【完全版】静かで電気代が安い除湿器ランキング!一人暮らしでおすすめのモデルや季節ごとの洗濯事情を紹介

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「梅雨~夏に最適な除湿器はどれ?」

「冬でも使いやすい除湿器ってあるの?」

衣類乾燥や空間の湿気を取り除くために、最適な除湿器を探している方も多いこの季節。

季節ごとの洗濯事情から最適な除湿器の選び方、本体価格・電気代・静穏性などのランキングまで分かりやすく紹介いたします。

お買い得な型落ちモデルを中心にランキングを組んでいますので、ぜひ参考にしてください。

季節ごとの洗濯事情

洗濯物の乾くスピードや洗濯物を干せる晴天日数など、さまざまな洗濯事情を季節ごとに紹介します。

外干しと室内干しで温度・蒸発速度・気化許容量が異なるため、それぞれのシチュエーションごとに分けて見ていきましょう。

外干しの洗濯事情

平均湿度平均気温平均水温晴れ日数
1月45%6.3℃8.4℃23日
2月52%5.9℃9.5℃19.3日
3月52%10.4℃12.5℃17.8日
4月56%15.0℃13.5℃17.3日
5月62%20.3℃17.1℃16日
6月75%23.4℃20.8℃10.5日
7月74%26.8℃22.7℃12.8日
8月74%27.7℃26.9℃16.3日
9月68%23.2℃24.4℃12.4日
10月67%19.1℃18.4℃14日
11月63%14.2℃15.1℃17.3日
12月55%6.7℃11.4℃21.7日
引用元:気象庁過去の天気2014年東京/東京水道局/工学計算
ここがポイント!
・湿度が高いと洗濯物が含む水分が蒸発しにくい(特に6月)
・7月や8月も湿度が高いが、気温が高いと蒸発量が増えるため乾きにくさは大幅に軽減
・12月~3月は低気温だが水温がそれを上回り低湿度でもあるため、蒸発は意外と速い
・晴れ日数は6月が圧倒的に少ない

要するに、6月の梅雨時がもっとも洗濯物が干しづらい!!!

洗濯物の乾くスピードがもっとも遅いのは2月ですが、3、4、5と順調にスピードを速まっていって6月で急ブレーキが掛かるため、特に干しづらい印象を受けるかもしれません。

気化許容量晴天時の
乾くスピード
晴れ日数洗濯に適した季節
1月4.10g/㎥23日
2月3.48g/㎥×19.3日
3月4.92g/㎥17.8日
4月5.63g/㎥17.3日
5月6.59g/㎥16日
6月5.27g/㎥10.5日×
7月6.64g/㎥12.8日
8月6.98g/㎥16.3日
9月6.64g/㎥12.4日
10月5.38g/㎥14日
11月4.50g/㎥17.3日
12月3.67g/㎥×21.7日
引用元:気象庁過去の天気2014年東京/東京水道局/工学計算

「気化許容量」とは空気が含むことのできる水蒸気量であり、外干しする場合は大量の空気と触れ合うため、許容量が大きければ大きいほど洗濯物がよく乾きます。

6月も気温の高さからそれなりに許容量が大きいものの、晴れの日数が少ないために洗濯に適した季節とはいえません。

じめじめした曇りの日や、湿度が90%以上になる雨の日では外に干しても少しも乾かないため、どうしても室内で干す機会が増えてしまいます。

そして室内で干す場合でも、やはり6月の梅雨時がもっとも干しづらい季節となっています。

室内干しの場合(木造・鉄骨住宅)

平均湿度平均室温
木造・鉄骨
平均水温気化速度
hPa-5乗
1月45%約10℃8.4℃2.34
2月52%約9℃9.5℃2.49
3月52%約16℃12.5℃2.19
4月56%約21℃13.5℃0.81
5月62%約23℃17.1℃1.03
6月75%約25℃20.8℃0.48
7月74%約26℃22.7℃1.26
8月74%約26℃26.9℃4.40
9月68%約22℃24.4℃5.21
10月67%約18℃18.4℃3.08
11月63%約14℃15.1℃2.97
12月55%約11℃11.4℃2.64
引用元:気象庁過去の天気2014年東京/東京水道局/工学計算
ここがポイント!
・室内で干す場合でも、6月は洗濯物の水分がもっとも蒸発しづらい
・室温と水温の差が大きいと、熱移動に時間が掛かるため蒸発速度が遅い
・ただし一見蒸発速度が速く見える10~3月は気温が低いため、室内の空気が保有できる水分量が少なくて蒸発速度が鈍化していく

洗濯物は約60%の水分を含むため、例えば乾いた状態で2kgの衣類を洗濯すると、1.2kgの水分を蒸発させなければなりません。

外干しであれば1.2kgの水分は大気中の水分量からすれば誤差レベルですが、室内では洗濯物が触れる空気量に限りがあり、例えば6畳間では約20.469㎥しかありません。

