話題のチューナーレステレビでゲームをした場合、果たして快適にプレイできるのか気になる方も多いはずです。
結論は『FPS以外なら快適』にプレイできるのですが、その理由を分かりやすく紹介いたしますので、気になる方は参考にしてみてください!
応答速度の違い

まず、【応答速度】とは、ゲーム機から送られてくる映像データを画面に表示する速度のことで、速ければ速いほど『リアルタイム』に快適なゲームプレイが可能となります。
応答速度の目安(フルHD) | |
チューナーレス | 8~10ms |
一般的なテレビ(東芝/ソニー/ハイセンス/LG) | 1ms |
一般的なテレビ(シャープ/パナソニック/TCL) | 6~8ms |
ゲーミングモニター | 0.5~1ms |
数値を比較すると、チューナーレスは最弱です。
でも実は、基準となる単位(ms)が非現実的(かなり無茶)です。
1000分の1秒。
これがmsが示す基準であり、例えばチューナーレスとゲーミングモニターの差は1000分の9秒です。
違い、分かりますか…………?
もちろん、FPSなどの一瞬の判断の差や動きの差で生死が決まるゲームであれば、1000分の9秒の差はとてもとても大事になります(※FPSを本気でプレイしたい方はこちらの記事でゲーミングモニターを比較&紹介しています。ゲーミングプロジェクターはこちらから)。
でも、それ以外のゲームではまず差を感じることはないでしょう。
特に、応答速度はこれだけ速く画素をコントロールできますよーという『カタログスペック』であり、現実には表示を変える上限スピードが設定されています。
それこそが次に紹介する【フレームレート】です。
フレームレートの違い

1秒の間に映像表示を切り替える回数。それが【フレームレート】です(リフレッシュレートと同義)。
数値が多ければ多いほど『リアルタイム』の映像表示が可能となり、ゲームの快適さが増します。
フレームレート | |
チューナーレス | 60fps |
一般的なテレビ(低単価) | 60fps |
一般的なテレビ(高単価) | 120fps |
ゲーミングモニター(低~中単価) | 144~240fps |
ゲーミングモニター(高単価) | 240~480fps |
例えばチューナーレスは1000分の10秒で画素表示を切り替えるスペックがありますが、実際には1秒で60回の表示切り替えなので、1000分の16.6秒ごとの表示速度に制限されます。
つまり、
応答速度 | フレームレート | 現実の表示速度 | |
チューナーレス | 8~10ms | 60fps | 1000分の16.6秒 |
一般的なテレビ(低単価の東芝/ソニー/ハイセンス/LG) | 1ms | 60fps | 同上 |
一般的なテレビ(低単価のシャープ/パナソニック/TCL) | 6~8ms | 60fps | 同上 |
一般的なテレビ(高単価の東芝/ソニー/ハイセンス/LG) | 1ms | 120fps | 1000分の8.3秒 |
一般的なテレビ(高単価のシャープ/パナソニック/TCL) | 6~8ms | 120fps | 1000分の8.3秒 |
ゲーミングモニター(低~中単価) | 1ms | 144~240fps | 1000分の6.9~4.1秒 |
ゲーミングモニター(高単価) | 0.5~1ms | 240~480fps | 1000分の4.1~2.1秒 |
つまり、チューナーレスと60fpsの一般的なテレビでは快適さは同じ。
高単価のテレビとの差も1000分の16.6-8.3=1000分の8.3秒の差です。100分の1秒も差が出ないので、よほどシビアなゲームでない限り差は実感できません。
高単価のテレビの良さは快適さではなく、CGなどのグラフィックがより鮮やかに映る。その1点に尽きます。
ただ、その1点にしても、比較的新しいゲーム機とチューナーレスの組み合わせであればかなり綺麗に映るので、高単価のテレビを買っても価格差ほどの感動はないかもしれません。
明るさの違い

