同居する家族や恋人、友達と同時視聴できる動画サブスク一覧!複数端末で共有できる配信サービスを選ぶポイントやおすすめ

アカウント共有

「どの動画配信サービスならアカウントを共有できるの?」
「共有するときに選ぶサービスのポイントは?」

NetflixやAmazonのPrimeVideoなど、人気の動画配信サービスはいくつもありますが、同時視聴に対応しているサービスとそうでないサービスがあり、そもそものサービス内容も異なります。

同時視聴に対応しているサービスであれば、楽しみを共有できるだけでなく1人当たりの月額負担が軽減されるため、共有できるサービスを積極的に利用していきましょう。

本記事では、「同時視聴できるサービス一覧」「サービス内容」「共有ルール」について分かりやすく紹介していきます。

同時視聴できる動画配信サービス一覧

同時視聴月額(税込)
Lemino無制限→4台に変更990円
Amazon PrimeVideo3台まで500円
DMM TV4台まで550円
Netflix
(広告付きプラン)
2台まで790円
Netflix
(スタンダード)
2台まで1,490円
Netflix
(プレミアム)
4台まで1,980円
ディズニープラス4台まで990円
U-NEXT4台まで2,189円
DAZN2台まで3,700円
アニメ放題×440円
dアニメストア×550円
TELASA×618円
ABEMAプレミアム×960円
FODプレミアム×976円
Paravi×1,017円
Hulu×1,026円

Leminoを始め、会員数TOP14サービスの半数にあたる7サービスで同時視聴できます。

7サービスの中でどのサービスを選ぶか、ポイントとなる要素は次の2つです。

  • 共有する同居人の数で選ぶ
  • 共有する全員の好みが網羅されているサービスを選ぶ

共有する同居人の数に応じたサービスを選ぶことは大前提ですが、例えば同居人が5名以上いる場合にLemino一択となるわけではなく『Netflix(広告付きプラン)790円』+『PrimeVideo 500円』=1,290円でサービスの幅を広げる選択肢もあります。

そこで重要になってくるポイントが、好みのジャンルがどれだけ配信されているかです。

配信サービスごとの提供ジャンル

同時視聴ジャンル見放題作品
Lemino無制限→4台に変更オールジャンル約18万本
Amazon PrimeVideo3台までオールジャンル約2万本
DMM TV4台までオールジャンル17万本以上
Netflix
(広告付きプラン)
2台までオリジナルドラマ約3.5万本
Netflix
(スタンダード)
2台までオリジナルドラマ約3.5万本
Netflix
(プレミアム)
4台までオリジナルドラマ約3.5万本
ディズニープラス4台までディズニー映画2.1万本以上
U-NEXT4台までオールジャンル27万本以上
DAZN2台までスポーツ年間1万試合以上

オールジャンルの取り扱いがあるサービスであっても、配信本数が18万本のLeminoと約2万本のPrimeVideoでは、作品の充実度がまるで異なるため、ジャンルと作品数の両方を考慮してサービスを選ぶ必要があります。

また、作品数が近い18万本のLeminoと17万本のDMM TVを比較した場合に、同じオールジャンルであっても強みとなるジャンルが異なるため、もう少しだけ詳しく紹介いたします。

オールジャンルでも、配信サービスごとに異なる強み

Lemino(旧dTV)の強み

引用元:Lemino公式HP
Lemino(旧dTV)
月額(税込)990円
同時視聴無制限→4台に変更
見放題作品数約18万本
主なジャンル・音楽ライブ
・WBCなど一部スポーツ中継
・洋画
・邦画
・アニメ
・海外ドラマ
・国内ドラマ
・韓流ドラマ
・オリジナルドラマ
強みとなるジャンル・音楽ライブ
・WBCなど一部スポーツ中継
・韓流ドラマ
(いずれもdTV時代より拡充)
オフライン再生
早見再生0.5/0.75/1.0/1.25/1.5/2.0倍速
対応デバイス・スマートフォン(android、iOS)
・タブレット(android、iOS、Fire OS)
・パソコン(Windows、Mac)
・テレビ(Android搭載型)
・クロームキャスト
・ファイヤースティック
無料お試しキャンペーン31日間