季節ごとの湿度、気温を加味すると、6畳間で含むことのできる洗濯物の水分量は100g前後であるため、1.2kgの水分を蒸発させるには換気あるいは除湿が必須です。

気化速度
hPa-5乗
気化許容量
6畳間
乾くスピード
扇風機のみ
乾くスピード
扇風機+換気
1月2.3483.9g×
2月2.4971.2g×
3月2.19100.7g×
4月0.81115.2g×
5月1.03134.9g
6月0.48107.9g××
7月1.26135.9g
8月4.40142.9g
9月5.21135.9g
10月3.08110.1g×
11月2.9792.1g×
12月2.6475.1g×
引用元:気象庁過去の天気2014年東京/東京水道局/工学計算

現実の建物では外気と内気は低速ながらも常に入れ替わっていき、床や天井、家具などが水分を吸収するため、洗濯物の水分もいつかは蒸発しますが、ニオイの元となる雑菌を発生を抑えるためには素早く乾燥させる必要があります。

気化許容量が大きい8、9月であれば扇風機の風を送るだけでもある程度早く乾きますが、換気扇を使用して蒸発した水分を外に逃がすと非常に効率良く乾かせます。

ただし、11月~2月は換気扇を使用して水分を外に逃がしても、換気扇はあくまでも部屋の空気の一部しか排出できないため、元々の部屋の気化許容量が少ないとスムーズに洗濯物を乾かせません。

気化許容量は室温を上げるか、水温を上げるか、部屋の湿度を下げるかしか方法がなく、現実的な手段は暖房を使って室温を上げるか除湿器を使って湿度を下げるかの2択です。

暖房除湿
電気代高い安い
体感温度上がる下がる
梅雨~夏×

湿度は5%減らすごとに体感温度が1℃下がるため、梅雨~夏にかけては除湿が最適です。

冬は電気代を無視すれば暖房が最適であり、除湿は体感温度を下げてしまうため適しませんが、節電したい場合や、干す部屋と過ごす部屋が異なる場合は除湿も選択肢になります。

なお、除湿する場合に使う機械には種類があり、室温10℃でも除湿力が落ちにくいデカント式(ただし電気代が高い)と、室温10℃では除湿力が落ちるけれど20℃以上では抜群性能で省エネのコンプレッサー式があります。

それぞれの機種紹介は、室内干しの場合(鉄筋コンクリート住宅)の紹介したあとに行いますので、ぜひ参考にしてください。

室内干しの場合(鉄筋コンクリート住宅)

平均湿度平均室温
鉄筋
平均水温気化速度
hPa-5乗
1月45%約15℃8.4℃1.50
2月52%約14℃9.5℃1.57
3月52%約18℃12.5℃1.68
4月56%約21℃13.5℃0.81
5月62%約24℃17.1℃0.60
6月75%約27℃20.8℃-0.68
7月74%約29℃22.7℃-0.60
8月74%約30℃26.9℃1.84
9月68%約27℃24.4℃2.75
10月67%約23℃18.4℃1.11
11月63%約20℃15.1℃1.14
12月55%約18℃11.4℃1.02
引用元:気象庁過去の天気2014年東京/東京水道局/工学計算

鉄筋コンクリート物件は木造住宅よりも気密性が高いため、より多くの熱をため込んで室温が非常に高くなります。

室温が高ければ洗濯物が速く乾くと思われがちですが、室温と水温との差が大きくなるため熱移動に時間が掛かり、乾くスピードは遅くなります

さらに、気密性が高いと空気の入れ替えも遅いため、換気なしでは約60%の水分を含む洗濯物はほとんど乾きません(乾いた状態2kgの洗濯物で1.2kgの水分を含む)。

気化速度
hPa-5乗
気化許容量
6畳間
乾くスピード
扇風機のみ
乾くスピード
扇風機+換気
1月1.5083.9g××
2月1.5771.2g××
3月1.68100.7g×
4月0.81115.2g×
5月0.60134.9g×
6月-0.68107.9g××
7月-0.60135.9g×
8月1.84142.9g
9月2.75135.9g
10月1.11110.1g×
11月1.1492.1g××
12月1.0275.1g××
引用元:気象庁過去の天気2014年東京/東京水道局/工学計算

6畳間より広い部屋で干したり、キッチンやお風呂場などの空間を加味したとしても、洗濯物から蒸発した水分が空間を行ったり来たりするだけでなかなか乾きません。

気密性が高い鉄筋コンクリートは熱が逃げなければ湿った空気も逃げないため、短時間で乾かすためには送風や換気以外の対策が必須です。

暖房を使って気化許容量を大きくするか、除湿器を使って気化許容量と気化速度を上げるかの2択ですが、暖房は電気代が高い上に梅雨~夏には不向きで、反対に除湿器は電気代が安いものの室温が低いと能力が低下する弱点があります(ヒーターを使う除湿器なら低下度合いが小さいが電気代が高い)。

ただし、鉄筋コンクリート住宅は外気が冷たい冬でも室温が高いため、1年を通して電気代が安いコンプレッサー式の除湿器を使用しても効率良く洗濯物を乾かせるでしょう。

暖房除湿
デカント式
除湿
コンプレッサー式
電気代高い高い安い
体感温度上がる少し上がる下がる
梅雨~夏××

冬に湿度を下げると体感温度も下がりますが、例えば1月の平均湿度45%が洗濯物の水分で60%ほどに上がるところを除湿器で40%程度まで下げるイメージなので、極端に寒さを感じるわけではありません。