ゲームの快適さは十分なチューナーレスですが、他に気を付けるべき点があります。
その1つが『明るさ』です。
搭載LEDの数 | 明るさ | 太陽の光が差し込む場合 | |
チューナーレス | 標準的 | 〇 | ちょっと見づらい |
一般的なテレビ(低単価) | 標準的 | 〇 | ちょっと見づらい |
一般的なテレビ(高単価) | かなり多い | ◎ | 見やすい |
ゲーミングモニター | 標準的 | 〇 | ちょっと見づらい |
一般的な使用環境では気にすることはないのですが、日中カーテンを開けてゲームをする場合には、高単価なテレビの方が明るくて差し込む光に負けません。
あまりないとは思いますが、もしも照明の真下にテレビを設置する場合であっても、チューナーレスより高単価のテレビの方が見やすくなってきます。
音質の違い

チューナーレステレビの唯一の欠点かもしれません。
残念ながら音質は良くありません。
スピーカー出力 | 声の聞き取りやすさ | 低音の迫力 | |
チューナーレス | 6~20W | △ | なし |
一般的なテレビ(低単価) | 6~20W | 〇(クリアボイス機能) | なし |
一般的なテレビ(高単価) | 30~80W | 〇 | 〇 |
ゲーミングモニター | – | – | – |
サウンドバー | 100~300W | 〇 | ◎ |
ヘッドホン | – | ◎ | ◎ |
10年前のテレビと比べても、チューナーレスは音質が良くありません。
- 価格が安いため、スピーカーのコストを削って利益を出している
- ゲームは年々高画質化しているが、音質は昔のまま据え置き
チューナーレスのスピーカーは、数千円で買える外付けスピーカーにも負けます。
幸いほぼ全てのチューナーレスがBluetoothを内蔵しているので、お持ちのイヤホン、ヘッドホンの使用がおすすめ。
ただ、長時間の使用は疲れてしまうのと、複数人では使用できないので、サウンドバーを別途購入しての使用もおすすめです。
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おすすめのチューナーレス
チューナーレスを販売しているメーカーは、現在18社もあり、サイズ展開も非常に幅広くなっています。
例えば1958年創業の老舗国内メーカー『オリオン電機』では24インチから最大75インチまで販売しています(中国に委託せず、唯一自社で生産している国内メーカー)。
画面サイズ | 24インチ | 32インチ | 40インチ | 50インチ | 65インチ | 75インチ |
価格 | 25273円 | 25871円 | 29910円 | 69500円 | 96109円 | 151957円 |
パネル性能 | HD(約100万画素) | フルHD(約200万画素) | フルHD | 4K(約800万画素) | 4K | 4K |
応答速度 | 8.5ms | 9.5ms | 9.5ms | 5ms | 6.5ms | 6.5ms |
スピーカー | 3W×2 | 5W×2 | 5W×2 | 10W×2 | 10W×2 | 10W×2 |
HDMI端子 | 2ポート | 3ポート | 3ポート | 4ポート | 4ポート | 4ポート |
Wifi | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Bluetooth | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
その他 | 赤白黄の変換ケーブル付属 | 同左 | 同左 | 本体に赤白黄端子あり | 同左 | 同左 |
具体的にどんな機種があって、どのメーカーがおすすめであるかは⇩の記事で紹介していますので、よろしければ参考にしてみてください!
あると便利なアイテムたち
リモコンの電池!
音声操作リモコンはテレビの赤外線リモコンと比較して電池の減りがものすごく早いです。
使用頻度にもよりますが、従来のリモコンは年単位でもちますが、音声操作リモコンは数か月。
そのため、繰り返し使えてエコな充電池が必須レベル!
おすすめ充電池
⇧使うのは2本なので、入れ替え用を含めても4本あれば足りますが、時計など他のアイテムでも使うものなので、まとめ買いがお得です。
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契約プランは1つ | 月額550円(税込) |
見放題作品数 | 12万本 |
有料レンタル | 3万本 |
合計本数 | 16万本 |
主な取り扱いジャンル | ・アニメ(オリジナル作品もあり) ・洋画 ・邦画 ・ドラマ ・バラエティ ・2.5次元舞台 |
オフライン再生 | ○ |
音声付き早見再生 | 1.25/1.5/1.75/2.0倍速 |
次話自動再生 | ○ |
お気に入り作品リスト | ○ |
同時視聴 | 4台まで |
対応デバイス | ・スマートフォン(android、iOS) ・タブレット(android、iOS、Fireタブレット) ・パソコン(Windows、Mac) ・テレビ(Android搭載モデル。チューナ―レス含む) ・クロームキャスト ・ファイヤースティック(2023/1/23対応) |
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