DAZNの月額料金が高い理由と安く見る方法、会員数の推移を紹介!

DAZN

DAZNは1,925円の月額料金でサービスを開始していながら、2度の値上げで3,700円まで高額化しています。

DAZNが高い理由や安く見る方法、値上げに伴う会員数の推移などを紹介いたしますので、気になる方はぜひ参考にしてください。

なお、月額を安くするには、年間プランよりも「DMM×DAZNホーダイ」の利用が最適解であるため、公式HPで内容を確認したい場合は⇩リンクから移動できます。

DAZNの価格が高い理由は?

DAZNは日本国内では1,925円(税込)でサービスを開始し、2022年2月に3,000円(税込)に値上げされ、2023年2月に3,700円(税込)まで値上げされました。

定額動画配信サービスの中では非常に高額ですが、理由は次の通りです。

  • 初期の1,925円は、認知度(ユーザー数)を大きくするための経営戦略に過ぎない
  • 現在の3,700円は、配信しているスポーツの種類や試合数からすれば高いとはいえない(まだまだ上がる可能性がある)

実は、初期が安かったために現在のDAZNの価格が高い印象を受けますが、初期価格は赤字前提で認知度を上げる戦略の1つであり、定額でスポーツ観戦を楽しめるサービスとしてはまだまだ安いといえる状況にあります。

DAZNで配信しているスポーツスカパーで視聴する場合
国内サッカー
J1
J2
J3
なし
海外サッカー
ラ・リーガ
ラ・リーガ2部
セリアA
FAカップ
リーグアン
ベルギーリーグ
コッパ イタリア
フランス カップ
DFBポカール
Yogibo WEリーグ
UEFAネーションズリーグ
AFCチャンピオンズリーグ
アメリカ女子サッカーリーグ
UEFA女子チャンピオンズリーグ
AFC-U17アジアカップ
国際親善試合
サッカーLIVEセット2,480円
・ブンデスリーガ
・ルヴァンカップ
・天皇杯
※別途基本料金429円/月
国内野球
セ・リーグ
パ・リーグ
プロ野球セット4,054円/月
※別途基本料金429円/月
その他の人気スポーツ
モータースポーツ(F1)
ゴルフ(国内・海外)
バスケットボール
テニス
アメリカンフットボール
エクストリームスポーツ
ボクシング
総合格闘技
レスリング
チェス
ダーツ
NFL Game Pass
スポーツセレクション2,970円/月
・ラグビー
・テニス
・スキー
・バドミントン
・学生バスケットボール
・モータースポーツ
・MLB
サイクルロードレース
・フィギアスケート
・ゴルフ
・卓球
・ボウリング
※別途基本料金429円/月

DAZNが日本に浸透するまでは、スポーツを視聴するならスカパーとの契約が真っ先に候補に挙がっていましたが、「サッカーLIVE(・ブンデスリーガ・ルヴァンカップ・天皇杯)」の視聴だけで毎月2,909円の視聴料金が掛かります。

プロ野球やその他のスポーツも含めると、3つのプランを契約して9,993円もの月額が掛かります。

対するDAZNは、スカパーで配信していない国内サッカーを含む、圧倒的な種目数のスポーツをまとめて視聴できます。

放映権の獲得はDAZNでもスカパーでも莫大な費用が掛かるため、高額月額料金1,925円ではスカパーと比較してあまりに安く、月額3,700円でも決して高いとはいえないでしょう。

DAZNに難点があるとすれば、見たい種目だけを契約することはできないため、1種目しか見ない方には割高かもしれません。

また、3,700円でもまだまだ安いといえるだけの種目数を配信しており、さらにDAZNは先行投資分の赤字を回収できていないため、今後も値上げされる可能性が十分に考えられます。

DAZNを安く見る方法

DAZNは月額3,700円(税込)ですが、安く見る3つの方法があります。

  • DMM×DAZNホーダイ」を利用する
  • 年間プラン(月々払い)を利用する
  • 年間プラン(一括払い)を利用する
月額(税込)年額(税込)
DAZN月額プラン3,700円44,400円
DMM×DAZNホーダイ2,980円35,760円
年間プラン(月々払い)3,000円36,000円
年間プラン(一括払い)(2,500円相当)30,000円