加湿器を使用して普段から60%程度で過ごしている場合は、体感-4℃ほどになってしまうため寒さを感じる可能性がありますが、その間だけ厚着をするか、こたつなどエコな暖房器具を使用しましょう。

もちろん、電気代より過ごしやすい環境を優先するのであれば、エアコンなどの暖房器具の使用やデカント式の除湿器の使用も選択肢の1つです。

梅雨~夏の除湿はコンプレッサー式が最適

除湿器には主にコンプレッサー式デカント式があり、具体的な機種を挙げて特徴を比較すると次の通りです。

コンプレッサー式
シャープ製
CV-N71-W
デカント式
パナソニック製
F-YZU60-G
本体価格(税込)20,480円32,800円
対応空間(木造)8畳7畳
洗濯2kgの乾燥時間
(室温20℃湿度60%)
180分108分(速乾)
178分(おまかせ)
消費電力190W460W(速乾)
290W(おまかせ)
電気代20.28円29.46円(速乾)
30.61円(おまかせ)
運転音40dB48dB
室内上昇温度
(6畳間)
0.8℃/10分2.0℃/10分(速乾)
1.2℃/10分(おまかせ)
消臭機能プラズマクラスター搭載ナノイー非搭載
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw

コンプレッサー式はエアコンと同じように、取り込んだ空気を極冷の冷媒に触れさせて一気に冷やして液体化させるため、電気効率が良くて部屋の温度上昇もわずかで、梅雨から夏にかけての除湿に最適です。

一方のデカント式は、取り込んだ空気をヒーターで温めたあとに冷却器で冷やして液体化させるため、電気効率が悪く室温が上昇し、梅雨から夏にかけての除湿には不向きです。

放熱するため常に温度が上がり続けるわけではありませんが、2~3時間運転すると鉄筋コンクリート洋室6畳で最大6~8℃上昇する可能性があります。

コンプレッサー式であれば室温の上昇速度と放熱がほとんど同じなので、1℃以上上がることはないでしょう。除湿力が高く体感温度が下がるため、むしろ涼しく感じるはずです。

冬の除湿はデカント式が最適とは限らない

冬の除湿は、ヒーターを使用することで除湿能力が低下しにくく、室温が上がる効果もあるデカント式が優れてはいますが、必ずしも最適とは限りません。

デカント式は電気代が高く、コンプレッサー式であっても暖房と併用する場合は除湿能力の低下度合いが小さいため、住まいの環境によって最適解が異なります。

コンプレッサー式
シャープ製
CV-N71-W
デカント式
パナソニック製
F-YZU60-G
価格(税込)20,480円32,800円
本領発揮室温27℃
除湿力295g/時
室温20℃
除湿力233g/時
室温20℃以上★★★★★★★★★
性能逆転温度18℃
室温15~18℃★★★★★★★
室温10~14℃★★★★★
室温5~9℃★★
室温4℃運転限界
室温1℃運転不可運転限界
電気代20.28円29.46円(速乾)
30.61円(おまかせ)
室内上昇温度
(6畳間)
0.8℃/10分2.0℃/10分(速乾)
1.2℃/10分(おまかせ)
運転2時間後の室温
(木造・鉄骨)
最大+1℃以下最大+2~4℃
運転2時間後の室温
(鉄筋コンクリート)
最大+1℃以下最大+6~8℃
消臭機能プラズマクラスター搭載ナノイー非搭載
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw

室温18℃を境に除湿力が逆転するため、室温18℃以下で除湿力を求めるならデカント式が有用です。

さらにデカント式であれば室温が上がり、空気が含むことができる水分量が増えるため、洗濯物の水分が蒸発しやすくもなり効率的です。

ただし、電気代が高いため、例えば冬でも室温が高い鉄筋コンクリート住宅であれば、デカント式にこだわる必要性は小さいかもしれません。

平均室温
鉄筋コンクリート
平均室温
木造・鉄骨
1月約15℃約10℃
2月約14℃約9℃
3月約18℃約16℃
4月約21℃約21℃
5月約24℃約23℃
6月約27℃約25℃
7月約29℃約26℃
8月約30℃約26℃
9月約27℃約22℃
10月約23℃約18℃
11月約20℃約14℃
12月約18℃約11℃
引用元:気象庁過去の天気2014年東京/東京水道局/工学計算

鉄筋コンクリート住宅ではもっとも寒い2月でも室温が14℃ほどあるため、多少効率が落ちたとしても除湿時間を延ばせばコンプレッサー式でも十分に洗濯物を乾かせます。電気代もデカント式を超えることはおそらくないでしょう。

ただし、木造・鉄骨住宅では気温が10℃前後まで下がるため、暖房を使わない場合はコンプレッサー式では十分な除湿力が確保できません。

平均湿度室温空気中の水分絶対湿度
1月45%約10℃4.23g/㎥45.0%
1月45%+2℃4.23g/㎥40.0%
1月45%+4℃
(木造限界)
4.23g/㎥35.3%
1月45%+6℃4.23g/㎥31.1%
1月45%+8℃
(鉄筋コンクリ限界)
4.23g/㎥27.7%
引用元:気象庁過去の天気2014年東京

