2023年7月22日、アメリカとイギリスでNetflixのベーシックプランが廃止されました(カナダに続いて3ヶ国目)。
- 日本での廃止予定は非公表(そもそもアメリカでの廃止も告知なし)
- ベーシックプランユーザーは継続利用可能
- 新規受付のみ廃止
ベーシックプランを廃止する理由は公表されていませんが、アカウント共有取り締まりと同様に収益の改善が目的と思われます。
月額 | 新規契約者の選択率 | |
広告付きプラン | 790円(6.99ドル) | 約25% |
ベーシックプラン | 990円(9.99ドル) | 合計60%以上 |
スタンダードプラン | 1,490円(15.59ドル) | |
プレミアムプラン | 1,980円(19.99ドル) | 15%以下 |
Netflixの新規契約者は価格が安いプランを選択する傾向が強く、広告付きプランは約25%、ベーシックプランは30%以上の選択率と推計されています。
広告付きプランは、Netflixとしては月額+広告収入を得られるため、利益を確保しやすく、会員数を確保するためにも廃止する訳にはいきません。
一方、広告収入を得られないプランは、いうまでもなく月額の高いプランを契約して欲しいのがNetflixの本音です。
Netflixは2023年から本格的に取り締まりを開始しても会員数増・利益増であり、Netflixから離れる人が少なかったため、コンテンツの質の高さに確信を得ているはずです。
Netflixは質の高さを武器にベーシックプランユーザーを廃止して、スタンダードプランの契約数を増やして利益を確保する狙いがあると思われます。
アメリカで実施された変更点は、数ヶ月遅れで日本でも実施される可能性が高いため、日本でも年内にベーシックプランの新規受付が終了するかもしれません。
Netflixの利用を検討&ベーシックプランで利用開始したい人は、なるべく早いうちにサービスの利用を始めた方がいいでしょう。
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