Leminoは同時視聴数が無制限→4台に変更であるため、複数の同居人と共有するのであれば真っ先に候補に挙がります。

ジャンルも幅広く、作品数も非常に多いため、共有する人の全員が好む作品がきっとあるはずです。

ただし、強みとなるジャンルが、例えば韓流ドラマはLeminoとしては強く推しているものの、全配信サービスの中で1番多く配信しているわけではありません(Leminoで674タイトルを配信しているが、U-NEXTでは1,800タイトルを配信している)。

Leminoはジャンルと本数が多いので選んで損はないものの、はっきりとした個性(強み)がないため、ほかのサービスの特徴を知った上で契約しましょう。

Amazon PrimeVideoの強み

引用元:Amazon公式HP
Amazon PrimeVideo
月額(税込)500円
同時視聴3台まで
見放題作品数約2万本
主なジャンル・洋画
・邦画
・海外ドラマ
・国内ドラマ
・韓流ドラマ
・アニメ
・キッズ
・ドキュメンタリー
・音楽、ライブ
・バラエティ
・舞台、演劇
強みとなるジャンルなし(強いていえばアニメ)
オフライン再生
早見再生なし
対応デバイス・スマートフォン(android、iOS)
・タブレット(android、iOS、Fireタブレット)
・パソコン(Windows、Mac)
・テレビ(アプリ搭載型)
・ゲーム機(PS4、PS5など)
・クロームキャスト
・ファイヤースティック
無料お試しキャンペーン30日間(プライム特典のお試しと同一)

Amazon PrimeVideoはオールジャンルに対応していますが、動画本数が少ないため、ジャンル1つ1つの充実度が極めて低いです。

アニメだけは737タイトル(1タイトル12話換算で約8,800本)を配信していますが、アニメに1番強いDMM TVが5,320タイトルを配信しているため、アニメを好む人にもおすすめはできません

それでも、PrimeVideoユーザーはAmazonでの買い物に便利な配送特典も合わせて利用できるため、通販を多く利用する場合には選択肢の1つとなります。

ただ、1~2ヶ月使うと見たい作品が少ないと感じるケースが多いため、結局はほかのサービスを検討することになると思われます。

DMM TVの強み

引用元:DMM TV公式HP
DMM TV
月額(税込)550円
同時視聴4台まで
見放題作品数17万本以上
主なジャンル・オリジナルアニメ
・オリジナルドラマ(ABCテレビとの共同企画)
・オリジナルバラエティ

・アニメ
・キッズ
・特撮
・洋画
・邦画
・海外ドラマ
・国内ドラマ
・韓流ドラマ
・バラエティ
・2.5次元舞台
・グラビア
・アダルト(FANZAの見放題2000作以上)
強みとなるジャンルアニメ
オフライン再生
早見再生1.25/1.5/1.75/2.0倍速
対応デバイス・スマートフォン(android、iOS)
・タブレット(android、iOS、Fireタブレット)
・パソコン(Windows、Mac)
・テレビ(Android搭載)
・ゲーム機(PS5)
・クロームキャスト
・ファイヤースティック
無料お試しキャンペーン30日間

DMM TVは2022年12月にサービスを開始したばかりの新サブスクで、dアニメストアを超えるアニメ配信数に加えて、Huluを超える映画やドラマなどを配信している現在もっともアツいサービスです。

  • アニメを5,320タイトル配信(dアニメストアは5,300)
  • アニメ以外を10万本以上配信(アニメ1タイトルを12話と換算し、17万本から引いた本数)

dアニメストア550円+Hulu1,026円=1,576円よりも多い作品をDMM TVでは550円で提供しており、同時視聴も4台まで対応しています。

ジャンルの幅も非常に広いため、アカウントを共有するときにもっとも人気でおすすめのサービスです。

会員数もサービス開始2週間で30万人を超えているため、選んで後悔することはないでしょう。

Netflixの強み

引用元:Netflix公式HP
Netflix
月額(税込)790円(広告付きプラン)
1,490円(スタンダードプラン)
1,980円(プレミアムプラン)
同時視聴広告付きプラン:2台まで
スタンダード:2台まで
プレミアム:4台まで
見放題作品数約3.5万本
主なジャンル・オリジナルドラマ
・オリジナル映画
・海外ドラマ
・洋画
・アニメ
強みとなるジャンルオリジナルドラマ
・オリジナル映画
オフライン再生〇(広告つきプラン以外)
早見再生0.5~1.5倍速
対応デバイス・スマートフォン(android、iOS)
・タブレット(android、iOS、Fireタブレット)
・パソコン(Windows、Mac)
・テレビ(アプリ搭載型)
・ゲーム機(PS4、PS5など)
・クロームキャスト
・ファイヤースティック
無料お試しキャンペーンなし