デカント式であれば使用時間とともに室温が上昇し、もともと室内にあった水蒸気量を基準にした絶対湿度はどんどん下がるため、洗濯物から水分が蒸発しやすくなります。

注意点として、あくまでも6畳間ほどの限られた空間で閉め切った場合に温度が上昇するため、広い部屋だったりすき間風が少しでもあったりする場合はほとんど上昇しません。

8畳になるだけでも上昇率は半減するため、デカント式の除湿器だとしても効率よく洗濯物を乾かせるわけではありません。

実際のところ、体感温度を下げずに除湿できる程度のメリットしか得られない可能性があるため、8畳以上で使用する&体感温度を気にしないのであれば電気代の安いコンプレッサー式の除湿器で時間をかけて洗濯物を乾かす方が適当かもしれません。

  • 鉄筋コンクリート住宅ならコンプレッサー式がおすすめ
  • 木造・鉄骨住宅で暖房を使うならコンプレッサー式がおすすめ
  • 木造・鉄骨住宅で暖房を使わず、洗濯物を干す空間が6畳以下で短時間で乾かしたい場合だけデカント式がおすすめ

なお、コンプレッサー式とデカント式の両方の機能を備えたハイブリット式の除湿器や、電気代が安い安いコンプレッサー式にヒーターを搭載させて、夏と冬で使い分けられる機種も発売されているため、迷った場合はヒーターを搭載したモデルの導入も選択肢の1つです。

除湿器のランキングと選ぶポイント

具体的に除湿器のモデルを選ぶときに助けとなるランキングと、選ぶポイントを紹介していきます。

機種紹介では性能や使い勝手に加え、どんな人におすすめかもお話するので、ぜひ参考にしてください。

すぐに知りたいランキングや項目がある場合は、クリック(タップ)すると自動スクロールで素早く移動できるのでご利用ください。

価格・電気代が安い除湿器ランキング

メーカー
型番
価格(税込)電気代
洗濯物2kg1回
除湿能力防臭機能
アイリスオーヤマ
DCE-6515
16,484円推計不可6.5L/1日
コロナ
DC-P63A2
19,500円18.47円6.3L/1日
シャープ
CV-P71-W
19,800円20.28円7.1L/1日
アイリスオーヤマ
 IJD-I50
20,248円33.23円5L/1日
シャープ
CV-N71-W
20,687円20.28円7.1L/1日
シャープ
CV-N120-W
24,800円18.07円12L/1日
シャープ
CM-P100-W
26,480円20.64円10L/1日
シャープ
CV-EF120-W
26,800円推計不可12L/1日
シャープ
CM-N100-W
30,580円20.64円10L/1日
パナソニック
F-YZUX60-N
32,800円29.78円5.6L/1日
パナソニック
F-YZU60-G
33,000円29.46円5.6L/1日
シャープ
CV-N180-W
35,800円18.25円18L/1日
コロナ
CD-H10A
36,182円18.54円10L/1日
シャープ
KI-ND50-W
36,800円20.49円5.6L/1日
シャープ
CV-P120-W
38,800円18.07円12L/1日
シャープ
KI-PD50-W
41,403円20.49円5.6L/1日
シャープ
CV-P180-W
43,500円18.25円18L/1日
シャープ
CV-PH140-W
58,080円26.36円14L/1日
パナソニック
YHVX120-W
76,700円31.81円10L/1日
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点
  • 最安値はアイリスオーヤマ製だが、乾燥に必要な時間が非公表であり、音の大きさに関する客観的な情報もないためおすすめはしない(Amazonの口コミでは音がうるさいとの口コミあり)
  • 第2位のコロナ製は電気代も安く、運転音も36dBで全機種で最小クラス。非常におすすめ
  • 第3位のシャープ製は生乾きのニオイを抑える機能を搭載しているため、乾燥時間が長くなる冬でも使いやすい。コロナ製より除湿能力が10%ほど高いため、3機種の中でもっともおすすめ

安さ第6位のシャープ製のモデルは除湿能力が一気に高くなり、時短&電気代も最安となるため、予算が問題なければ全機種の中でも特におすすめです。

ただし、運転音が50dBまで上がるため、就寝中での使用には適していません。

運転音などの細かい性能を含め、第1位の機種から順にもう少し詳しく紹介していきます。

【アイリスオーヤマ DCE-6515】

ここがポイント!
・最安値で除湿能力も圧程度ある
・ただし、乾燥時間や運転音が非公表
・タンク容量も小さいため、3kg以上の洗濯物の湿気を回収できない

消費電力と除湿能力からすると、おそらく2kgの洗濯物を180分ほどで乾燥でき、電気代も1回18.7円ほどと予想できますが、3kgの洗濯物が含む1.8kgの水分を集めるとタンクがいっぱいになります。

冬季であれば自然乾燥する分と合わせればぎりぎり3kgの洗濯物も干せますが、梅雨から夏にかけては室内にもともとある湿気を集めるため、2kgの洗濯物しか乾かせません。

毎日洗濯して、1度に干す量が少ない方だけにおすすめできるモデルといえるでしょう。

洗濯物の重さの目安はTシャツ120g、ワイシャツやブラウス200g、バスタオル300g、ズボンやスカート400g、パジャマ上下500g程度であり、1人あたり1日約1.5kgの衣類を洗濯するといわれています。

価格(税込)16,484円畳数(木造)8畳
消費電力175W畳数(鉄筋)16畳
乾燥時間非公表除湿能力6.5L/1日
電気代推計不可タンク容量1.8L
運転音非公表除湿方式コンプレッサー
防臭機能寸法29×19×47.7cm
持ち運び取っ手つき重量9.3kg
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点

【コロナ DC-P63A2】

ここがポイント!
・価格が安くて電気代も安い!
・運転音がもっとも静かで、夜間でも使いやすい!
・タンク容量もたっぷり回収できる3.5L!

