DAZNホーダイ」を利用したからダメだということは一切ありません。

デメリットの1つとして値上げの可能性を挙げましたが、値上げリスクは常につきまとうため、頭の片隅に置くに止めましょう。

「DMM×DAZNホーダイ」のメリット

「DMM×DAZNホーダイ」の最大メリットは、いうまでもなく「安さ」にあります。

月額(税込)コンテンツ
DMM×DAZNホーダイ2,980円試合&映画・アニメなど
DAZN3,700円年間1万試合以上の配信
DMM TV550円17万本以上の動画

DAZNを単独で契約するよりも安く、DMM TVと両方契約すれば本来4,250円(税込)の月額が掛かるところ、2,980円(税込)で利用できます。

  • スポーツと映画・アニメを1つのアプリで楽しめる
  • DMM TV自体はアニメが特に強い(作品数業界No.1でdアニメストアより多い)
  • DMM TVは映画作品も多く、国内ドラマと韓国ドラマの配信数も多い(プライムビデオより多い)

DMM TVで物足りなさを感じるとすれば海外ドラマだけです。

海外ドラマはDMM TVの配信タイトル数は45に止まり、プライムビデオの275、Huluの742と比較して劣ります。

海外ドラマが好きな人だけはDMM TV以外を契約した方が作品の幅が広がりますが、DAZNを安く視聴するために「DMM×DAZNホーダイ」の契約は必須ともいえるため、プライムビデオやHuluはあくまでも「追加」で契約することになるでしょう。

まずは「DMM×DAZNホーダイ」でスポーツを楽しみ、オフシーズンだけ別途動画サブスクを契約するといいかもしれません。

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