Netflixは、ほかの動画配信サービスにはない個性「圧倒的クオリティのオリジナルドラマ」があるため、楽しみを共有したいと考える人が非常に多くいます。

Netflixは月額料金の高さがネックでしたが、2022年11月から790円のプランが登場したため、2名で共有する場合に高い人気があります。

790円のプランは1時間当たり4~5分の広告が挟まれますが、その間はSNSやYouTubeを見るなどすればそれほど苦にならないため、非常におすすめです。

ただし、オリジナル作品以外の、地上波で放送されたドラマやアニメ、映画館で上映された洋画や邦画の配信がほとんどないため、Netflixの790円のプランとDMM TVなどの安くてオールジャンル対応のサービスを併用すると、満足度がもっとも高くなるでしょう。

なお、広告をなくすためにスタンダードプランにする場合は、配信画質が720p⇨1080pに上がるため、40インチ以上のテレビでも視聴する場合にはスタンダードプランもおすすめです。

ディズニープラスの強み

引用元:ディズニープラス公式HP
ディズニープラス
月額(税込)990円
同時視聴4台まで
見放題作品数約2.1万本
主なジャンル・ディズニー
・ピクサー
・マーベル
・スターウォーズ
・ナショナルジオグラフィック
・STAR
・海外ドラマ
・海外アニメ
強みとなるジャンルディズニーグループが製作した作品が見放題
オフライン再生
早見再生なし
対応デバイス・スマートフォン(android、iOS)
・タブレット(android、iOS、Fireタブレット)
・パソコン(Windows、Mac)
・テレビ(アプリ搭載型)
・ゲーム機(PS4、PS5など)
・クロームキャスト
・ファイヤースティック
無料お試しキャンペーンなし

ディズニープラスは、ディズニーグループ(ディズニーピクサー、マーベル、スターウォーズ、ナショナルジオグラフィックSTAR)が製作した作品をすべて見放題で配信しているため、それら作品が好きであれば非常におすすめです。

ただし、地上波で放送されたドラマやアニメ、映画館で上映された洋画や邦画はNetflix以上に配信数が少ないため、ディズニープラス1つでアカウントを共有するすべての人が好む作品を網羅できません。

Netflixと同じように、DMM TVなどの安くてオールジャンルを楽しめるサービスと併用がおすすめです。

GWや年末休みなど、集中して視聴できるタイミングで1か月だけ契約する方法もおすすめです。

U-NEXTの強み

引用元:U-NEXT公式HP
U-NEXT
月額(税込)2,189円
同時視聴4台まで
見放題作品数27万本以上
主なジャンル・アニメ
・キッズ
・特撮
・洋画
・邦画
・海外ドラマ
・国内ドラマ
・韓流ドラマ
・バラエティ
・ドキュメンタリー
・音楽ライブ
・舞台
・演劇
・アダルト
・電子書籍
・雑誌
強みとなるジャンル特化ジャンルはないが、作品数が圧倒的
オフライン再生
早見再生0.6~1.8倍速
対応デバイス・スマートフォン(android、iOS)
・タブレット(android、iOS、Fireタブレット)
・パソコン(Windows、Mac)
・テレビ(アプリ搭載型)
・ゲーム機(PS4、PS5など)
・クロームキャスト
・ファイヤースティック
無料お試しキャンペーン31日間