最安値のアイリスオーヤマ製と比較すると3千円ほど高くなりますが、静かにきちんと除湿できる性能が手に入ります。

ただし、取っ手がついていないため持ち運びはやや不便で、デザイン性も高くありません。

単純な性能だけであればもっとも優秀なモデルであり、コロナ社は1937年創業の日本の電機メーカーとして自社の国内工場で生産しています。

性能は間違いないため、コスパを優先する方にもっともおすすめのモデルとなります。

価格(税込)19,500円畳数(木造)8畳
消費電力180W畳数(鉄筋)16畳
乾燥時間173分除湿能力6.3L/1日
電気代18.47円/回タンク容量3.5L
運転音36dB除湿方式コンプレッサー
防臭機能寸法22×33×51.5cm
持ち運び重量7.9kg
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点

【シャープ CV-P71-W】

ここがポイント!
・低価格で省エネで除湿力が高くて防臭機能つき!
・運転音も静かで、夜間でも使いやすい!
・取っ手もついているため、持ち運びも楽!

基本性能が高い上に、生乾きのニオイを抑制するプラズマクラスターを搭載しているため、室内干しに最適な除湿器です。

梅雨から夏にかけてはもちろん、冬季に干す時間が長くなっても雑菌が増殖しにくいため、機種選びに迷ったらこのモデルを真っ先におすすめします。

ただし、タンク容量が2.5Lであるため、4kgの洗濯物の除湿が限界です。

一人暮らしの洗濯量でも週1回では4kgを超える可能性が高いため、週2回以上洗濯する方におすすめです。

週1回や洗濯や、家族と暮らしている場合は、次に紹介する4.5Lタンク搭載モデルをおすすめします。

価格(税込)19,800円畳数(木造)8畳
消費電力190W畳数(鉄筋)16畳
乾燥時間180分除湿能力7.1L/1日
電気代20.28円/回タンク容量2.5L
運転音40dB除湿方式コンプレッサー
防臭機能プラズマクラスター寸法30×20.3×52.4cm
持ち運び取っ手つき重量9.4kg
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点

なお、今紹介したCV-P71-Wは2022年モデルであり、Amazonでは⇧2021年モデルの在庫が残っているため、価格が安くなっている場合はそちらもおすすめです(性能は同一。現時点では2022年モデルの方が安い)。


【シャープ CV-N120-W】

ここがポイント!
・最大30畳まで対応の大風量と吸引力で、洗濯物をスピード乾燥!
・2kgの洗濯物を100分で乾燥&電気代最安!
・キャスターがついているため、移動が非常に楽!

除湿器の中で最大となる4.5Lのタンクを搭載しているため、6~7kgの洗濯物の水分量約3.6~4.2kgを一度の運転で回収できます。

市販のホースを使えば24時間の連続排水も可能であるため、8kg以上の洗濯物を乾燥させたり、梅雨から夏に涼を取る目的でも使用できます。

洗濯物を乾かすスピードも速く1人暮らしで週1回の洗濯で済ませたい方や、家族と暮らしていて洗濯の回数が多い方にもおすすめのモデルです。

価格(税込)24,800円畳数(木造)15畳
消費電力305W畳数(鉄筋)30畳
乾燥時間100分除湿能力12L/1日
電気代18.07円タンク容量4.5L
運転音50dB除湿方式コンプレッサー
防臭機能プラズマクラスター寸法36×24.8×66.5cm
持ち運びキャスターつき重量15.5kg
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点

静か・乾燥時間が短い除湿器ランキング

メーカー
型番
価格(税込)運転音乾燥時間電気代
洗濯物2kg1回
コロナ
DC-P63A2
19,500円36dB173分18.47円
シャープ
CV-N71-W
19,800円40dB180分20.28円
シャープ
CV-P71-W
20,687円40dB180分20.28円
コロナ
CD-H10A
36,182円41dB59分18.54円
シャープ
CV-EF120-W
26,800円45dB非公表推計不可
パナソニック
F-YZUX60-N
32,800円48dB108分29.78円
パナソニック
F-YZU60-G
33,000円48dB108分29.46円
パナソニック
YHVX120-W
76,700円49dB75分31.81円
シャープ
CV-N120-W
24,800円50dB100分18.07円
シャープ
CV-P120-W
38,800円50dB100分18.07円
シャープ
KI-ND50-W
36,800円51dB165分20.49円
シャープ
KI-PD50-W
41,403円51dB165分20.49円
シャープ
CV-N180-W
35,800円52dB80分18.25円
シャープ
CV-P180-W
43,500円52dB80分18.25円
シャープ
CM-P100-W
26,480円54dB120分20.64円
シャープ
CM-N100-W
30,580円54dB120分20.64円
シャープ
CV-PH140-W
58,080円非公表64分26.36円
アイリスオーヤマ
 IJD-I50
20,248円非公表95分33.23円
アイリスオーヤマ
DCE-6515
16,484円非公表非公表推計不可
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点
  • 運転音がもっとも静かなコロナ製は、本体価格も電気代も安くておすすめ
  • 第2と3位のシャープ製も、消臭効果のあるプラズマクラスターを搭載していてデザイン性もあるためおすすめ(両モデルは発売年が違うだけで同性能)
  • 第4位のコロナ製はコンプレッサー式+ヒーター搭載で最速乾燥モデル。ヒーターを使わない運転もできるため、梅雨~夏でも暑くなりません(乾燥時間は延びる)