DAZNには「DMM×DAZNホーダイ」という特別なプランがあり、DAZNのスタンダードプラン(3,700円)とDMM TV(550円)がセットで2,980円で楽しめます。

DMM TVはPrimeVideoやNetflixと同じ動画配信サービスで、dアニメストアよりもアニメに強くHuluよりも映画やドラマなどを多く楽しめる2023年の新サブスクです。

スポーツ観戦だけでなく、アニメや映画も合わせて楽しみたい場合におすすめですが、年間プラン(月々払い)よりも安いため、スポーツ観戦だけを目的としている方にもおすすめです。

また、スポーツ観戦だけを目的としている場合は年間プラン(一括払い)を利用するともっとも安くなりますが、スポーツには夏・冬など非活動期間があるため、1つの種目を楽しむ目的で年間プランを契約するメリットは大きくありません。

自分の好みのスポーツを視聴できる期間だけ契約して、それ以外は解約・休眠できるように月額プランでの契約が小回りが利くため、「DMM×DAZNホーダイ」がもっとも利便性が高い契約プランといえるかもしれません。

気になる方は「DMM×DAZNホーダイ」の公式HPをチェックしましょう。

なお、DMM TVについて詳しく知りたい場合は、次の項目で紹介するので参考にしてください。

DMM TVのサービス内容

引用元:DMM TV公式HP
DMM TV
月額(税込)550円
アニメ作品5320タイトル
見放題作品17万本以上
有料レンタル作品約3万本
有料作品に使えるポイント最初の3か月のみ550円分ずつ付与
合計本数約20万本
主な取り扱いジャンル・オリジナルアニメ
・オリジナルドラマ(ABCテレビとの共同企画)
・オリジナルバラエティ

・アニメ
・キッズ
・特撮
・洋画
・邦画
・海外ドラマ
・国内ドラマ
・韓流ドラマ
・バラエティ
・2.5次元舞台
・グラビア
・アダルト(FANZAの見放題2000作以上)
オフライン再生
音声付き早見再生1.25/1.5/1.75/2.0倍速
次話自動再生
お気に入り作品リスト
同時視聴4台まで(同じ作品は同時再生不可)
対応デバイス・スマートフォン(android、iOS)
・タブレット(android、iOS、Fireタブレット)
・パソコン(Windows、Mac)
・テレビ(Android搭載)
・ゲーム機(PS5)
・クロームキャスト
・ファイヤースティック
※1 最初の3か月のみもらえる550円分のポイントと重複しない。無料期間中に550円分のポイント付与+2か月目に550円分+3か月目に550円分付与の合計1650円分のポイント付与。
新・サブスク『DMM TV』
☆2022年12月にサービス開始の新・サブスクだからこそ、既存サブスクの良いとこ取り!
☆安くて、本数が多くて、ジャンルも豊富!
☆dアニメストアよりアニメに強い!(最新クールほぼ100%&5320タイトル以上配信)
☆アニメ以外もHulu以上の見放題作品数!
☆サービス開始わずか2週間で会員数30万人突破!

DMM TVは月額550円17万本以上の動画を見放題で楽しめ、特にアニメに力が入っています。

DMM TVdアニメストアPrimeVideo
月額(税込)550円550円500円
新作アニメ50タイトル48タイトル42タイトル
旧作アニメ5,320タイトル5,300タイトル737タイトル
アニメ以外10万本以上なし約1万本
オリジナル作品ありなしあり
無料体験
以外の特典
有料作品に使える
ポイントサービス
なしAmazonの配送特典
も利用できる
アニメ以外の見放題:アニメ1タイトル12話で換算し、総作品数から差し引いた数

新作・旧作ともにdアニメストアの配信数を上回り、アニメ1タイトル12話で換算すると、約64,000本を配信しており、総本数が17万本以上であることを踏まえると、アニメ以外も10万本以上楽しめます。

Huluがアニメを含めて10万本以上の配信数であるため、DMM TVはdアニメストア+Hulu以上の作品数を、わずか550円で楽しめる最強コスパのサービスであるといえます。