U-NEXTはほかのサービスより強いと断言できるジャンルがありませんが、作品数が27万本以上と圧倒的に多いため、どのジャンルもある程度充実しています。

特に、2023年7月をめどにParaviを吸収し、そのままの料金でTBS系列の国内ドラマも視聴できるようになるため、充実度が高くなります。

月額料金が2,189円と高いものの、アカウントを共有する人数で負担を分散させるのであれば、有力な候補です。

ただし、2,189円を支払うのであれば、NetflixとDMM TVを組み合わせる方が月額が安く、満足度が高くなる可能性があるでしょう。

7月以降はTBSの国内ドラマを視聴したいかどうかで、U-NEXTを利用するかしないかが決まるかもしれません。

DAZNの強み

引用元:DAZN公式HP
DAZN
月額(税込)3,700円
同時視聴2台まで
見放題作品数年間1万試合以上を生配信
主なジャンル☆スポーツ特化
・欧州サッカー
・国内サッカー
・国内野球
・モータースポーツ
・ゴルフ
・バスケットボール
・テニス
・アメリカンフットボール
・ボクシング
・総合格闘技
・eスポーツ
強みとなるジャンルスポーツ
オフライン再生なし
早見再生なし
対応デバイス・スマートフォン(android、iOS)
・タブレット(android、iOS、Fireタブレット)
・パソコン(Windows、Mac)
・テレビ(アプリ搭載型)
・ゲーム機(PS4、PS5など)
・クロームキャスト
・ファイヤースティック
無料お試しキャンペーンなし

DAZNはほかの配信サービスと違い、スポーツに特化した動画サブスクであるため、スポーツ好きであれば選ぶサービスはDAZN一択です。

好みのジャンルがスポーツだけであればDAZNを選び、スポーツ以外のジャンルも楽しみたい場合はほかのサービスを併用しましょう。

DAZNは月額が非常に高いため、併用する場合はAmazon PrimeVideo500円かDMM TV550円がおすすめです。

なお、DAZNは単独で契約すると月額3,700円ですが、DMM TV経由で申し込むと2,980円でDAZNもDMM TVも両方利用できるお得なプランがあるので、必ず『DMM×DAZNホーダイ』プランを申し込みましょう。

アカウントの共有ルール

例えばNetflixのアカウント共有ルールを見てみると、次の通りです。

Netflixアカウントは、同一世帯にお住まいの方々で共有してご利用いただくことを想定しています。同居以外の方は、ご自身で登録したアカウントを使ってNetflixを視聴する必要があります。

引用元:Netflix公式HP

「同一世帯」とは、法律に照らせば「住民票の住所が同一であり、かつ生計を同じくする人の集まり」のことです。

ただし、「同居」は住居を同じくする知人・友人・恋人を含み、住民票の住所や生計の実態が同じである必要がありません。

完全なホワイト
共有相手住まい住民票生計
家族同じ同じ同じ
恋人同じ同じ同じ
友人同じ同じ同じ
完全ではないがホワイトとみなされるパターン
共有相手住まい住民票生計
家族同じ
恋人同じ
友人同じ
システム上、不正と判断されないパターン
共有相手住まい住民票生計
家族
(定期的に同一のインターネットに接続)
恋人
(定期的に同一のインターネットに接続)
友人
(定期的に同一のインターネットに接続)

各動画配信サービスは、同一のインターネット回線への定期的な接続があるかどうかで同居の判定をしています。

使用するアプリがGPSの情報を取得する場合は、話が変わってきますが、Netflixなど、多くの配信サービスのアプリは現状GPS情報を取得していません。

ただし、動画配信サービスをドコモなどSIMカードを提供する会社経由で申し込むと、使用するスマートフォンとSIMカードの情報が紐づけされ、そこに動画配信サービスのアカウント情報が加わることで住まいが同一かどうかを判断する情報が揃います。

現状の日本では、情報を揃えても取り締まりを行っているわけではありませんが、Netflixが2023年5月からアメリカで取り締まりを開始しており、いずれ日本でも実施されると思われます。

Amazonやディズニープラスも広告付きプランの導入を検討するなど、収益改善の方法を模索しているので、Netflix以外でも取り締まりが開始されてもおかしくありません。

いずれも民間サービスなので「法律違反」には問われず、利用規約にも「罰金」の文言は存在しませんが、急にアカウントが凍結されても不服申し立てを擁護する法律もないため、異なる住居でアカウントを共有することは避けましょう。

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