第1位のコロナ製や、第2~3位のシャープ製は詳細をお話済みですが、気になる方はメーカー名をクリック(タップ)すると自動スクロールで素早く移動できますので、ぜひご利用ください。

ここでは第4位のコロナ製のモデルを詳しくお話いたします。

【コロナ CD-H10A】

ここがポイント!
・大風量送風機+コンプレッサー+ヒーター搭載で、除湿性能を高めながら低騒音!
・一気に洗濯物を乾かすため、ヒーター搭載でも省エネ!
・キャスターがついているため、移動が非常に楽!

本体価格がやや高く、搭載ヒーターを使うと室温を2~4℃上げてしまいますが、ヒーターオフでの衣類乾燥も可能であるため、1年を通して使っていける希少なモデルです。

ただし、ヒーターを使わないモードでの消費電力や乾燥時間が公表されていません。

衣類乾燥でヒーターを使わない「夜干し」モードでは風量を下げて運転音が36dBまで落ちるため、乾燥時間は3時間を超えると予想されます(ヒーターオフなので電気代は安い)。

それでも国産がウリでもあるコロナ社の除湿器であれば梅雨~夏でも十分使っていける上に、冬季であってもデカント式と同等の除湿力が期待できる上に電気代が安いため、速乾性と低騒音を実現した通年モデルとして非常におすすめです。

価格(税込)36,182円畳数(木造)13畳
消費電力530W畳数(鉄筋)25畳
乾燥時間59分除湿能力10L/1日
電気代18.54円/回タンク容量4.5L
運転音41dB除湿方式コンプレッサー
防臭機能寸法36.5×20.2×57cm
持ち運びキャスターつき重量12kg
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点

加湿・空気清浄機能付きの除湿器

【シャープ KI-ND50-W】

ここがポイント!
・これ1台で除湿、加湿、空気清浄をすべて行える!
・プラズマクラスター搭載で、生乾きのニオイ&カビ菌の増殖を抑制!
・PM2.5も99%キャッチできる集じん性能!

除湿機能だけでなく加湿と空気清浄機能を備えているため、室内に置く機械を少なくでき、非常に便利です。

トレーは除湿と加湿で別々についているため、清潔さを保ったまま加湿でき、加湿能力は最大400ml/時で木造6畳(鉄筋13畳)に対応し、空気清浄は木造8畳(鉄筋19畳)まで対応しています。

トレー容量が2Lなので、大量の洗濯物を乾かすことには不向きで、1人暮らしで週2回以上洗濯する方に向けた除湿器となっています。

価格(税込)36,800円畳数(木造)7畳
消費電力210W畳数(鉄筋)14畳
乾燥時間165分除湿能力5.6L/1日
電気代20.49円/回タンク容量2L
運転音51dB除湿方式コンプレッサー
防臭機能プラズマクラスター寸法35×28.5×65.6cm
持ち運び取っ手つき重量13kg
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点

梅雨~夏で涼を取る目的に適した除湿器

メーカー
型番
価格(税込)除湿力畳数
(木造/鉄筋)
タンク容量
シャープ
CV-N180-W
35,800円18L/1日20/45畳4.5L
シャープ
CV-P180-W
43,500円18L/1日20/45畳4.5L
シャープ
CV-PH140-W
58,080円14L/1日16/33畳3.6L
シャープ
CV-EF120-W
26,800円12L/1日15/30畳3.1L
シャープ
CV-N120-W
24,800円12L/1日15/30畳4.5L
シャープ
CV-P120-W
38,800円12L/1日15/30畳4.5L
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点

湿度を5%下げると体感温度が1℃下がるため、梅雨~夏にかけて75%程度の湿度を55%まで下げるとエアコンなしでもある程度涼しく過ごせます。

除湿力18L/1日のモデルは毎時750gの除湿があり、12L/1日でも毎時500gの水蒸気を除去できるため、閉め切った部屋であれば湿度を十分に下げられます。

平均湿度6畳間の湿気8畳間の湿気12畳間の湿気
6月75%323.6g431.5g647.2g
7月74%386.5g515.3g773.0g
8月74%406.7g542.3g813.4g
9月68%290.1g386.8g580.2g
引用元:気象庁過去の天気2014年東京