DMM×DAZNホーダイ」ではDMM TV(550円)とDAZNのスタンダードプラン(3,700円)がセットで2,980円で楽しめます。

なお、「DMM×DAZNホーダイ」は月額が安いため、無料期間はなく、DMM TVの有料作品のレンタルに使える550円分のポイントが3ヶ月連続でプレゼントされるキャンペーンのみ開催されています。

スポーツも動画コンテンツも楽しみたい方はぜひ公式HPをチェックしましょう。

DMM TVを単独で契約して試したい場合は、30日の無料体験3ヶ月連続で550円分のポイントプレゼントされるキャンペーンが開催されています。

DAZNの会員数の推移

2022年2021年2020年
会員数142万人163万人140万人
売上513億円378億円325億円
月額3,000円1,925円1,925円
引用元:各VOD決算報告書、GEMStandardより当サイトで集計

DAZNの国内会員数は、1,925円から3,000円に値上げされたタイミングで前年より減少し、2022年時点で推計142万人です。

ただ、値上げ幅が大きかった割に減少数は多くなく、結果的に売上が大幅に伸びています

DAZNは知名度を上げるために、意図して低い月額でサービスをスタートさせており、人気スポーツを独占的に配信できる体制を整えた状態で値上げに踏み切っているため、会員数の減少幅が小さかったと推測されます。

2023年も値上げされたことで会員数が減少する可能性がありますが、コロナが落ち着いたことでスポーツが2022年までより盛んになることから、3,000円→3,700円に700円値上げされても、結果的に会員数は増えるかもしれません。

なお、ほかの動画配信サービスの会員数にも興味がある方は、国内ランキングをぜひチェックしてみてください。

DAZNは経営危機にあるから値上げした?

複数のサイトでDAZNは経営危機にあるとの記述がありますが、客観的な事実は「DAZNは赤字」であり、その赤字はDAZNが採算度外視で放映権とユーザーの獲得を推し進めている結果であるため、経営危機とはいえません。

DAZNは2016年8月にサービスを開始し、最初の5年は赤字前提でどんどん先行投資していく経営戦略を取っています。

ただし、DAZNとしては2021~2022年に黒字化を目指していましたが、2020年にコロナが流行し、多くのスポーツが開催されなくなったことでユーザー数が伸び悩み、黒字化が遅れているのも事実です。

2023年以降はスポーツが盛んになり、会員数が伸びていく可能性があるため、2023~2024年には黒字化を達成するかもしれません。

DAZNは人気スポーツを独占的に配信しているため、会員数を確保した上で値上げに踏み切り、利益を確保する可能性が十分に考えられます。

DAZN以外でスポーツに強い配信サービスはある?

DAZN以外でスポーツに強い配信サービスは、次のスポーツのみの配信で良ければU-NEXTの「SPOTV NOW」があります。

  • プレミアリーグ公式戦全試合を生配信
  • セリアAの公式戦を生配信(一部試合は生配信でないが、逆に独占で生配信する試合も複数ある)
  • スコティッシュ・プレミアシップはセルティック戦を中心に毎節1試合を生配信
  • FAカップ(ベスト16以降の全試合)
  • MLB公式戦を毎日最大8試合生配信(大谷翔平ら日本人選手が出場する試合がメイン)
  • MLBのポストシーズンは全試合生配信
  • Wリーグ(女子バスケ)、ホッケー女子リーグ、Fリーグ女子の試合も生配信

上記種目は、U-NEXTのオプションパックである「SPOTV NOW」で視聴でき、本体は月額1,200円のオプション費用が掛かりますが、U-NEXTは毎月1,200円分のポイントが配布されるため、ポイントで清算可能U-NEXT本来の月額料金だけで利用可能となります。

U-NEXT自体は月額2,189円で27万本以上映画やドラマ、アニメなどを楽しめるサービスなので、スポーツ以外も見たい方でないとコストパフォーマンスが良いとはいえませんが、プレミアリーグはDAZNで配信されていないため、利用する価値を感じる人もいるはずです。

U-NEXTスポーツパックについて詳しく知りたい場合は、⇩記事で紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。

気軽なご相談はこちらから!

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