ただし、以下の点に注意しましょう。

  • 空間除湿の自動モードでは、湿度55%を維持する
  • 自動運転でなければ保護機能が働く湿度を30%まで下げられるが、50%以下は花粉やウィルスが浮遊しやすくなり、粘膜の耐性も弱くなる
  • 湿気を集めるタンクは最大でも4.5L
  • 連続排水はお風呂場などにホースを延ばす必要がある(ホースは別売)
  • あくまでも体感温度を下げるだけであり、750g/時の除湿力を維持すると電力を385W使用し、部屋の温度が上がる(電気代もエアコンより高い)

エアコンがない部屋で涼を取るのであれば、除湿器の使用も選択肢の1つですが、体感温度は風を浴びることでも下げられます。

  • 風速1mごとに体感温度を1℃下げられる
  • 扇風機を使えば強・運転で風速3mほどまで出せる(電気代も安い)
  • 除湿器の風は風速0.3~1.0mであり、向きが上向きなので人が涼むには不向き

サーキュレーター搭載扇風機であれば、風速7mで消費電力24Wのモデルもあるため、涼を取る目的であれば除湿器よりも扇風機を新調した方が良いかもしれません。

もちろん、除湿器で湿度を下げつつ扇風機を使用すれば、ムリせず体感温度を下げられるため、お部屋の広さに合わせた加湿器を導入するとムダな電気を使わずに済むでしょう。

メーカー
型番
価格(税込)畳数
(木造/鉄筋)
電気代
1時間あたり
タンク容量
シャープ
KI-ND50-W
36,800円7/14畳7.47円2L
アイリスオーヤマ
DCE-6515
16,484円8/16畳6.23円1.8L
コロナ
DC-P63A2
19,500円8/16畳6.40円3.5L
シャープ
CV-P71-W
19,800円8/16畳6.76円2.5L
シャープ
CM-P100-W
26,480円11/25畳10.32円2.5L
シャープ
CV-N120-W
24,800円15/30畳10.85円4.5L
シャープ
CV-N180-W
35,800円20/45畳13.70円4.5L
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点

それぞれのメーカー/型番をクリック(タップ)すると商品の紹介場所まで自動スクロールで移動できます。

未紹介の2モデルのみ、⇩で詳しく紹介いたします。

【シャープ CM-P100-W】

ここがポイント!
・木造13畳、鉄筋25畳対応の速乾除湿器!
・プラズマクラスター搭載で、生乾きのニオイ&カビ菌の増殖を抑制!
・PM2.5も99%キャッチできる集じん性能!

タンクが2.5Lとやや小さいため、一度に乾かせる洗濯物は3~4kgが目安です。

梅雨時の13畳の湿気を75%から55%に減らすためには、約187gの湿気を除去すれば良いため、密閉状態であれば2.5Lのタンクでもある程度の時間を維持できますが、空気の入れ替わりや人の肌から出る水分だけでも1日1回はタンクを空にする必要があるでしょう。

木造13畳の空間用としてこのモデルを購入するなら、次に紹介する15畳用でタンク容量4.5LのCV-N120-Wの方が利便性が高くておすすめです。

価格(税込)26,840円畳数(木造)13畳
消費電力290W畳数(鉄筋)25畳
乾燥時間120分除湿能力10/1日
電気代1時間10.32円タンク容量2.5L
運転音54dB除湿方式コンプレッサー
防臭機能プラズマクラスター寸法31.5×23.5×57.5cm
持ち運びキャスターつき重量12.5kg
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点

【シャープ CV-N180-W】

ここがポイント!
・最大の除湿能力をもつ加湿器!
部屋の広さも木造20畳、鉄筋45畳まで対応!
・洗濯物2kgが80分で乾く!
・プラズマクラスター搭載で、生乾きのニオイ&カビ菌の増殖を抑制!
・PM2.5も99%キャッチできる集じん性能!

空気を吸い込む力がもっとも強いため、どの加湿器よりも広い空間を除湿できます。

その分、運転音が52dBとやや大きくなりますが、広いリビングに置くのであれば気にならないでしょう。

タンク容量も大きく、市販のホースを使えば連続排水も可能であるため、広い部屋を全力で除湿したい方にもっともおすすめのモデルです。

価格(税込)35,800円畳数(木造)20畳
消費電力385W畳数(鉄筋)45畳
乾燥時間80分除湿能力18/1日
電気代1時間13.70円タンク容量4.5L
運転音52dB除湿方式コンプレッサー
防臭機能プラズマクラスター寸法35.9×24.8×66.5cm
持ち運びキャスターつき重量16.5kg
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点

除湿器でよくある質問

一人暮らし用でおしゃれな除湿器は?

流線形ボディが特徴的なスイス生まれの加湿器が非常におしゃれです。

ただし、衣類乾燥用ではなく、室内の湿度を40~60%に保つための機械です。

洗濯用の送風能力がないため、仮に室内干しすると洗濯物の乾くスピードはほとんど速くなりません。

それでも、扇風機で空気を循環させるのであれば、2kgの洗濯物を3~4時間で乾燥させられるでしょう(室温20℃以上の場合)。

価格(税込)24,300円畳数(木造)7畳
消費電力非公表畳数(鉄筋)13畳
乾燥時間衣類乾燥非対応除湿能力5.5L/1日
電気代推計不可タンク容量2.1L
運転音42dB除湿方式コンプレッサー
防臭機能寸法30.5×21.6×51.6cm
持ち運び重量11.4kg
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点

一人暮らしで除湿器は必要?

除湿器は1人暮らしでも家族と暮らしていても便利ですが、1人暮らしの場合は物を置くスペースに限りがあります。

除湿はエアコンでも可能であるため(電気代は高い)、外干しがメインであればエアコンで十分でしょう。

ただし、室内干しがメインであれば除湿器の方が省エネで除湿力も高いため、置くスペースが確保できるなら導入しましょう。

加湿器や空気清浄機の導入にも関心がある場合は、それらの機能も搭載した加湿を選ぶと、余計なスペースを使わずに済むのでおすすめです。

詳しい紹介はこちら(クリックorタップで紹介ページまで自動スクロール⇧)

除湿器でおすすめのメーカーは?

創業おすすめ
シャープ1912年もっとも売れているメーカー
除湿力が高く、室内干しに最適な防臭機能を搭載
パナソニック1918年性能は高く、防臭機能も搭載しているがシャープより高い
コロナ1937年省エネ性能、静穏性がもっとも優れている
ただし、機能性を優先しているため、デザイン性はやや劣る
アイリスオーヤマ1958年価格が非常に安いが、消費電力や乾燥時間などの公表データが少なく、性能で選ぶメーカーではない

メーカーで機種を選ぶのであれば、まずはシャープとコロナ社がおすすめです。

低価格と静穏性ならコロナ社が勝り、除湿力と防臭機能とデザイン性はシャープが勝るでしょう。

除湿器でおすすめのハイブリット式は?

ハイブリット式の中でもっとも安いため紹介していますが、省エネ性能は高くありません。

今は省エネのコンプレッサー式でヒーターを搭載したモデルが発売されているため、冬でも除湿力が低下しづらいモデルを探している場合は、コロナ社製のCD-H10Aがおすすめです。

CD-H10Aは本体価格は36,182円で、2kgの洗濯物を乾かす電気代も18.54円と非常に安くなります。

くわしくはこちらで紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください(クリックorタップすると自動スクロールで移動できます)。

価格(税込)58,080円畳数(木造)16畳
消費電力非公表畳数(鉄筋)33畳
乾燥時間64分除湿能力14L/1日
電気代26.36円/回タンク容量3.6L
運転音42dB除湿方式ハイブリット
防臭機能寸法37×23.5×64.5cm
持ち運びキャスターつき重量15kg
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点

寝室用で、静かで暑くならない除湿器は?

コロナ社製のDC-P63A2が運転音36dBの最小クラスで、消費電力も180Wともっとも少ないため部屋が暑くなるリスクを最小限にできます。

詳しくはこちらのページで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

価格(税込)19,500円畳数(木造)8畳
消費電力180W畳数(鉄筋)16畳
乾燥時間173分除湿能力6.3L/1日
電気代18.47円/回タンク容量3.5L
運転音36dB除湿方式コンプレッサー
防臭機能寸法22×33×51.5cm
持ち運び重量7.9kg
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点

除湿器の寿命は?

除湿器は標準使用期間にかんする共通規格が存在しないため、どのメーカーも使用の目安を公開していません。

ただし、コンプレッサー式はエアコンと同じ仕組みと冷媒を使用しているため、年間2,191時間の使用で10年ほど使用できるかもしれません(1日8時間の使用で年間273日)。

除湿器で年間2,191時間も使用しない場合でも、10年経過すると冷媒効率が落ちるため、電気代が上がる恐れがあります。

また、デカント式は冷蔵庫のようにヒーターと熱交換器を搭載しています。

基本的に除湿器は24時間の連続運転をしないため、熱交換器は冷蔵庫より長くもつ可能性がありますが、ヒーターの出力はデカント式の方が圧倒的に高いため、使用時間や回数に関わらず10年もてば良い方かもしれません。

小型・コンパクトな除湿器は?

メーカー
型番
価格(税込)体積寸法
アイリスオーヤマ
DCE-6515
16,484円26,282㎤幅29×奥19×高47.7
パナソニック
F-YZUX60-N
32,800円29,167㎤幅17.8×奥35.7×高45.9
シャープ
CV-P71-W
19,800円32,230㎤幅30.3×奥20.3×高52.4
シャープ
CV-N71-W
20,687円32,230㎤幅30.3×奥20.3×高52.4
コロナ
DC-P63A2
19,500円37,389㎤幅22×奥33×高51.5
コロナ
CD-H10A
36,182円42,026㎤幅36.5×奥20.2×高57
シャープ
CM-P100-W
26,480円42,564㎤幅31.5×奥23.5×高57.5
シャープ
CV-NH140-W
46,800円55,324㎤幅36.5×奥23.5×高64.5
シャープ
CV-N120-W
24,800円59,206㎤幅35.9×奥24.8×高66.5
エネルギー単価27円/kW 燃料費調整額5.13円/kw 再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円/kw 室温20℃湿度60% 価格はAmazon2023年6月3日時点

もっともコンパクトなアイリスオーヤマ製を始め、性能や使い勝手を詳しく知りたい場合は、メーカー/型番をクリック(タップ)すると自動スクロールで紹介ページまで移動できるのご利用ください。

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